管新財務大臣の円安誘導コメントで市場は一気に方向が付き、ドル円は米国市場で93.75、ユーロ円も134円台に上昇し、円相場中心の動きであった。 対してドル相場は、ポンドは英国が金利据え置きで2000億ポンドの資産買い入れプログラムの継続としているが、量的緩和は後一ヶ月で終了するとの表明があり、堅調推移となっている。 ユーロやオセアニアにはドル買いの動きが出て軟調であった。 ポンド以外の通貨はドル買いとなっており、今夜の米国雇用統計に若干の期待感が感じられる動きである。 管財務大臣の発言には、鳩山首相や他の官僚から、相場についてはあまり言わないほうがいいとのコメントが出てドル円相場もやや値を戻し93円台前半での動きに終始している。 円安推移が背景となり、日経平均が上昇していることから政府としてみると良しとなっているはずだが、円安発言に対しては内需拡大の看板を掲げているだけに一言言わねばという建前と考えられ、最初から練られたシナリオ通りだと思っている。 相対的に考えると流れは円安、またはドル高に動きやすい相場つきとなっているため、米国雇用統計が予想以上に良ければ一気にドル高、円安の動きが顕著になる方向にリスクはありそうだ。 そうでなければドル買いに対しての調整売りが出てレンジで終始すると予想する。