赤穂市・赤穂郡外川ピアノ教室

赤穂市・赤穂郡外川ピアノ教室

兵庫県赤穂市・赤穂郡上郡町でピアノを教えて三十ウン年。幼児から高齢者まで、クオリティ・オブ・ライフの向上にピアノレッスンの意義を見出して日々励んでいます。絶対音感インストラクター資格あり♪

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ピアノを教えてるとき、なかなか弾けなくて、

こちらも言葉を変えたり、

手段をいろんな方向から使ってみたり

短いレッスン時間の間に、頭の中でたくさんの回路がフル回転しているのがわかります。

生徒さんにもいろんな言葉を駆使して伝えるのですが、

説明していて、あらためてピアノを弾く作業の細かさを思います。

手の形を整える

弾く指の支えを作り、

一瞬にして打鍵する

と同時に力を抜く

という一連の作業を瞬時に行い連続させる…

自分で書いてみても、これだけ書き上げるとため息が出そう。

ただ、この一連の動きも練習によっていとも簡単に行えるようになるので、

脳の働きってすごいなあと思います。

確かに、頭がくらくらしそうですが、

だからといって表面だけの難しさを見て諦めるなんて、もったいない!

一連の動きは先ほどのように言語化して理解することができます。

そしてそれを実行するだけです。

理路整然と理解して進んでいけばいいんです。

自分で理解する、すなわち脳への刺激なんです。

練習すれば憧れの曲が弾けるようになリ、

その喜びを体験することで、

やる気ホルモンのドーパミンが分泌され

学習能力が上がっていくそうです。

このような刺激を、成長期の子どもさんに与えてあげたいですね。



上郡町文化協会の研修旅行で奈良へ行きました。
大仏様に災害復興と、家内安全と、ピアノ上達のお願いをしてきました。(欲張り?)







今年も大学卒業生のみなさんで行う弾き合い会に参加してきました。

今年の演目はピアノを中心に声楽、管楽器独奏の3種類で行われました。

私は、今年はブラームスの小品2曲(間奏曲とバラード)を発表しました。

以前練習したことはありますが、レッスンを受けている先生からオーケーの出なかった、
心残りの曲でした。

あれから十数年が経ち、練習の進め方や、音の出し方が少しずつ変わってきたこともあり、再チャレンジしました。

以前は何も思わず弾き飛ばしていたところが、今は一つずつ引っ掛かるようになり

音を細かく聴きながら練習できている感覚が出てきました。

若い頃、郷里で習っていた先生が、

「歳をとっても、大曲でなくていいから、素敵な小品を素敵に弾けるようになりたいわね」

と、言われていて、私もそうなれたらいいなと思っていましたが、

ここに来てようやくそのスタート地点に立てたような気がします。






今日のNHK大河ドラマ「西郷どん」では、西郷吉之助が単身長州に乗り込んで戦争を終わらせると言う話でした。

長州の玄関口として岩国藩を守る吉川監物がその交渉に当たった、ということで、テレビに大きく「岩国」の文字が映し出されると、

ふるさとを離れてもう30年以上経つというのに、心が浮き立ちます。

そして、歴史の大舞台に岩国があったと言うのもあらためて知った喜びでもありました。

小学生の頃、たぶん社会見学などで歴史資料館を訪れ、先生の説明があったのでしょうが、

当時はそのような古くさいものになど興味はなく、一番わかりやすい錦帯橋が、全国でも珍しい橋として

有名なのだということだけ覚えて大人になりました。

西郷さんにしろ、勝海舟にしろ、吉田松陰、坂本龍馬など幕末を生きた人々のドラマが最近特におもしろく、

たいへん興味深くドラマをみています。

今の時代も幕末の頃に負けずたいへんな変革の時だからかもしれません。

小市民は大きな流れに乗っていくしかないですが、こういう生き方を貫いた人の熱い想いを見せてもらうことで、元気や勇気を分けてもらっています。

そんな中で出会った、ふるさとのエピソード。

嬉しいもんです。

今度帰ったときは、郷土資料館をのぞいてみたいと思いました。

長いこと小さなお子さんを相手にしていると、

 

楽しいことばかりですませられないこともあり、

 

レッスンが終わった後、これでよかったのかな、と少し落ち込むことがあります。

 

このたびのハプニングは、電車の大好きな4歳の男の子のレッスンでのこと。

 

何にでも興味を示し、少しでも隙あらばレッスンの合間に面白そうなものを見つけてそちらへ気持ちを持っていかれてしまいます。

 

なるべくそういうものは隠すようにしているのですが、それでもうまくいかないこともあるのです。

 

うちのレッスン室は2階にあり、電車の通る様子が見渡せて、電車好きには格好の見晴らしのよさ。

 

電車大好きな彼は、電車の音を聞きつけ、電車を見に行くと言って聞きません。

 

レッスンの間はお外には出られないんだよとお母さんと二人で言い聞かせるけど、

 

泣いて泣いて自己主張します。

 

私は、ここは、大人の踏ん張りどころだと、彼を抱きしめ、抵抗するのを、

 

「そうだね。見たいね。電車好きだもんね。わかってるよ。

でも、今はお勉強の時間だよ。

少し我慢しようね。」

 

と、繰り返し、“絶対に”(これ、ポイントだと思ってます)外へは出しませんでした。

 

結局5分か、それ以上なだめるのに時間を費やしましたが、

 

私は、けじめはつけないといけないんじゃないかと思うんです。

 

あんなに一生懸命に泣いているのに、ちょっと電車を見せてあげれば気がすんだかもしれないのに・・・・

 

私はひどい先生なのかな、と思いつつ。

 

それでも、ひとしきり泣いたらあとはレッスンを進めさせてくれ、

 

終わるころには何もなかったかのように、バイバイのタッチをしてくれました。

 

帰った後も、あんなに泣かせてしまった自分のやり方に少し落ち込んでいましたが、

 

子どもにとって、大人が何を大事にしているかを見極めさせることはやはり意味のあることだと思います。

 

それが子どもには受け入れられることか、そうでないかは子ども自身が決めることで、

 

もしかしたら私は嫌われることになるかもしれないのですが。

 

精一杯

 

「あなたのことが好きよ」

 

の、サインは出してたつもりですけどね。

 

思うようにはいかないです。

 

毎回、精いっぱい、のレッスンです。

 

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上郡町の子育てセンターに、定期的にわらべ歌や手遊び歌で遊びに行っておりました。

 

実は、5年前に、兵庫県主催の講座を受講し、「ひょうご あそびの伝承師」という肩書をいただきました。

 

今ではめったに聞かれない、歌われなくなったわらべうたや、遊び歌などを自分自身が歌いたいという思いもあって受講しましたが、

 

いざ受講してみると、子どもたちの環境に仲間と遊ぶ時の歌がなくなりつつある、という教育者としての危機感を説明され、

 

気軽に参加した私にとって、ずいぶん意味のあることをするものなんだなあと、気を引き締める思いがしました。

 

伝承師の肩書をいただいてからは、少しそのことに触れながら、同じ兵庫県の、「絵本の伝道師」の名前をいただかれた方と一緒に

 

子育てセンターや、施設訪問を続けておりました。

 

その一つが、子育てセンターでの訪問でしたが、このたび1年間の訪問に対して、

 

しかも、最後の日に他の用事と重なっていけなかった私に、お世話係の方たちがわざわざうちまで訪ねて、

 

皆さんの寄せ書きを届けてくださいました。

 

丁寧に、子どもたちの手形を押して、そのうえに、ひとりずつメッセージを書いてくださったもので、

 

その寄せ書きもですが、わざわざ、本当にわざわざお子様連れでうちまで訪ねてくださった、

 

その気持ちがありがたく、また次も頑張ろうという気持ちにさせていただきました。

 

もちろん、続けようと思う気持ちはこの寄せ書きがなくても変わりませんが、

 

寄せ書きに詰まった皆さんの思いが何とも私の気持ちを暖かくしてくださいます。

 

このような心のやり取りのできるお母さんたちのもとで育つ子どもたちは、きっといい子になることだと思います。

 

そのような方たちのもとでかかわらせていただけたことに感謝いたします。

 

 

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最初は、頭にはてなマークが飛び交ってたけど、コツを教えると、皆さんできるようになりました。

 

 

 

 

 

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赤穂市・相生市・上郡町の外川ピアノ教室です。

昨年の(ついこないだの!)クリスマス発表会が終わり、そのあとおばあさんの白内障手術に付き添い、年賀状を作成し、ちょこっと台所を掃除しておせちを作り、実家に新年の挨拶に行き、…

世間のみなさまも大抵そうでしょうが、本当にせわしない数週間ですね。

発表会では一昨年から引き続き客演の方に来ていただいて、いろいろな楽器の音色に触れていただこうと企画しています。

お正月に実家にて、甥っ子や姪っ子とボードゲームを楽しんでおりますと、知人からメールが入っており、京芸卒の息子さんのコンサートの案内がきてました。

さっそく新年の挨拶と共に近況報告のメールのやり取りをするうちに、次回の発表会での客演の話をすることができ、新年早々発表会の見通しがたち、嬉しい滑り出しとなりました。

音楽始め、芸術や文化を生業とする人にとって、その人の作品やパフォーマンスを発表する場所や機会はとても大切なこと。

そのパフォーマンスを受けた人それぞれに何かのメッセージが伝わり、次の文化への芽吹きや行動が起き、また新しい動きが始まる…

そんな文化の連鎖反応があちこちで起これば、豊かな時間を過ごせる人たちが増えて、豊かなまちづくりに繋がっていくのではないか…

そんな夢を描いたりします。

文化は自分との対話。
ことばを介さない感性という魂のコミュニケーション。

そこには、ただ、今よりもう少しよくなりたいと努力する自分との闘いだったり、謙虚に自分を見つめる素直な自分自身がいて、清々しいものを感じることができます。

そういうものを届けることができたらいいなといろいろ考えを巡らせています。

なかなか私自身が清々しくないときもありますが(汗)、それでもカメの歩みでもって前進していきたいと新しい年の始めに思います。

実家にて、食卓を囲みました。ごちそうを、ありがとう


みんなでボードゲーム。モノポリーは、奥が深い!



お墓参りの山道で、道一杯に落ちて、まるで絨毯のようだったドングリ。



本年も、どうぞよろしくお願いいたします。





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赤穂市・相生市・上郡町の外川ピアノ教室です。

おばあさんの白内障手術のため、付き添いで病院に。
待ち時間にと、持ってきた本をゆっくり読んでいます。





フランスでピアノの研さんを積み、フランスでピアノ演奏、後進の指導も行っている筆者の、音楽と関わりを持ちながら広い世界で活躍する一流と呼ばれる人たちへのインタビュー集です。
経済学者、メディア編集者、パティシエなど、彼らの仕事に対する思いと共に、そんな彼らが音楽とどう関わっているかがとても興味深いです。

また、私など、つい狭い場所で思考回路を回しそうになりますが、彼らのような、違う世界からの音楽へのアプローチは多くの示唆に富んでいて、新鮮な視点を開かせてくれます。

特に、経済学者でありながら、ピアノの演奏活動も行っているジェラール・ベッケルマン氏の、限られた時間をいかに使い、仕事も演奏活動も含め人生を楽しむ様子は、人の限りない可能性を見せてもらっているようでした。

筆者の船越清佳さんの、ピアニストでありながら幅広い世界に目を向けた独自の視点にも、新しいピアニスト像を見た思いがします。


音楽を始め、芸術は特別なものでなく人生を豊かにする最高の人生の友であるというメッセージの詰まった本でした。

小さな子どもに音楽を学ぶ意味、大人の方には音楽のある人生について、もう少し語れる言葉をこの本からいただけたのでは、と思います。

レッスンがお休みの時に、今まで積ん読状態で放置していた本を読む時間があってありがたいと思いました。

本には、どんなお宝が隠されているのか、開けてみないとわからないですね。


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外川ピアノ教室
赤穂市・相生市・たつの市・上郡町の外川ピアノ教室です。
 
この日曜日(26日)に、上郡町文化協会に所属する音楽講師の合同発表会があります。
 
おもにピアノを習っている生徒が大半で、エレクトーンの生徒もいます。
今年は、吹奏楽部で吹いている楽器で参加する生徒もいます。
ここ数年、生徒たちに本物の演奏家の音楽を聞かせようということで、
客演のコーナーもあり、人数が少ないながらも色々と工夫して少しでもよい発表会にしたいとがんばっています。
 
今年の客演は、たつの市で活躍する若手ソプラノ歌手、長谷川萌子さんです。
上郡から長谷川さんのもとへレッスンに通う生徒がいるご縁で、来ていただくことになりました。
このかたの伴奏を、私が担当することになり、ただ今練習に励んでいるところです。
 
合わせて、発表会に参加する生徒もおり、仕上げに向けて、順調に進んできたかと思うと、
挨拶するところから始めさせたり、前後の生徒の前で演奏させてみただけで、
見る間に調子を崩すこともあったりして、
 
一度きりの本番に向けて、お互いにがんばらなくちゃあねえ・・・
という気持ちでレッスンしています。
 
できることなら、お客さんの前でかっこよく決めてほしいけど。
 
そのためにレッスンしてるけど。
 
でも、本番は何が起こるかわからない。
何が起こるかわからないことを怖がって尻込みするのではなく、
できることを準備して、練習して、本番に臨むことが一番大事。
 
一生懸命にやったことは、自分と、それから、そばで見ていた人はちゃんとわかってるから。
何が起きたって、やりきった自分を誇らしく思えるはずです。
 
周りの人も、そんな彼らに、惜しみない拍手と称賛の言葉をかけてあげてほしいと思います。
称賛といかないでも、承認してあげてほしい。
 
頑張ったことを認めてもらえれば、その子は、
頑張ることが大事なんだと思うから。
 
結果を必要以上に恐れなくなるから。
 
頑張れる子は、次のハードルにまたチャレンジすることができます。
 
そうやって、生きていく力を育ててあげたいですね。
 
できることなら、本番で力を発揮できるような、練習を・・・・!
 
先生は、それを一番望んでいるよ!
 
 


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コンサートというものに、どのくらい行ったのか、
 
それはもう、こういう仕事をしていますので、今まで数えきれないくらいいろんなコンサートを
 
聴かせていただきました。
 
(あ、ただ、クラシックの、というジャンルはあります)
 
どんなコンサートも心を揺さぶるものがあり、どれだけ人生を豊かにしてもらったことかと思いますが・・・・
 
今回出かけたオペラは、ケタが違うというか。
 
これぞ、総合芸術!
 
と、心から納得し、心から酔いしれた、数少ない演目の一つとなりました。
 
大阪フェスティバルホールで行われた、ハンガリー国立劇場の
 
「ランメルモールのルチア」(ドニゼッティ作曲)
 
というオペラを、観に行きました。
 
このオペラは、恋人から引き離された主人公のルチアが、悲しみのあまり気がおかしくなり、
 
いいなずけを刺し殺し、恋人を探し求める「狂乱の場」というアリアが有名で、
 
10分以上の難曲で知られています。
 
フルートの物悲しいメロディと絡み合うように歌われる様子は、お芝居だとわかっていても、胸が締め付けられるようで、
 
高音域がずっと続くソプラノの歌声に、惹きつけられて身じろぎができませんでした。
 
アリアが終わった途端、割れんばかりの拍手とブラボーの嵐。
 
しばらく舞台が中断するほどでした。
 
共演の男性陣の歌声も素晴らしく、男性特有の低いバスやバリトンが、まっすぐ響いてきます。
 
公演は原語(イタリア語)で行われましたが、
 
今は、日本語の字幕が見られるようになって、とてもわかりやすくオペラを観ることができます。
 
こういったロマンもののオペラはストーリーがだいたい悲恋もので、刃傷沙汰が起きて・・・・と、
 
決まっており、そういった意味ではストーリーを楽しむというよりは、そういう設定のもと、
 
歌手たちのドラマチックな歌声を聴き、オーケストラの音楽でさらに場面が盛り上げられ、
 
舞台の大道具や小道具、衣装や照明、すべてが合わさったものを楽しむといったものです。
 
今の時代、様々なアーティストたちが、日本をはじめ、世界中で工夫を凝らしたコンサートをやってて、
 
何十万人動員した、とかいうニュースを聞いたりして、
 
どんな華やかでにぎやかで、わくわくするものなんだろうと、みんなが出かけるコンサートというものに
 
一度は出かけてみたいと思いながら、
 
マイクの音を介さず、体一つ、楽器という道具だけでその技術を余すことなく見せてくれるクラシックの世界から
 
なかなか抜け出せない
 
どころか、
 
このたびのオペラでさらに、その深みにはまってしまいました。
 
先日のル・ポン音楽祭にしろ、このたびのオペラにしろ、同じ人間でありながら、こうも心躍る空間、時間を
 
その指先から、口先から、
 
その道具のみで創り出す素晴らしさ!
 
百年、二百年、
 
いや、もっと長い時を超えて伝えられるものを、現代もなお、新鮮な感覚で耳にすることができるのは、幸せなことだと思います。
 
音楽は世界の共通言語!  外川ピアノ教室




 

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赤穂市・相生市・たつの市・赤穂郡上郡町の外川ピアノ教室です。
 
ただ今、秋の文化祭、年末のクリスマス発表会に向けて、準備中!
 
11月になって、少しずつ寒さが増してきました。
 
お昼に、お日様が出るとあったかいんですけどね。
 
さて
 
月に2回、近所のお姉さま方が集まり、童謡や唱歌を歌っています。
 
一人暮らしの方もおられたりして、歌うだけじゃなく、ひとしきりおしゃべりも楽しんでおられます。
 
お孫さんをお持ちの皆さんは、どうやって今の小さな子どもたちと接していいか、昔と違うので困惑されているとのこと。
 
そうですよね。
 
私が生まれてこのかた、世の中がものすごいスピードで変化してきましたもの。
 
今の若い方の感覚は、薪でお風呂をたいたり、井戸で水を汲んだり、お手洗いが外にあったような生活をしてきた世代とは、どうしても違うんだろうな。
 
少しぐらいいやなことがあっても、助け合わないと生活が回らなかった時代の人たちは、そういうストレスの受け止め方がおおらかだったと思います。
 
テレビやゲームがない時代、娯楽はみんなが集まっておしゃべりして、食べて、飲んで、ちょっと得意な人が歌を歌ったり踊ったり、楽器を奏でたり。
 
楽しみは自分たちでできることをして工夫して、協力してつくり出していたんですね。
 
今は、極端なことを言えば、スマホさえあれば工夫しなくても楽しみはそこから提供されてしまう。
 
なので、まだるっこいことや、暑苦しい言動は今の人たちは苦手なのかな、と思います。
 
思いますが…
 
それでも、どんなに便利な時代になっても、心のどこかで、どんなに苦労しても、結果的に報われなくても
 
自分のしたいことに夢中になって時間を忘れるほどのものを求めているのは、今も昔も変わらないんじゃないかな。
 
(学生のクラブ活動や、若いスポーツ選手たちの無心に打ち込む姿を見ていると、結果に関係なく、感動してしまいますよね)
 
そういう変わらない部分で、年齢に関係なく話ができるといいのにな、と思います。
 
大人になるほど、そういう部分を大事にしておかないと、もしかしたら年齢の若い人たちとのコミュニケーションって、
 
とりにくくなってしまうのかしらん、
 
などど
 
童謡の時間に聞いた、お姉さま方の何気ないお話からそんなことを思ったりしたのでありました。
 
で、
 
大人になるほど大事にしなくてはいけないものって、・・・・・
 
やっぱり自分が喜びを感じることのできる時間を持つこと、でしょうか。
 
それが、たとえ注目されたり、たくさんの人に喜びを与えるようなものでなくても
 
何より自分の喜びとして、心の友として自分の時間を過ごすことができるもの
 
それは、時間とともに変わっていくものでしょうし、体力的に無理になってくるものもあるでしょう。
 
それでも、心にともる灯りは、自分が忘れさえしなければ、一生、ともされ続けることでしょう。
 
大人は、その灯りを、自分たちの後に続く人たちにバトンタッチできるような、
 
見失った人には応援したり、励ましたり、時にはそっと寄り添ってあげたり
 
そういうかかわり方ができたらいいのにな、と、思うのです。
 
私は音楽で応援するつもり。外川ピアノ教室
 
 

 
 
 
 
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