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庄内多季物語工房へ、ようこそおいで下さいました。
さて、今宵は、物語収穫人である私、佐藤美月による、宇宙に愛される生き方を、ご紹介してみたいと思います。
今回取り上げるテーマは、宇宙のエネルギーが徹底浄化に向かっている時、蓄積されていたネガティブな感情が洗い流される現象が起こるということについてです。
あなたは、『宇宙元旦』という言葉を、お聞きになったことはあるでしょうか。
『宇宙元旦』とは、ルナロジー創始者であるKeikoさんが、春分の日に付けられた名称です。
何故春分の日を、そのように呼ぶのかと言いますと、宇宙レベルで新しい年が始まるのは、春分の日からだからなんですね。
ちなみに今年の春分の日は、三月二十一日に迎えることになりますね。
ちょっとややこしいですが、お正月から新年が始まるのは、人間界だけの風習のようです。
そういった理由から、宇宙のエネルギーは今、全力で、徹底浄化に向かっているのです。
その証拠に、もうすぐ訪れます三月二日には、乙女座で満月が起こりますし、三月十七日には、魚座で新月が起こることになっています。
この乙女座と魚座というのは、占星術では、どちらも浄化を意味するサインとなっているんですね。
それが満月と新月で連続して起こるということは、正しく徹底浄化を意味しているのです。
宇宙が何故、このタイミングで徹底浄化を起こすのかと言えば、新しい年を迎える前に、私達に蓄積されたネガティブな感情の大掃除をしてもらって、新年に持ち越さないようにとの配慮からなのだと思います。
宇宙レベルでは、春分の日からエネルギーの流れが大きく変わり、全く新しい流れが始まることになります。
その時に、ネガティブな感情が蓄積されたままですと、その新しい流れに、上手く乗ることが出来なくなるんですね。
ですから、今、徹底浄化の影響を受けて、原因不明の体調不良に悩んでいたり、ネガティブな感情が唐突に湧き上がってきて戸惑うといった経験をされている方が、多くいらっしゃるのではないかとお察し致します。
かく言う私自身も、この徹底浄化の流れに乗り、少し不思議な体験をしたんですよ。
私達の額の裏側には、脳内スクリーンという物があり、何かを思い出したり、イメージングをする時には、そこに映像が映し出されます。
ある時、その脳内スクリーンに、私が生まれて間もない頃の赤ん坊だった時の映像が、不意に映し出されたことがありました。
それは、目を細めた祖母に抱かれていたり、若かりし頃の母親に抱かれている色褪せた写真を見て、覚えていた映像でした。
そして、その映像が映し出されて間もなく、私の胸の中に、深い悲しみが、一挙に押し寄せてきたのです。
それは、実際に涙が零れるほどの、生々しく強烈な悲しみでした。
それは暫く続きましたが、一晩ゆっくり眠ったら、殆ど収まりました。
そうして、感情が落ち着いてから、その現象が何故起こったのだろうと考えてみた時に、興味深い結論に行き着いたのです。
それは、私が生まれた瞬間の悲しみが、今になって込み上げてきて洗い流され、癒されたのだろうということでした。
改めて考えてみれば、私達は生まれた瞬間に、声を上げて泣きながら生まれてきます。
それは、肉体の構造上、肺に空気を取り込むという意味合いもあるでしょうが、母親の狭い産道を通って、この世に生まれてくるわけですから、その時に受けた痛みは、当然あったと思うのです。
勿論、覚えてはいませんけどね
それから、母親自身も、当然ながら、凄まじい痛みと闘いながら、赤ん坊だった私を産んでくれたわけです。
私達が生まれた瞬間に泣き叫ぶのは、赤ん坊自身が耐えた痛みと、母親が産んでくれた時の痛みに共鳴して、それを発散するためだったとも考えられます。
その時に受けた悲しみが、今になって込み上げてきて洗い流され、癒されたのかも知れないと思った出来事でした
今は宇宙を挙げての徹底浄化の時期ですので、その浄化の形が、体調不良になって現れたり、不意に込み上げてくるネガティブな感情として、現れてくることが考えられます。
あなたにも、もしもそのようなことが起こっている場合は、それは宇宙の流れに乗っている証拠ですので、あまり深刻にならずに、休息の時間を、いつもよりも多目に取るようにしてみて下さいね。
やがて徹底浄化の期間が終了した暁には、清々しい晴れやかな気分で、新しい年を迎えられるように、なっていることでしょう
それでは、今宵も最後までお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。
またのご来訪を、心よりお待ち致しております。
ルナロジー創始者であるKeikoさんのブログはこちらです。→http://ameblo.jp/hikiyose358
佐藤美月は、小説家・エッセイストとして、活動しております。執筆依頼は、こちらから承っております。→執筆依頼フォーム