都響第948回A:シューマンP協奏曲&英雄の生涯(大野和士&藤田真央&矢部達哉) | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

東京都交響楽団 第948回定期演奏会Aシリーズを聴いてきました。都響2022年度スタートです。最近は新型コロナの影響で年間会員券払戻しとかばかりでしたが、今シーズンはいいスタート。

前の職場の楽しい同僚アキコさんとヨシミさんとご一緒に聴きました。マリコさんもお誘いしましたが、このあたりは仕事が忙しくて断念。仕事をさっさと切り上げてこっちの演奏会に来ればいいのにとは思いますが、仕事をバッチリやる方を選択するのがマリコさんの素敵なところなんですよねラブラブラブキラキラでも、真面目すぎるんじゃないかガーン



2022年4月22日(金)19時開演 東京文化会館

【指揮】大野和士 【ピアノ】藤田真央 【ヴァイオリン】矢部達哉(都響 ソロ・コンサートマスター)

ヴァレンティン・シルヴェストロフ (アンドレアス・ジース編曲):ウクライナへの祈り(管弦楽版) [日本初演]

シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54

【アンコール】

バッハ(ラフマニノフ編曲):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006より「ガヴォット」

R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》 op.40


Earth Dayというわけで(口実があれば何でもOKウインク仕事を来週に回してサッサと切り上げ、東京文化会館へ。お二方とLINEにて待合せ。ラム肉をめっちゃ食べてきたそうです。私もお誘いを受けましたが、さすがに17時スタートの夕食には間に合わない。真央クンを楽しみにしているお二人はとても楽しそう。まぁ、ホントのところは私に1か月ぶりに会えて嬉しいのでしょうかおーっ!妄想癖が…仕事は別々になっても時々職場に遊びに行くのです。



さてさて、「本日は平和への希求を音に託して、ウクライナ出身作曲家の楽曲をプログラムの冒頭に追加して演奏致します」ということで、急遽プログラムに追加された『ウクライナへの祈り🇺🇦』が最初に演奏されました。5分程の短い曲ですが、とても美しくて胸にしみてウルウルきました笑い泣き


次はお待ちかねの真央クンによるシューマン。真央クンのインタビュー記事


真央クンのシューマンを聴くのは2020年11月N響定期以来下矢印


私のイメージより遅すぎ。もうちょい速いのが好み。熊倉N響の時は結構泣けたけど、大野さん・都響・真央クンの組合せは深刻なところがなく結構明るめの色合いで、泣けるような感じではなかった。オケとチグハグだという前日の感想を読んだが…まぁ、そういうところは何ヵ所かはあったけれど、しかし、真央クンのキラキラ音は聴いていてとても楽しいキラキラオーボエとの掛け合いも見事。幸せな気持ちにさせてくれるピアノは彼の魅力。アンコールは、昨日はK545第1楽章だったそうで、今夜はガヴォット。楽しい系の選曲。アキコさんもヨシミさんも大満足でずっと笑顔でしたウインク



後半は『英雄の生涯』


英雄の生涯は2020年1月ルイージ指揮N響オーチャード定期以来。昨夜のオペラシティでは14型だったそうですが、今夜の文化会館では16型に拡大。TOCで16型だと音が飽和してグワングワンするだろうけど、デッドですっきりな文化会館だと16型の音圧を浴びるのは実に気持ちいい爆笑R.シュトラウスの音楽に浸るのは快感。トランペットのバンダも素晴らしいかったし、特に「4.英雄の戦い」の派手派手感は爽快だった。コンマス矢部ちゃんのソロは聴きごたえ十分。ソリストとしても立派ルンルン2年程前に聴いたルイージ・N響でのキュッヒルの圧倒的な演奏に迫っていたかも。最後もしみじみきた。昨夜の演奏の評価はネット上でまちまちだったようだけど、今夜の演奏はとても素晴らしかったキラキラ




 

感極まる



今週も仕事でめっちゃ疲れたけど、金曜日の夜に素敵な仲間と素敵な演奏を聴けたのがとても嬉しい。マリコさんはまたの機会にねウインクみなさん、素敵な週末をお過ごしください。



都響のYouTubeより