Peter Pan @ フォルクスオーパー(June 3) | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

Wiener Staatsballett "Peter Pan" をVolksoperで観ました。
   
6月3日(月)はもともとブラティスラヴァに日帰り旅行する予定だったので諦めていましたが、根占啓介さんが主役を踊るのだから、やはり観なきゃと思いなおした。旅行出発の1週間前にチケットを取ったのですが、平土間席10列目の正面というとてもいい席。第2カテゴリーでも€63という格安です。

ブラティスラヴァから早めにウィーンに戻ってきて、ホテルでシャワー浴びてから、めったに乗らない地下鉄U6のVolksoper駅で降りるとすぐにあります。
  
正面から撮ってみる


フォルクスオーパーのホワイエは狭くて地味な印象。
平土間席もコンパクト
シャンデリアも…シャンデリアも…ないガーン
  
ピーターパンは、大まかなストーリーは知っていますが、映画とかで見たことはたぶんないはず。パンフレットは基本的にドイツ語ですが、ストーリーは英語で書かれているので頭に入れてのぞみます。お子さん連れが多くて、微笑ましい。
  
2019年6月3日(月)19:00 - 21:15 1 intermission
Peter Pan Ballett in zwei Akten nach der Geschichte von J.M. Barrie

【振付】Vesna Orlic 【指揮】Wolfram-Maria Märtig
【音楽】Erich Wolfgang Korngold, Max Steiner, Franz Waxman, Miklós Rózsa, Bernard Herrmann, Leroy Anderson, Isaac Albéniz, Guido Mancusi, Sebastian Brugner-Luiz 【音楽コンセプト】Vesna Orlic, Gerald C. Stocker 【舞台・衣装】Alexandra Burgstaller 【ビデオ】Andreas Ivancsics 【ドラマツルギー】Monica Rusu 【リート・テキスト】Marcus Everding

【ピーターパン】Keisuke Nejime 根占啓祐 【ピーターパンの影】Robert Weithas
【ティンカーベル】Suzanne Kertész 【ウエンディ】Mila Schmidt 【キャプテン・フック】László Benedek
【ジョン】Lorenzo Salvi 【マイケル】Justus Eder 【ミセス・ダーリン】Elena Li 【ミスター・ダーリン】Samuel Colombet 【ナニー(お手伝いさん)】Una Zubović 【ミスター・スミー】Patrik Hullmann 【タイガーリリー】Tainá Ferreira Luiz 【タイガーリリーの兄】Felipe Vieira 【インディアンの長】Jakob Semotan Mamuka 【ギター・プレイヤー】Andrea Wild 【人魚】Kristina Ermolenok, Tessa Magda, Natalie Salazar 【海賊たち】Marie-Sarah Drugowitsch, Kristina Ermolenok, Ekaterina Fitzka, Dominika Kovacs-Galavics, Elena Li, Tessa Magda, Olivia Poropat, Natalie Salazar, Roman Chistyakov, Dragos Musat, Gleb Shilov, Felipe Vieira 【インディアン】Marie-Sarah Drugowitsch, Kristina Ermolenok, Ekaterina Fitzka, Elena Li, Tessa Magda, Natalie Salazar, Roman Chistyakov, Dragos Musat
  
冒頭は映画仕立てになっていて、キャストが幕に投影されてスタート。とにかく楽しい爆笑 根占さんが舞台を縦横無尽に駆け回る。根占さんの元気いっぱいの踊りは素晴らしいし、脇を固めるダンサーもとても巧く、ギャグもあって子どもから大人まで誰もが楽しめる素晴らしい公演ウインク

影との息もぴったり合ってとても面白いルンルン

 
ウェンディ Mila Schmidt と… cuteラブラブ

やきもち焼きのティンカーベル Suzanne Kertészラブラブ


 
キャプテンフック László Benedek とミスター・スミー Patrik Hullmann。パイレーツ面白すぎ爆笑

夢いっぱいの素晴らしい公演でしたルンルン
 
Staatsoperはもちろん素晴らしいのは当然ですが、根占啓介さんがフォルクスオーパーで主役を張って絶賛されているのを観て胸が熱くなった笑い泣き 日本人として誇らしい。たいへん立派なことだと思います。誰も(奥さま?が少し離れたところに…)出待ちしていなかったけど…出て来られるのを待ってサインをいただきましたウインク


もしタイミングが合えば、根占啓介さんの『ピーターパン』をご覧になることをお勧めします。

1日違い(公演は6月9日)で、同じフォルクスオーパーで上演されたNatascha Mairさん主演の『Coppélia』を見逃したのは一生の不覚ガーン 滞在中に2回会えたけど…