ご訪問ありがとうございます。
医療の進歩、最新の医療を正しく理解し
玉石混淆の情報で怪しい治療に流されない
ためには、
まず、「標準治療≒保険診療」を
知っておこうよ、押さえておこうよ、
ガイドラインをツールとして
それぞれの治療のメリット、デメリットを
主治医と話し合って
(場合によっては、セカンドオピニオンも
受けて)
患者自身が納得して治療選択する、
場合によっては、人によっては、
先進医療や臨床試験も検討してみる、とか
その上で、代替療法(補完療法)は、
追加で、考えようよ
※その上で、
年齢や基礎疾患や、癌の種類、状態や
それぞれの価値観で、
選択は変わってくるのだと思います。
という主旨で
⚫標準治療(≒保険診療)とは何か、
乳癌治療の目的と概要
⚫標準治療(≒保険診療)の
具体的な治療手段、 各論として、
手術、薬物療法、放射線療法
について、再掲し、
治療判断に重要な検診・画像診断についても
を再掲しました。
術後の経過観察の手段と頻度は
気になる経過観察者も多いと思われ、
今までも、何度か、
私が頻回の画像検査をしていることへの
(家庭事情でちょっとお休みしていますが)
質問、批判コメントや5ch掲示板書き込み
もありましたので、
まずは、2017年に質問を受け、
乳癌診療ガイドラインに基づいて書いた
記事を再掲し、
次に、
から、関連箇所を抜粋再掲した後で、
最新動向のりブログ紹介記事を
発信したいと思います。
(ガイドライン再掲15)
ー◆ー◆ー◆ー
(元投稿:2017/10/20)
ご訪問ありがとうございます。
以前、読者さんからメッセージでご質問を
受け、乳癌検診や乳癌と診断されてからの
標準治療について、日本乳癌学会の
『患者さんのための乳癌診療ガイドライン』
からの引用に、私の経験を補記して
基礎知識シリーズの記事を書きました。
※詳細は『乳癌検診・治療基礎知識』
テーマ内の記事をご参照下さい。
その際、経過観察については省略して
しまいましたが、
コメントでのご質問も受けましたので、
経過観察についても、同様に
書いておこうと思います。
⬛標準ガイドラインより引用
・初発の乳癌は小さいうちに見つけて治療
することが重要だが、
再発を早期に発見し治療しても、症状が
出現してから治療を開始しても、
その後の生存期間に変わりはない。
・どのような検査にも、一定の割合で
偽陽性も偽陰性も発生する。
・以上の理由から、症状がないときに、
血液検査や各種画像検査を定期的に
行うことは、あまり役に立たない。
・検査は手術後一律に受けるのではなく、
日常で体調に何らかの変化があった場合、
その状況を担当医に伝え、適切な検査を
受けるように。
※主治医判断と書かれている。
▼手術後の検査とその頻度
問診、視触診
・手術後1~3年 : 3~6カ月ごと
・手術後4~5年 : 6~12カ月ごと
・手術後6年以降 : 年1回
マンモグラフィ
・年1回
血液検査や各種画像検査
・何か気になる症状がある場合、
必要に応じて。
ーーーーー
ご参考までに、私の場合は、以下の通り。
・「転移と見られる症状が出たら
画像検査をする」 は、
私の病院も、基本的には、同じです。
私の病院も、基本的には、同じです。
・私はステージ4に限りなく近い状態で
(治療前の検査で
既に、腫瘍マーカーも超高値でしたし、
皮膚肥厚、腫瘍内科医曰く浸潤疑い、
手術不能な胸骨傍リンパ節転移も
画像上映っていましたし、
術前に肝臓の影も映っていましたし
pCRせずに脈管侵襲高度な腫瘍が
残りましたし)
術後、主治医曰く
「リンパ節郭清漏れ」もあり、
⬆『転移リンパ節はどこへ消えた』
シリーズの過去記事などをご覧下さい
1年内の転移が最も可能性が高く、
次いで3年、5年という状況だったので、
3ヶ月毎にCTをしています
(もうすぐ3年です)。
・過去記事に経緯を書いています。
・私は、
転移後の治療を考える時間が欲しいのと、
独り親で娘を育てている終活の都合と、
癌の変化の観察が重要だと思っている、
ので、
転移も早期発見すべく、
頻回の検査をしていただいています。
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