長州の玄関口として岩国藩を守る吉川監物がその交渉に当たった、ということで、テレビに大きく「岩国」の文字が映し出されると、
ふるさとを離れてもう30年以上経つというのに、心が浮き立ちます。
そして、歴史の大舞台に岩国があったと言うのもあらためて知った喜びでもありました。
小学生の頃、たぶん社会見学などで歴史資料館を訪れ、先生の説明があったのでしょうが、
当時はそのような古くさいものになど興味はなく、一番わかりやすい錦帯橋が、全国でも珍しい橋として
有名なのだということだけ覚えて大人になりました。
西郷さんにしろ、勝海舟にしろ、吉田松陰、坂本龍馬など幕末を生きた人々のドラマが最近特におもしろく、
たいへん興味深くドラマをみています。
今の時代も幕末の頃に負けずたいへんな変革の時だからかもしれません。
小市民は大きな流れに乗っていくしかないですが、こういう生き方を貫いた人の熱い想いを見せてもらうことで、元気や勇気を分けてもらっています。
そんな中で出会った、ふるさとのエピソード。
嬉しいもんです。
今度帰ったときは、郷土資料館をのぞいてみたいと思いました。