3月末での調整をし、タイミングを図っての円安、株高は満を持した展開で予定通りの上昇は最初の金融政策決定会合もうまくいった感じ。 これで日本人投資家の懐具合も随分改善されたであろう。 債券市場は、金利の急低下でサーキットブレーカーが発動される始末。 まあ超低金利で幅も狭いトレードが続いていたので致し方ないが、10年債が3%ほどだと大した幅の動きではないだろう。 日本人の今の若い市場関係者はボラの高い変動率での相場に慣れていない。 シニアトレーダーでも数えるくらいしか、バブル前後でトレードした人達は現場にそんなに居ないであろうから。
随分前に書いたが、もし、万が一、日経平均が3万円を超えたら、彼らはパニック感に襲われ、5万円まで突っ込むことになるだろう。 それも短期で。
今回は、米国住宅バブル崩壊、リーマンショックに大地震と、見方を変えれば致し方のない悪材料が続き、民主党が悪いとかは一概には言えない。そういう云わば不可抗力のようなもので、長い低迷からまた下に突っ込んだことで、上値も大きくなるはず。 いやあ、上値は予想が難しいが、15000円程度までではまず落ち着くとは考えられない。 最低でも2年以内で、25000円は堅いだろう。 ドル円もつれて、110円は簡単にクリアーしそう。 今回ばかりは、出来高、タイミング、政府と日銀のやる気が全然違う。
繰り返し言っていた、マインドは期待から引き継がれるもので、個人の景気に対する楽観的な考え、感覚が出てくるのは時間がかかるが、最初は国のトップの掛け声から始まると思っていた。 それに日銀総裁やEU、米国サイドからも称賛されていることを考えると、米国のQE終了のタイミングの可能性が失業率の下落に連れて図られるとなって、そのタイミングのずれから大きく金利差が生じよう。 10年債で2%くらいのずれが生じると、ドル円100-105円は妥当な線となる。 いや人によっては110円だというだろう。 円安に投じている人は、長く見て放っておくつもりの方がうまくいく。 ここらでショートなどどやっていては意外と利益が上がりずらい。 今回の上げ相場は、株価も為替もエクステンドする。 あまりチャートを見すぎて凝り固まらないように、下げだしてからゆっくり売っても間に合うので、大局感でやっていこう。
今夜の米国雇用統計が予想通りであれば、ドル円は98円まで突っ込む可能性は非常に大きいと思っている。 なぜなら、円安ポジションを持たざる意識が大きいので、海外勢は円安に仕掛け上にあるストップをことごとくクリアーしていくだろう。 結果が悪ければ利食いだが、それでも下値は堅いとみている。 良ければ、どこまで行くのか予想がつかない。
これはあくまで個人的な予想であるので、皆さんは自分の頭で考えてナットックしたうえで投資なさることをお勧めする。
ちなみにバブル前夜の1986年1月時点で、日経平均はじり高基調の12900円前後だったが、この年に公定歩合が4回も引き下げられ、4.5%から3%になったことで、第一弾の上昇期にその年に8月までに約6000円(約46%)上げている。 今回は50%くらいは達成しているが、どうであろうか。 値幅が優先すれば、14000円台後半、時期で言うと6月がターゲットとなろうか。