睦美の短歌日記 -44ページ目

2007年10月の投稿歌②

息を呑む
■五秒間時を戻してくれるなら 吐いた言葉を飲みこめるなら

ゲーム
■恋愛はローグライクだ 入り口に戻されてまたレベル1から

いとおしい
■親孝行まだしてないよ 痩せてゆく母の手首がただいとおしい

写真・カメラ
■ファインダー越しに覗いた世界には僕だけが知る優しさがある

恋わずらい
■昨日よりあなたを得てもまだ欲しい 強欲ならん私の空洞

運命
■手のなかにある虫けらの運命を今この瞬間私が握る

色づく
■去ってゆく男の肩を染めていた秋の夕焼け空が滲んだ

2007年10月の投稿歌①

Get up 立ち上がれ
■歩き出せ 悔し涙は見せぬよう ヒール鳴らして頭を上げて

アクセ・貴金属類
■十二時を待たずあなたは帰ってく ベッドにガラスの指輪残して


■なんとなく、なんて本当の理由など真面目な顔の君に言えない


■君の過去、つきあうまでは笑えてた 思考の森で散りゆく桜

秋咲きの花
■まばたきで涙一粒ふり捨てる 夜露をこぼす桔梗のように


■もう逢えぬことは知ってた だからこそ祈りをこめて またね、と言った

カルピス
■カルピスの氷が溶ける音に背を押され切り出す別れの話

お弁当
■消費する側から作る側になりはじめて理解する愛もある

爽やか
■爽やかな朝の空気をいっぱいに吸って追い出す昨夜の記憶

掻く
■痒くないところばかりを掻くようなその不器用な優しさが好き


■共犯になるためだけのキスをする すべてを酒のせいにしながら

予定
■泣くことも予定調和に過ぎなくて君をとどめるすべはもうない

コーヒー
■「ごめんね」をくれたけどまだすねておく このコーヒーを飲みほすまでは


■誘われて飛び上がりたい感情は隠してしばらく迷うふりする


■反射する雪のひかりの中をいく眩しいほどに君のシュプール

疑う
■疑いは口にはしない 素の顔で嘘つく君を見たくないから

殴る
■別れるかグーで私に殴られるか どっちか好きなほうを選んで

約束
■果たせない約束ばかり増やしてた それが鎖になると信じて


■死別だと思っておこう もう二度と君の心音聴くこともない


■嫌われた理由を考えつつ帰る 雨の冷たさに気づくことなく


■黒髪を撫でる指先優しくて眠ったふりを続けていよう

中途半端
■悪役に徹することもできなくて言い訳をする中途半端さ

蹴る
■新雪を青空めがけ蹴りあげる 北海道の冬がはじまる


■ぎこちない指少しずつ溶けてゆき巧すぎるから最初の嫉妬

未練
■根っこから抜いて下さい 芽を出した未練の花が可哀想です

逆転
■見下ろした形になったその刹那、君を私の支配下に置く

裏切り
■キス一つ交わしただけで裏切りと言えるあの子を妬んでしまう

林檎
■海と風、太陽、酸素 それだけじゃ埋まらぬ隙間を林檎はうたう

プチオフ会

去年、モバ短の、そして歌クテルのA.Iさん(以後、えーちゃん)とプチオフ会をしました。
バリから新婚旅行帰りだったえーちゃんは、人妻オーラを振りまいてる──と思いきや、まったく変わりがなかった(笑)
ひさびさにリアルに短歌談義ができるー!とウキウキしました。短歌やってる人なんて身近でいた経験がないし、飢えてるんだよね。
大阪名物の炉端屋で、飲み食いしました。
バリ土産をいただき、ぶっちゃけトークに花が咲き、ほんと楽しかった。
で、旦那さんや旦那さんの上司とも合流して四人でお好み焼きを食べつつ飲みました。
えーちゃんの旦那さん、カッコイイです大人です喋り上手です、そしてデッカイです(笑)
その後四人で夜の大阪観光しました。
ミナミの名物看板シリーズを見回ってたこ焼き食べたあと、新世界に移動して串焼きを食べた。
もー、腹ぱんぱんや!(笑)
しかも男ふたりはえーちゃんと私を串焼き屋に残して、飛田新地見物に…いいのか、えいちゃん(笑)

家に帰って、まだ酔っぱらった頭で「歌クテル」を読んでたら、ムズムズしてきた。
で、酔っぱらった頭で、世紀の大傑作を短歌を何首か詠んで大満足して倒れるように寝た。
起きて読みかえしたら俵万智の丸ぱくりが混ざってたから、笑った(涙)

えーちゃんありがとう♪また遊ぼうー♪