6/7(金)、四つ折り紙幣。
この日は普段はあまり耳にしないような懐かしめの曲ばかりをぶち込んだプレイリストをシャッフルで再生。
かなり古い曲もあり、懐かしい街を走るのにぴったり。
父母が眠るお墓に近づく。
iPhoneが選曲したのはさだまさしの"案山子"。
場所と歌詞から父との想い出が次々と浮かぶ。
大学生でソコソコ稼いでいるのを知っているのに毎回と言って良いほど、別れ際に母に隠れて小遣いを渡す父。
四つ折り紙幣。
「金頼む」と言ったことはありませんが、
♪ 「金頼む」の一言でもいい
の歌詞が突き刺さる。
もう少しで大粒の涙を流しそうになったのは内緒。(苦笑)
たまたまシャッフルで選曲されたものがロケーションとマッチしたのですが、こういった選曲をAIが行ったら面白いだろうなぁ〜としみじみ。
もちろん、曲毎に膨大なメタデータが必要だし、ユーザーや使用環境等に関するデータも必要ですが。
前にも書いたと思いますが、雨が降っていたら雨に関する曲を、季節が変わったらその季節に関する曲を、時間、日付、イベント等とのリンクはそれほど難しい話ではないはず。
それに加え、今回のようなもっとアナログな選曲も今の技術を使えば実現不可能ではないはず。
過去に、FM-TOWNSというパソコン用に「SUPER CD PLAYER WHIPS」というフリーソフトを開発したワタシ。
CDをパソコンに入れると自動的にCDを判別し曲名、CDジャケット等が表示される・・・という、今ではなんてことない機能ですが、当時はなかなか画期的(?)で重宝(?)していただいたソフト。
CDを再生すると歌詞を曲と同期して表示するようにバージョンアップしたりと、第四弾まで作ったはず。
FM-TOWNSがアレになり(苦笑)、当ソフトの続編を開発しなくなりましたが、もし、もし、仮に続けていたらそんなAI選曲的な機能実装に挑戦していたかもなぁ〜と遠い目。
もちろん、そんな技術力があったかどうかは別の話ですけどね。
ホント。
M.J.KOZOU