
「日本を強く豊かに」
このスローガン違和感ありませんか。
ずっと何か違和感を感じていましたが、昨晩目が覚めたときに気づきました。
あなたに優しい。あなたに豊かさを。ではないのです。
日本が強くなって、あなた(国民)は弱く従順に。日本が豊かになってあなた(国民)は貧しくてもしかたない。という本音があらわれている。
「ジャパンアズナンバーワン」といわれた1970ー1980年代には、「平和」と「福祉国家」「安定成長」がスローガンでした。
国情は、ずいぶん、落ち着いていました。
高市発言を聞くと、随所に懸念が出てきます。
1.防衛費増加で軍国主義を急速に進めるというが、経済は必ずその分悪化します。
2.中国を仮想敵国化して挑発しているが、経済はインバウンド減少だけで2兆円GNP比0.3%、それ以上のマイナス影響があるでしょう。
仮定の話で国民の不安を煽り、防衛費を5億も10億も増額する状況にある。抑止力というよりも戦争を引き寄せるもので、国民は貧しくなるばかりです。
3.スパイ防止法は、権力による国民の監視に使われるようになるでしょう。
民主主義の基本は、権力に対する国民の権利を確保するところにあるが、高市氏は民主主義を守る意識が乏しいのです。
4.積極財政は、アベノミクスの第2の矢そのものです。アベノミクスは株価を上げただけで、国民経済効果は全く失敗でした。高市積極財政はスタートからアベノミクスの失敗の二の舞を演じています。
5.この政権は物価を抑える気は全くありません。インフレ歓迎の姿勢を隠そうともしていません。高市の円安容認、財務相のGNP比による国債増発是認が証明しています。

6.同時に、弱者には非常に冷酷です。低所得者を対象にした対策は皆無です。所得制限もひとつとしてつけていません。
178万円壁撤廃による減税は低所得者ではなく中高所得層が恩恵を受けるものでした。
7.消費税減税は、口だけで実施はしないでしょう。消費税。食品だけならばたった5兆円の財源で済む。消費税となると必ず財源を持ち出し、物価抑制効果はないという。この政権は、積極財政として11月の総合経済対策でなんと21兆円も追加支出しています。このバラマキ支出を圧縮して消費税(食品)分を捻出できるはずです。
消費税は、あのアダムスミスの税理論にさえ反する悪税で、日本ではこの税の導入(1989年)にぴったり符号して失われた30年が始まっているのです。
8.統一協会は明らかに反日団体です。この団体がスパイ防止法を提言して自民党と密な関係にあったとは、笑い話のような信じられないパラドックスです。やりきれない思いがします。