美月流☆エネルギー・ケア・メソッド~嗅覚編【Ⅲ】~ | 佐藤 美月☆庄内多季物語工房 ~心のエネルギー補給スペースへようこそ~

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いらっしゃいませ。そしてお帰りなさいませ。

庄内多季物語工房へ、ようこそおいで下さいました。

さて、今宵は、物語収穫人である私、佐藤美月が、日頃から実践しております、エネルギー・ケア・メソッドの一つである、嗅覚を通して、脳の疲れを癒す方法について、お伝えしたいと思います。




私達の嗅覚から取り込まれた香りは、本脳にダイレクトに作用し、深いリラックス効果をもたらすと言われています。

その秘密は、香りが脳に伝達される時の仕組みにあるようです。

脳には、思考や言語などの知性を司る大脳新皮質という部位と、快、不快などの感情を司る大脳辺縁系という部位があります。

視覚や聴覚などから取り込まれた情報は、最初に大脳新皮質に伝達され、その後で、大脳辺縁系に伝達されるというパターンを辿ります。

その一方で、嗅覚から取り込まれた情報だけが、その逆のパターンを辿るのです。

この仕組みを、分かりやすく説明しますと、こうなります。

例えば、視覚ですと、最初にラベンダーを見た時に、それがラベンダーの花だと認識してから、好きか嫌いかの感情に続きます。

それに対して、嗅覚は、最初に良い香りに反応して、心地好い気分になるという感情がまずあって、その後に、それがラベンダーの香りであると、認識するようなのです。

それだけに、香りは理屈抜きで、リラックス効果が高いと言えるでしょう。

そうして最近、香りによるリラックス効果を、実感した出来事がありました。

それは、お湯を満たした浴槽に、ラベンダーのアロマオイルを五滴ほど垂らしてから、入浴した時のことです。

アロマオイルの成分が、湯気にゆっくりと溶け込んで、天然成分由来の濃密で清新な香りが、嗅覚だけではなく、全身の毛穴から一斉に取り込まれ、それが脳に浸透していっているような感覚がありました。

そんな心地好い香りのお陰で、普段以上に、充実したバスタイムを過ごすことが出来ましたラブ

それからお風呂から上がってみると、驚くべき効果を実感したのです。

何と、それまでに感じていた鈍重な疲労感が、綺麗に拭われたように、無くなっていることに気付いたのです。

でも、その時に、少しおかしいなと感じました。

何故ならば、その日に関しては、肉体の疲れをあまり感じていなかったので、すこんと抜けたように取れたと思ったのは、どうやら肉体の疲れではなさそうだったのです。

ですから、肉体の疲れでなければ、一体何の疲れが取れたのだろうと、暫くの間、考えてみたのです。

その結果、アロマオイルの香りを取り込むことによって、脳の疲労感が癒されたのだという結論に、行き着きました。

お恥ずかしながら、脳の疲労感が癒された時に初めて、脳も肉体と同じように疲れていたのだと、気付くに至ったのですびっくり

恐らく、脳の疲労感は、慢性的に感じていたので、それがすっかり取れるまで、気付かなかったのでしょうね。

そして、睡眠や入浴などといった、肉体の疲れを取る方法と同じやり方では、脳の疲れは癒せないことにも、気付くことが出来ました。

私達の脳の疲れを癒すためには、アロマオイルの香りに浸り、脳も心も蕩けるようなリラックスした時間を、持った方が良さそうです。



心地好い香りに浸ることによるリラックス効果は、想像以上に、素晴らしいものだったんですね。

ぜひあなたも、お気に入りの香りで実践してみて、脳の疲れを癒してみて下さいね。

きっと驚くべき効果が、実感出来ることでしょうおねがい



それでは、今宵も最後までお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。

またのご来訪を、心よりお待ち致しております。



ふんわりリボン香りが脳に伝達される時の仕組みについて、参考にさせて頂いたHPの記事はこちらです。→https://www.bathclin.co.jp/happybath/%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%A6%99%E3%82%8A%E3%81%A7%E3%83%AA%E3%83%A



義理チョコ佐藤美月は、小説家・エッセイストとして、活動しております。執筆依頼は、こちらから承っております。→執筆依頼フォーム