円高に振れそうなチャートからストップハンティングを狙いにいく動きとなったユーロ円は129円半ばでなんとか持ちこたえて、ユーロ売りの後のドル買いと株式上昇から130円台に戻っている。 米国ではIBMの好決算とこれまで悪材料として織り込まれていたシティバンクの予想通りの赤字決算で出尽くし感が出て、ダウ平均は大幅に上昇したことでドル買いとなっている。 またBOEは最近の物価上昇率について、インフレターゲットに接近していて、しばらくは3%を上回ると短期的に物価上昇を予想していることからポンドは堅調であった。 ギリシャ懸念の中で、ドイツのZEW景気先行指数が予想を下回ったことでユーロに売りが入り、ユーロ円、ユーロドルまたユーロポンドとストップを巻き込んで下落したことで、ドル買いを促がす一因となったようだ。 このようにギリシャ懸念を織り込んでいる間に指標の悪さからストップを巻き込むと、チャートからの下げにはまだ余地があるが、ファンダメンタルでは行き過ぎの感が出てくる。 悪材料に何でも大きく反応していると投資家心理でも行き詰ってくるから、ここ数日下値を試した後は短期での戻しがあるだろうと予想していて、1.45台くらいはあるかもしれない。 ドルからの動きも注目であり、マサチューセッツ州の補欠選挙で共和党候補が勝利すれば、民主党は議席を減らし、オバマ政権の医療改革法案の成立が難しくなることで今年11月の中間選挙への悪影響が懸念されることからドル売りとなる恐れもある。 直近の統計では共和党のブラウン候補がリードしているようで、開票は本日日本時間午前中にも行われる予定となっており、これを材料に相場の動きが荒くなりそうだ。
昨日は、アジア株の上昇でリスクテークの円安基調に戻っていたが、米国では雇用統計に続いて小売統計の悪化が響きドル安、クロス円下落となった。 ポンド円は何度も150円に入れば売られる形で幾度も上値を抑えられては跳ね返しているが、今回も同様にタイミングが悪く下落した。 ユーロ円のチャートと共にテクニカルで上値の重い形となっており、一度下がる展開となる可能性が出てきた。 ファンダメンタルでは米国ダウが指標に関わらず下落せず、堅調推移となっていて企業業績への期待感も相まっている。 ドル安へとなびいた原因は小売以外にも、ダドリーニューヨーク連銀総裁が短期金利が半年は少なくとも低水準で推移するとの発言をしたことで、米国債の入札が需要旺盛となり金利水準が低下したことも大きかった。 各連銀高官の発言は市場にとっては大きな材料の一つとなっているのが最近の傾向である。 またECBトリシェ総裁は前回のコメントとほぼ同じニュアンスであったが、今朝の東京市場でドイツのメルケル首相辞任否定報道の噂でユーロが急落し、ユーロ円のストップを巻き込んでの下落となっている。 ギリシャの財政悪化も根強く、ギリシャ国債の利回り格差が大きく拡大しておりユーロの下落原因の背景として挙げられている。
年末のドル買いが一服し、金価格や欧米の寒波が原因で原油が上昇しておりドル安気味へと市場は変化しつつある。 ユーロドルは1.4450付近まで上昇したものの、アイスランドの格下げに続き、今日はECBのシュタルク専務理事がここ数年のギリシャの財政面の管理に対して批判しておりEUが救済することはないと主張したことで、ユーロ売りに拍車が掛かり、ユーロドルは1.43台半ばから一気に1,4280付近まで下落した。 その後はやや戻してはいるが、1.43台の半ばは重くなっている。 ドル円は91円台から92円へと徐々に値を戻しているが、これはユーロ売りがサポートしている。 とりあえず週前半である本日辺りで、年末からの短期ポジションは整理されただろうから後半は米国雇用統計を睨んでの売り買いとなっていきそうだ。 テクニカルではユーロドルの上昇気配が強くなっていて、下値固めからの反騰がありそうだが上は1.45台までと見ておりレンジ内での動きとなりそうだ。 指標後は1月後半から始まる米国第四四半期決算を前に期待感からのドル強含みを予想している。 円は中立で、金や原油相場の上昇への過熱感からユーロは若干下向きとなるだろうかと考えている。
明けましておめでとうございます。
本年も予言集よろしくお願いいたします。
昨年の暮れからドル高への動きが顕著となってユーロ高も一服し、一昨年以来ドル安のポジションが増えてきていたが、持ち高調整でのドル買いの流れとなっている。 米国は、強力な資金供給が金融機関の落ち着きから企業決算の好調さが経済指標の好結果へとつながり、失業率の落ち着きや株価回復が民需回復へと繋がりはじめている。 それがFRBの出口戦略を早めるという市場の読みから長期金利上昇となって、ドル買いへと繋がっている。 反面、金価格が高騰したためにテクニカルからの下落がユーロにも波及していて、売られる結果となっている。 新興国が引っ張る形での世界的な株価回復がクロス円の上昇を支えており、対ドル通貨もそうは大きく下がってはいない。 年末に買いすぎた短期のドル買いが利食い売りをしている中でも、ドル円の堅調さはクロス円からのサポートが利いているようだ。 今週末は米国失業率の統計発表があり、それに絡めてドル買いが進んでくるのではと考えている。 週前半はドル買いからの調整があると思われるが、後半は再度ドルへ資金が流れるのではないだろうか。
昨日は、米国経済指標で新規住宅販売件数やミシガン大学消費者信頼感指数が予想を大幅に下回りドルが売られた。 ただドル円は株式市場の堅調さからクロス円の買いもあって下げも限定で短期ポジションの売りのみのようであった。 ユーロドルは、ショートカバーが盛んに出ていて1.3365辺りまで買われているのは、ユーロポンドの買戻しも下支えとなったようだ。 イギリスは議事録の発表で、資産買い上げプログラムに於いては拡大幅を強調した委員がいたことでユーロポンドの上昇に寄与しているようだ。 ユーロドルの1.4330越えと、利食い後の原油相場の急速な上昇や金相場の落ち着きを見ると、ドル買いも一旦は収束しそうな感じが出てきている。
昨年の今頃は現在の経済状況に関しての予想では、リーマンショックの大きさを考えると世界的にも立ち直りつつあり、経済への懸念が大きかったことから思ったより相場は安定した方ではなかろうか。 日本のデフレはちと行き過ぎの感があるが、世界中も安い価格帯の品が売れ出しており、こういう流れを加速させたインターネットは、これからもパンドラの箱となってしまうのか逆に驚異を感じる。 開けてはいけなかったのか時代の流れかわからないが、箱を開けてしまったことから世界レベルで消費者が情報を仕入れやすくなっており、新興国の強烈な台頭もまだ物価としては安いから世界的なデフレが進捗していくように思える。 箱から大いなる民の欲が行き渡りやすい環境下となり、そのコントロールが効きにくい状況でもある。 それを投資に当てはめると、自分の心(欲)をコントロール出来なければ投資は全て投機や遊びに変わってしまう恐れがあるということになるだろうか。 自分自身をコントロール出来る範囲での投資は非常に健全で、利益も自然とついてくると思っている。 出来なければ日常生活から変えていく事が必要、全ては繋がっていると思っているから。
