私はSNSを非常に苦手としていたのですが、今回、ほぼ初めてといってよいほど「ハッシュタグ」というものを使って
「#りくりゅう」
で検索してみました。
どういうことが出て来るのかなーと興味津々で見てみると、あるわあるわ。
あ、やっぱり皆さん、あのキスクラでのスコアを確認している場面がウケたんだな、とか。
ちなみにあのキスクラは本当に殺風景で、選手とコーチが立ったままスコアを待つようになっていて、しかも換気を良くするためか巨大なファンが二つほどガンガン回っているところでした。
寒いのも問題ですが、とにかくウルサイ。
それでアナウンサーがスコアを伝えてもはっきりと聞こえないし、いつもよりもモニターは小さいくせに遠い所に置かれているから大変だったんですよね。
それで三浦&木原ペアはSPの時、何故かひとつ前の組のスコアがまずスクリーン上に出て来て「へ?」となったのですが、二人は演技終了直後から「今の70点は出たよね」と確信していたらしいので間違いであったことは分かっていたと思います。
その後、ブルーノさんはどうやらフランス語のアナウンスの方で「72点なんちゃらって言ってる」と把握できて、「まあ詳細は後で確認しよう」ということになり、ミックスゾーンへと向かったのでした。
そして翌日のFSの時は皆様もご覧になったとおり、まずは三浦選手がモニターに駆け寄り、いったんは下がったもののもう一回近づいて確認。木原選手もけっこう付いて行ってましたね。
横からその様子を見ていてモニターを倒すんじゃないかと懸念するほどの勢いと至近距離でしたが、とても微笑ましい光景でした!
なお、三浦選手自身がツイッターなどで報告している様に、FSの最後で二人とも首を傾げたのは、
ACIが終了致しました。
— Riku Miura 三浦璃来 (@miurariku1217) September 18, 2021
シーズンのスタートを目標の200点越えで切ることができ、とても良かったです😄
ですが、龍一くんのよく言う「りくは毎シーズンの最初に絶対やらかす」を今回もしてしまいましたね😅
冒頭はジャッジ席がわからなくなり、ラストは最後のポーズが決められず、、 pic.twitter.com/2COi8dbpOk
スタートでまず、二人で見つめ合いながらターンしている内に三浦選手がジャッジ席がどこにあるのか一瞬分からなくなってしまい、自分が引っ張って行かなくてはいけない場面で立ち尽くしてしまった、ということがひとつ。
もう一つはエンディングでリフトしながら最後のポーズに持って行くところ、曲の終了に間に合わなくなって本来は木原選手がひざまずいて三浦選手が倒れ込んで来るところを抱きかかえるのを、
WTTでのエンディング
今回は二人とも中途半端に立ったまま「はい、どーぞ!」みたいなポーズで終わってしまったこと。
(ところでライストのコメンテーターはケヴィン・レイノルズだったのですが、すごく上手でしたよね?滑舌爽やか、声も良いし、聡明さが滲み出ていました)
そして表彰式の模様もたくさんのコメントが付いていましたね。
「そうそう、君が代が流れたのよ…」
などと感慨に浸りながら読んでいると、何人かの方のツイートに出て来る画像が、ボード際に戻って来た二人がコーチと一緒に写真に納まろうとしている場面。
なんと!
ブルーノさんの携帯を預かって撮影しているのは私じゃありませんか。
思わず自分で表彰式の動画を見に行ってスクショしました。
しかもその手には白い物体が。(髪もパンデミックが始まって以来、ヘアカラーを止めたために真っ白になってますが)
ボヤけてはいますが、さんざんこのブログでも取り上げて来た
「伝説の軍手」
です!
(何のことだか分からない方は前記事をどうぞ:)
そう、試合が始まってからあまりにも会場が寒くて、カイロとか手袋とか持ってきたら良かったなーと思っていたところ、ふと軍手を持って来ていたことを思い出したのです。
ようやく出番が。
思えば苦節18カ月、幻のモントリオール・ワールドで使われるはずだった軍手20組の最後のひとつが、奇しくも同じケベック州で開催されたオータム・クラシックでとうとう日の目を見たのです。
「他の19組はガーデニングや掃除などに使われてしまったのに。。。」
と、ずっと軍手の行方を心配してくださっていたイタリアのNympheaさんにご報告していたところ
え、でもそれって、とごく冷静で妥当な疑問を呈されました。
「(庭仕事とかの方が)本来の用途というか
どうして世界選手権のために
軍手を調達したのかが謎だった訳で」
そ、そうでしたね。
でも!
あの2020年の2月末にはなぜか咄嗟に韓国スーパーで、この軍手が世界選手権で絶対に必要だと確信して買い込んだんですよ!
だからこうしてフィギュアスケートの大会で使ってもらえてきっと本望だと思うんです!
しかも会場がモントリオールに本近いピエールフォンだったのは偶然とは思えない!
などといったようなことを力説した私でした。
まあ正直、どうでもいいようなネタなんですが、何となくようやくあのワールドの呪縛から解放されたような気がしたことでした。
あとはNympheaさんにご提案頂いたとおり、持ち帰った軍手を記念のフレームかなんかに入れて飾ろうかと。
りくりゅうが初めて国際大会で優勝を収めた記念として
軍手の実物+表彰式の写真+リクリュウがメダルを掲げている写真
のような取り合わせで。
もしも本当にそんなものが出来上がったら(定かではありませんが)またこのブログにてご報告させて頂きます。
以上で2021年オータムクラシックのレポートを終えたいと思います。
皆様、読んでくださってありがとうございました。