いわゆる「株クラ」の中で知らない人はいないくらい有名。「オジキ」と言えばこの人。みんなの人気者。朝倉慶さんの『株はもう下がらない 』(副題:『誰も止められない 世界的金融インフレの暴走』)(2026)を読みました。
今年の流行語大賞は「もう株は下がらない 」か「株高!円安!金利高! 」か、もういっそのこと「オジキ 」で決まりですね
\発売から1ヵ月で大増刷5刷!/ 誰も止められない世界的金融インフレの暴走。「インフレ税」が資産なき人々を直撃する!暴落は二度と起こらない。しかし本当の大混乱はこれから始まる!残酷なインフレ時代を生き抜く唯一の解決策 【Amazon本の売れ筋ランキング】総合《第1位》獲得!(2025年12月6日~11日)金も不動産もまだまだ上がる!! 驚異の上げ幅! 注目の株式20 ・“光半導体革命”の本命候補 ・AI相場の“大本命”日本市場の唯一無二 ・資源インフレ時代の“本命中の本命” ・日本一の大家・三菱地所の真価がついに開く ・“食品スーパーの革命児”37期連続増益 etc. 株式市場はもはや従来の市場ではない。株価こそ政策の中心を成す政策装置なのです!だから株はもう下がらない。暴落は二度と起こせない。起こさせてはならない。これこそが“新しい資本主義”の正体なのです。ところがこの体制が生み出した最大の副作用があるのです。それが〈上昇抑制不能構造〉です。株は下がらないが、今度は上昇も止められない。円安も止められない。金利高も止められない。インフレも止められない。暴落で滅びるのでなく、上昇で滅びる時代に突入したのです。これから世界も、特に日本は想像を絶する大混乱が襲ってきます。(「はじめに」より)現金が溶けていくインフレ時代に備えろ! 実物資産だけがあなたを守る ・インフレ税は、政治家がもっとも好む“見えない増税” ・なぜ政府とエコノミストはこの危険に気づかないのか?構造的な盲点と最大の問題 ・金融資産のみが膨張していく世界へ ・ラーメン1300円でわかる日本の新しい現実 ・高圧経済という幻想に、なぜここまで囚われるのか? etc. 〈目次〉 序 章 インフレ税が資産なき人々を直撃する! 第1章 恐慌を封じた代償 株はもう下がらない 第2章 快楽均衡と迫りくるインフレの正体 第3章 高圧経済という幻想 第4章 過熱する金はこれからも買い! 第5章 痛みの否定と国家の終点──「優しさ」が国を滅ぼす時 終 章 朝倉慶が注目する株式20
もともとは1990年代から一貫して売りで利益を出してきた方ですが、リーマンショック後に政府がお金をじゃぶじゃぶに供給して株価がこれ以上下がらなくなったことから、一転して株・不動産・金などの現物資産を保有することを強烈に推奨するように方針転換。強気派の代名詞となっています。
毎週水曜日と金曜日の朝倉慶チャンネルをいつも楽しみにしていて、欠かさずずっと見ています(事情により、過去の動画は非公開になっています) 。
朝倉慶さんのトークはめちゃくちゃ面白くて毎回必ず笑ってしまうほどだし、今年3月の暴落相場ではいつも勇気づけられました。
先週金曜日の朝倉慶チャンネル(9月18日)は52万回再生
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主張は明快。リフレ派を激しく批判して、ガソリンなど補助金や積極財政に危機意識を持っている。日々減価していく円を持つこと(← 国民は知らず知らずのうちにインフレ税を支払っている) に警鐘を鳴らし続けています。主張としては、藤巻健史さん、佐々木融さんなどと同じですね。YouTubeでは何度となく「株高! 円安! 金利高! 」「株価は上に行きたくてしょうがない 」という言葉が出てきます。「株を持っている人と持っていない人との間の格差が開く一方だという残酷な現実 」や「高市首相は優秀でリーダーシップもある素晴らしい政治家だが、経済政策だけは間違っている …ガソリンの補助金や食料品の消費税減税は愚策 」とも。
基本的に朝倉慶さんの主張に同意。ガソリンの補助金や食料品の消費税減税などは撤回すべきだと思う(後者は選挙公約なので無理だろうけど、特に前者は意味が分からない。 そもそも資源は有限なので、世界情勢に関係なく節約すればいいと思うのですが…撤回すると野党がうるさそう…国民もマスコミも政府は無策だと批判するのでしょうね) …朝倉慶さんは本著の中で、政治家は国民に優しい政策を採用しがちで、国民もそれを望んでいるが、その「優しさが国を滅ぼす」と。日本国憲法第25条において生存権が保障されているので弱者を切り捨てることができないのはそのとおりですが、過剰な甘えの構造や選挙対策によって国民に対して厳しい政策を採用しにくいので、円の価値が日々確実に目減りしていく。補助してもらった人は、インフレを放置している政府が悪いと不満を言うべきではなく、それは自然の成り行き・経済原理の必然であって、ある意味仕方ない。それだけでなく、そもそも海外では日本よりも物価高なので、輸入品が高くなりダブルでしんどい。現在はインフレではなく高圧経済が有効なのか、あるいは、朝倉さんの説が正しいのか、これは何年かすれば判明しますが、投資する者としてはどちらかを選択して(あるいはその中間を取って?) 行動する必要がありますね。
また、金利高も同様。朝倉慶さんが上記の動画の中で「3年前から住宅ローンは変動金利にしろと言ってきた。変動金利だと恐ろしくて眠れない」と言っていました。私もまったく同意。私は世の中の人々の中でかなりの異端派かもしれませんが、ずっと前のデフレ時代から一貫して固定金利派の私としては、なぜ固定金利にしないのか不思議とさえ思っています。 自宅を購入した際には一点の迷いもなく「固定金利+元金均等返済」(← 金利を最後まで固定して、毎月の返済額を徐々に減らしていく…元利金等より総返済額が少ない) を選択しました。住宅ローン減税がなくなり、 かなり前に繰上完済しているので、結果としては、変動金利の方が有利な時代だったため少し多めに利息を支払うことになりましたが、下手くそだったのかもしれないけど長期のリスクを考えれば 安心を買ったオプション料と考えていて、リスク管理の観点でまったく後悔していません。某銀行の住宅ローン利用者のほぼ全員(9割以上) が変動金利だと聞いたことがありますが…変動金利だと目先安く借りることができますが、朝倉さんが言うとおり金利が上がっていく局面ではしんどくなりますね。日本の長期金利は3.1%へ、米国も5.2%へとグイグイ上がっています
デフレ時代が終わり、インフレ時代・金利のある世界に入ってきたので、しっかり対応していきたいと思います。
「インフレとは、国民から"こっそり税金を取る"仕組み (中略)この"こっそり取る税金"のことを、私はインフレ税 と呼んでいます。そしてこのインフレ税こそが〈日本で もっとも残酷な"逆進性"を持つ税金である 〉」(p12) 「庶民の現金が目減りし、資産家はインフレで儲かり、政府は税収が増える 」(p17) 「高圧経済は現金を持つ者を弱らせ、資産を持つ者を強くする政策です。株、不動産、金などの資産はインフレが進むと必ず価値が上がる。つまり高圧経済は"資産保有者"を守り、"現金保有者"を犠牲にする政策 。そしてこう言えるのです。高圧経済が続く限り、株は下がりようがない 。(中略)答えは非常にシンプルです。現金を減らし、資産を持つこと 。」(p26) 「朝倉は一貫して主張してきました。〈株高、円安、金利高は歴史的な動きだ!これは誰にも止められない!〉まさにそのダイナミックな歴史の流れ、時代の勢いがかような誤った政策を人気化させるわけです。」(p34) 「◆だからこそ私は言い切ります 日本はこれから、インフレ通貨国家としての未来を歩む。 そして、その未来において株は決して下がりません。株価を押し上げる構造が“国家の仕組み”そのものだからです。インフレ通貨国家=通貨安国家。通貨安国家=資産高国家。インフレ期にもっとも危険な行動ー現金を持ち続けること インフレが進み始めた今、もっとも危険で、もっともやってはいけない行動があります。それは - 現金を持ち続けることです 。私は講演でいつもこう言います。「現金は“資産”ではない。インフレ期の現金は”溶けていくもの”だ」 これは脅しではなく、歴史が何度も証明してきたインフレ期の絶対法則 なのです。 」(p48) 「インフレ期には、●株価 ●不動産 ●コモディティ ●金 ●企業利益 これらがすべて名目で上がっていく。一方、現金は価値が毎年3~10%ずつ溶けていく。つまり、“現金を持つ者は苦しみ、資産を持つ者が豊かになる”。この構図は避けようがありません。だからこそ私は「株はもう下がらない!」と断言するのです。」(p53) 「インフレ期にもっとも強い資産は「株式」である 。インフレ期にもっとも弱い資産は「現金」である 。そして、日本がインフレ国家に向かう限り、株価は長期的に上がり続ける 。これが本書のテーマ『株はもう下がらない! 』の根拠です。インフレの世界では、 “株を持つか、持たないか”が人生を分けるのです 。(中略)インフレの世界では行動を起こした者だけが守られ、行動しない者は静かに貧しくなる。だからこそ私は、「株を持つことが、現代の“最大の防衛策” だ」と強く訴えたいのです。」(pp59〜60)
「日本全体はインフレの芽が激しく燃えさかろうとしています。それなのに、このような状況下において、これほどの財政拡大を行って景気に火を付けることはまさに自殺行為のように思えます。「責任ある積極財政」の下、日本はいよいよ止まらないインフレへと向かっていく流れです。これら補助金や減税策は一見、庶民を助けるように思えても、実は近いうちにインフレとなって、激しくしっぺ返しを食らうでしょう。」(p107) 「市場の読み通り、円はさらに安くなってきました。115円が160円になっては40%の下落です。結局、原油を海外から購入する日本はガソリン補助金を始めた時点より30〜40%高い原油を円安進行によって購入する羽目となったわけです。これではガソリン価格が30〜40%下がっても一緒のことです。本当に愚かな政策だと思います。それをまた全政党一致で喜んで暫定税率廃止に至ったわけですから、これはもう漫画の世界です。ですから朝倉は一貫して<政府に頼るな、自分で何とかしろ、インフレになることは必至だから、株を購入してインフレに備えろ>とアドバイスしてきたわけです。 (p206)
片山晃(五月)さんとの対話(前半)
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今日の朝倉慶チャンネルは「(リフレ派は) 幻想を捨てろ」「リロリロリロ〜ン」 高橋洋一が何とかの一つ覚えみたいに繰り返している「銀行を儲けさせるために日銀が利上げした」という主張を一蹴
今年の流行語大賞は『株高!円安!金利高!』に決定!
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朝倉さんのゴリヤク(ほんまかいな) による今日の猛烈な上げで、私の保有銘柄はほぼ全面高(下げたのはSBG、JX、重工くらい) となり、めでたくLHを更新しました(配当権利落で月末に下がるだろうけど )
朝倉さんの最新の著書『勉強しなくてよかった 』も読まなきゃ…