6/25(火)、三桁。
ワタシが制作した作品の中で最も多くの方が手にしてくださったのが「うまい棒をつくろう!」。
2012年にリリースさせていただいたスマホアプリ。
(当時のプレスリリースはコチラ)
(当アプリのチラシについて書かせていただいたブログはコチラ)
ワタシがG社に移籍した当時の社長と雑談していた際に、今後の目標的な話になり「"100万"を達成してみたいですね」と言ってしまったのを今でも憶えている。
残念ながら家庭用ゲーム機用ゲームにしろ、パソコンソフトにしろ、フリーソフトにしろ100万本、100万ダウンロード等、100万という数字には無縁だったワタシ。
数十万は達成していたものの、やっぱりいつかは三桁を達成してみたいと思い、虎視眈々とその機会を窺っていたのは事実。
そして、時は流れてしまいましたが、ようやくその目標を達成できたのがこのアプリ。
残念ながら、時が流れていく間に当時の社長は社を去ってしまい「あの時の話が現実になりましたね!」と喜びを分かち合えなかったことが今でも無念でならない。
畑にタネを蒔きしばらくするとうまい棒が生えてくる。
(何味のうまい棒が生えてくるかは不明)
完成(?)したら収穫して出荷。(笑)
特定の味のうまい棒が生えやすくなるアイテムがあったり、生えたうまい棒が埋まっていく図鑑(収集要素)があったり。
御褒美としてうまい棒の壁紙をプレゼントも。
畑からうまい棒が"にょきにょき"している様や、うまい棒が生えてくるときの「うま〜!」の声がハマったんですよねぇ。
(数十種類ある「うま〜!」の声は全て身内の声で、ワタシの声もアリ(笑))
結果論ではありますが、企画の全てが狙い通りにバズった、バズった。
(当時は"バズる"なんて言葉はなかったと思いますが)
前にも書かせていただいたかと思いますが、リリースしたその日にAppStore無料アプリ総合1位。
1位を独走していたパズドラこと「パズル&ドラゴン」を抜いての1位はうれしかったなぁ。(笑)
当初はiOS版のみでしたが、急遽Android版もリリース。
急遽、着ボイス、スマホアプリ等でお世話になっていた江頭2:50さんに御協力いただき、当アプリ内に友情出演してもらったり。
(うまい棒を収穫する時に流れる「うま〜」の声の一部を江頭2:50さんに御担当いただく)
楽しく、面白く、大袈裟ではなく何をやってもハマり、充実したプロジェクトだったなぁ〜と改めてしみじみ。
これも前に書いたかもしれませんが、関係各位の御協力により、当アプリの開発費や宣伝費等、かかった費用の合計は二桁万円。
(リリース時の宣伝はプレスリリースのみ)
それがリリースからわずか1ケ月程で四桁の売上をあげたわけですから大成功だったのは事実。
もちろん、このようなケースは稀であり、幸運の賜物であり、その後も数々のスマホアプリをリリースさせていただきましたが、本作以上の成功を生み出すことはできなかったのも事実。
いずれにしてもコレで「江頭2:50の オレが時計だ」でのAppStore有料アプリ総合1位とで有料・無料の二冠達成。
「あとは売上総合1位だなぁ〜」と思ったのは事実ですが、何度も書いている通り一人のユーザーから多額の売上を得ようとするガチャ等のマネタイズモデルに積極的になることができず。
とはいえ、せっかくの二冠。
ここまできたら三冠を達成したかった・・・という気持ちはありますねぇ。
もちろん、狙って獲れるほど甘くないのは百も承知なので御安心を。(苦笑)
ホント。
M.J.KOZOU