中世の面影が残る、

 

エストニアの首都タリンの

 

の旧市街には「トームペア」

 

と呼ばれる小高い丘があります。

 

 

コフトゥ展望台からの眺め。

 

 

こちらはパットクリ展望台。

 

おとぎ話の舞台のような

 

町並みがさまざまな

 

角度から一望できます。

 

 

エストニアで、最も古い教会

 

でもある、13世紀建造の

 

聖母マリア大聖堂の塔の

 

上からの眺めも素晴らしく、

 

 

タマネギ型のドームが

 

特徴的なアレクサンドル・

 

ネフスキー聖堂もこの

 

目線で、望めます。

 

 

修復を繰り返し、さまざまな

 

建築様式が混在する

 

聖母マリア大聖堂。

 

 

壁には13世紀から20世紀

 

にかけての葬儀用の

 

紋章が無数に掲げられ、

 

 

墓標や石棺、墓石が

 

横たわっています。

 

 

タリンの教会の中でも

 

一線を画す、アレクサンドル・

 

ネフスキー聖堂はロシア皇帝

 

アレクサンドル3世の命により、

 

1900年に、建立された

 

ロシア正教会です。

 

1242年の「氷上の戦い」で、

 

ドイツ軍を破り、勝利に

 

導いた、中世ロシアの英雄

 

ネフスキー公に、捧げられた

 

ものですが、長きにわたり、

 

独立を切望していた

 

エストニア国民にとっては

 

歓迎されるものではなく、

 

一時は解体の計画もありました。

 

残念ながら、内部の撮影は

 

禁止でしたが、モザイク画や

 

装飾も見事なものでした。

 

 

すぐ横には内部公開は

 

されていませんが、

 

現在は国会議事堂として

 

使用されている

 

トームペア城があります。

 

淡いピンク色が印象的ですね。

 

こちら側はバロック様式の

 

宮殿風となっていますが、

 

反対側は石灰岩の崖の上に、

 

そびえる、いかにも中世の

 

様相となっています。

 

 

手前の四角い塔は「乙女の塔」

 

と呼ばれるネイツィトルン。

 

 

周りが広場になっていて、

 

修道士の像が立って

 

いるのですが、

 

 

ちょっと不気味さも感じます。

 

 

こちらは旧市街の数ある

 

塔の中でも最大規模の

 

「台所を覗く塔

 

(キーク・イン・デ・キョク)」。

 

38mという、その高さから、

 

警備兵が「下の家の台所を

 

覗き見できる」と冗談を

 

言ったことが由来とか。

 

現在は軍事・防衛博物館

 

となっています。

 

 

また、1670年代の軍事用の

 

地下通路も残されていて、

 

キーク・イン・デ・キョクが

 

出発地点となっています。

 

 

私たちもツアーに参加し、

 

壁に、人面を見つけました。

 

右の大きな方は笑っているような、

 

左の小さな方は威嚇している

 

ようにも見えますね。

 

 

そして、キーク・イン・デ・キョクの

 

そばで、何気なく見つけた、

 

こちらの木々は桜。

 

 

日本からエストニアに、

 

友好を記念して、寄贈

 

されたものです。

 

エストニアの人々に、

 

桜を通して、日本を感じて

 

もらえるのだと思ったら、

 

嬉しくなりました。

 

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