新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』を観てきました。
2023年1月27日（土）14時開演 新国立劇場オペラパレス
ピョートル・チャイコフスキー Pyotr Tchaikovsky
エウゲニ・オネーギン Eugene Onegin
全３幕〈ロシア語上演／日本語及び英語字幕付〉
【指揮】ヴァレンティン・ウリューピン Valentin Uryupin 【演出】ドミトリー・ベルトマン Dmitry Bertman
【美術】イゴール・ネジニー Igor Nezhny 【衣裳】タチアーナ・トゥルビエワ Tatiana Tulubieva 【照明】デニス・エニュコフ Denis Enyukov 【振付】エドワルド・スミルノフ Edvald Smirnov 【舞台監督】髙橋尚史
【タチヤーナ】エカテリーナ・シウリーナ Ekaterina Siurina 【オネーギン】ユーリ・ユルチュク Yuriy Yurchuk 【レンスキー】ヴィクトル・アンティペンコ Viktor Antipenko 【オリガ】アンナ・ゴリャチョーワ Anna Goryachova 【グレーミン公爵】アレクサンドル・ツィムバリュク Alexander Tsymbalyuk 【ラーリナ】郷家暁子 【フィリッピエヴナ】橋爪ゆか 【ザレツキー】ヴィタリ・ユシュマノフ Vitaly Yushmanov 【トリケ】升島唯博 【隊長】成田眞
【合唱指揮】冨平恭平 【合唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京交響楽団
前回は2019/2020シーズン開幕公演で、秋篠宮さまご夫妻ご臨席のもと初日を観ました（こちら）。
日本フィルもシティフィル（ティアラこうとう）も藤原歌劇団『ファウスト』もパスしたが、オネーギンは急遽観ることにした。
最初の100分はやっぱり長すぎる
感想をいちいち書くのが面倒になってきたので、超簡単に…指揮者と主要５役の６人（日本化しているユシュマノフを加えれば７人？）はロシアとウクライナから招聘されていた。戦争状態が続く中でも一緒になって素晴らしい舞台を見せてくれたのが何よりよかった。戦争状態にある両国ですが、音楽の世界では思うところは同じ。歌手はみんな客席に響き渡るくらい声量があって大満足
オネーギン、レンスキーのアリア、タチヤーナの手紙の場面が素晴らしかったほか、出番が少ないけどグレーミン公爵の迫力が傑出の出来でお見事と言うほかない。充実した歌手はみんな聴きどころ十分だったし、演技も舞台演出もオーソドックスでよかったと思う。４年前に気になったヘンテコな小芝居はあらかじめ覚悟していたのでさほど気にならず。ウリューピン指揮による東響の演奏も美しかった。
ラストはオネーギンがタチヤーナにすがるもタチヤーナは拒絶して去ってしまい、オネーギンががっくりきて終わるのですが、ヴェルディ、プッチーニ、ビゼー、カヴァッロあたりが書いたらタチヤーナを刺して終わっていたのかななんて思いながら幕…この日は１階席中央から後方あたりが幕が下りている途中でまだ音楽が続いているのに拍手を始めていたのにイラッてきた。隣の女もだけど…もうちょっと我慢しろよ
U25優先のバックステージツアーだったので期待していませんでしたが、なんと当選しました昨年10月『ドン・キホーテ』以来で、これまでにも結構な回数参加していますが、今回は舞台作業の関係で舞台上に上がらないらしい。
翌日の午後は『ドン・パスクワーレ』の舞台稽古。いつもとは違って、１階後方の席から舞台の作業の様子を説明してもらいながら見学。オネーギンの舞台セットを舞台奥に移動させ、下からドン・パスクワーレを上げてきてそれを下手に移動。上から幕や照明を下ろしてきて、ドン・パスクワーレ仕様に変更 etc. 事前に計算尽くされたテキパキした動きに感心しました。最後の方は髙橋尚史舞台監督も来られて質問タイム。早めに作業が終わったとのことで、全員が舞台上へ。
次はさほど好きではない『ドン・パスクワーレ』。
最近は株価が結構上に下に目まぐるしく動くなぁ…日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオがあまり相関しなくて（日経平均への寄与度が高いユニクロは嫌いだし、半導体は業績のブレが大きいから避けていて、ソフトバンクは（ワイモバイルユーザーだけど）企業としての戦略が好きになれないから？）それはそれで面白いけど…ひたすらbuy&holdなので放置しているので気にしないようにしてるけど、ドカンと下がる日は少しイラッてくるのはまだまだ修行が足りないね。今日は全面高なので気分いい…小市民