【指揮】大野和士 【ピアノ】藤田真央 【ヴァイオリン】矢部達哉(都響 ソロ・コンサートマスター)
ヴァレンティン・シルヴェストロフ (アンドレアス・ジース編曲):ウクライナへの祈り(管弦楽版) [日本初演]
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
【アンコール】
バッハ(ラフマニノフ編曲):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006より「ガヴォット」
R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》 op.40
Earth Dayというわけで(口実があれば何でもOK)仕事を来週に回してサッサと切り上げ、東京文化会館へ。お二方とLINEにて待合せ。ラム肉をめっちゃ食べてきたそうです。私もお誘いを受けましたが、さすがに17時スタートの夕食には間に合わない。真央クンを楽しみにしているお二人はとても楽しそう。まぁ、ホントのところは私に1か月ぶりに会えて嬉しいのでしょうか妄想癖が…仕事は別々になっても時々職場に遊びに行くのです。
さてさて、「本日は平和への希求を音に託して、ウクライナ出身作曲家の楽曲をプログラムの冒頭に追加して演奏致します」ということで、急遽プログラムに追加された『ウクライナへの祈り🇺🇦』が最初に演奏されました。5分程の短い曲ですが、とても美しくて胸にしみてウルウルきました
次はお待ちかねの真央クンによるシューマン。真央クンのインタビュー記事
真央クンのシューマンを聴くのは2020年11月N響定期以来
私のイメージより遅すぎ。もうちょい速いのが好み。熊倉N響の時は結構泣けたけど、大野さん・都響・真央クンの組合せは深刻なところがなく結構明るめの色合いで、泣けるような感じではなかった。オケとチグハグだという前日の感想を読んだが…まぁ、そういうところは何ヵ所かはあったけれど、しかし、真央クンのキラキラ音は聴いていてとても楽しいオーボエとの掛け合いも見事。幸せな気持ちにさせてくれるピアノは彼の魅力。アンコールは、昨日はK545第1楽章だったそうで、今夜はガヴォット。楽しい系の選曲。アキコさんもヨシミさんも大満足でずっと笑顔でした
後半は『英雄の生涯』
英雄の生涯は2020年1月ルイージ指揮N響オーチャード定期以来。昨夜のオペラシティでは14型だったそうですが、今夜の文化会館では16型に拡大。TOCで16型だと音が飽和してグワングワンするだろうけど、デッドですっきりな文化会館だと16型の音圧を浴びるのは実に気持ちいいR.シュトラウスの音楽に浸るのは快感。トランペットのバンダも素晴らしいかったし、特に「4.英雄の戦い」の派手派手感は爽快だった。コンマス矢部ちゃんのソロは聴きごたえ十分。ソリストとしても立派2年程前に聴いたルイージ・N響でのキュッヒルの圧倒的な演奏に迫っていたかも。最後もしみじみきた。昨夜の演奏の評価はネット上でまちまちだったようだけど、今夜の演奏はとても素晴らしかった
#都響
— 渡邉ゆづき Yuzuki Watanabe (@YUZUKI79403436) 2022年4月22日
本日もご来場下さいました皆様本当にありがとうございました。
この2日間の本番で何度音楽の神様が舞い降りただろう✨🥹✨
Bravissimo‼️👏#大野和士 #藤田真央 #矢部達哉
忘れられないコンサートとなりました✨
終演後の舞台袖にて👏☺️👏 https://t.co/gmihfD9NHY pic.twitter.com/3ZQzXAIRXV
感極まる
今週も仕事でめっちゃ疲れたけど、金曜日の夜に素敵な仲間と素敵な演奏を聴けたのがとても嬉しい。マリコさんはまたの機会にねみなさん、素敵な週末をお過ごしください。
都響のYouTubeより