南仏 エクス・アン・プロヴァンス
の東側に位置する石灰岩質の
サン・ヴィクトワール山。
セザンヌの連作で知られる、
この山が見えてくると南仏に
来たんだなぁと実感します。
帰る時はバカンスの思い出を胸に、
そして、冬でも比較的温暖な南仏
の気候に名残惜しさを感じつつ、
車窓からこの山に別れを告げます。
運転要員として私も控えてはいま
したが、結局、夫ひとりで往復
1,600㎞ の道のりを運転しました。
車移動の場合、荷物を気にせず、
寄り道できるのが最大の利点
ということで、ロングドライブの
リフレッシュ休憩も兼ねて、
フランス東部のソリュトレ・
プイィ村を訪れました。
VisitFrenchWine.com
春から夏のイメージはこんな感じ。
ぶどう畑が広がるブルゴーニュ
ワインの産地で、高さ 493m
の石灰岩の断崖がそびえます。
壮大な展望を楽しみに、
トレッキングシューズ持参で
やって来ましたが、霧が立ち込め、
肝心の岩山はぼんやりとした
シルエットがかろうじて見えるのみ。
幻想的な風景ではありますが、
はっきりとした岩山の全貌を
この目で見たかったな。
登山口にある記念碑には、
フランソワ・ミッテラン
元フランス大統領が1981年~
1995年の在任中に、毎年登頂
していたことが刻まれています。
寒さと霧で今ひとつテンションが
上がりませんが、せっかくここまで
やって来たのですから、気合を
入れて頂上を目指します。
この時期に登る人なんて、
そんなにいないのでは?
と思っていたら、結構いました。
片道30分ほどの道のりは、
山歩きに慣れている人には、
たやすいのでしょうが、体力のない
私はすぐに息が切れてしまいます。
道がぬかるんでいる箇所も多く、
滑らないよう慎重に歩を進め、
無事に登頂!
霧が晴れていたら見晴らし最高
なのですが、下界は何も見えず。
ご褒美の絶景が見られず、
登頂の達成感をあまり感じられ
なかったのが残念です。
波止場ポーズでたたずむダーリン。
柵もないので、足を踏み外したら、
お陀仏です。
再び訪れる機会があれば、
霧がなく、みずみずしい緑が
広がる春か夏に来たいものです。
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