【再掲】(乳癌)術後経過観察の頻度と手段 2018年乳癌診療ガイドラインより | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

医療の進歩、最新の医療を正しく理解し
玉石混淆の情報で怪しい治療に流されない
ためには、
まず、「標準治療≒保険診療」を
知っておこうよ、押さえておこうよ、

ガイドラインをツールとして
それぞれの治療のメリット、デメリットを
主治医と話し合って
 (場合によっては、セカンドオピニオンも
  受けて)
患者自身が納得して治療選択する、
場合によっては、人によっては、
先進医療や臨床試験も検討してみる、とか

その上で、代替療法(補完療法)は、
追加で、考えようよ

※その上で、
  年齢や基礎疾患や、癌の種類、状態や
  それぞれの価値観で、
  選択は変わってくるのだと思います。

という主旨で

⚫標準治療(≒保険診療)とは何か、
  乳癌治療の目的と概要

⚫標準治療(≒保険診療)の
  具体的な治療手段、各論として、
  手術、薬物療法、放射線療法

について、再掲し、

治療判断に重要な検診・画像診断
についても再掲しましたが、

術後の経過観察の手段と頻度
気になる経過観察者も多いと思われ、

今までも、何度か、

私が頻回の画像検査をしていることへの
(家庭事情でちょっとお休みしていますが)

質問、批判コメントや掲示板書き込みも
ありましたので、

から、関連箇所を抜粋再掲した後で、

最新動向のりブログ紹介記事を
発信したいと思います。

(ガイドライン再掲16)

ー◆ー◆ー◆ー

(元投稿:2019/8/22、再掲:2019/4/2)

(前略)

検診、検査は、
非常に重要であり、
その技術も進歩しています。

(元投稿:2018/8/22)

※私のコメントは緑字に変更しました。
  (2019/4/2)

【検診・画像診断 メモより
    術後経過観察関連を抜粋】


術後の定期画像(CT)検査

再発リスクの低いステージ1、2乳癌の
   術後に定期的な全身画像検査を行わない
   ことが勧められる(推奨度合意に至らず)

  ※ 行わないことを「強く勧める」のか、
    「弱く勧める」のか、3回のvotingを
     行ったが合意に至らず。
     3回とも「弱く」36%、「強く」64%

・術後フォローアップにCTを用いた
  前向き研究は存在しない。
  日本での小規模の後ろ向き研究では、
  CTを含む画像検査または腫瘍マーカーで
  見つかった遠隔転移群はOS、再発後の
  生存期間が有意に良好。
  (ただし症例数少ない。ステージ1、2の
    検出率は低い。)

乳癌サブタイプおよび腋窩リンパ節転移
  を考慮した再発高リスク群に対する
  画像検査を用いた術後フォローアップの
  有用性に関する前向き臨床試験が開始
  されており、解析結果が待たれる。

   ⬆私は、
       臨床研究結果を待っていられない、
       HER2
         (ハーセプチン効き悪し)、
       ステージ3C
         (腋窩~胸骨傍まで広範囲の
          リンパ節転移
          郭清はレベル2まで、が結果4個、
          術後病理検査での抗がん剤効果は不明
          郭清漏れで決着させたという
          個別特殊事情あり)
       再発超高リスクなので、
       私は早期発見を目指して検査して
       いただいています。
       勿論、転移後の長期生存を目指している
       戦略の1つです。


術後の局所再発や対側乳癌早期発見
   のためのエコー 、造影MRI

術後の局所再発や対側乳癌早期発見
   のために定期的なエコー検査が望ましい。

・乳房温存術後、特にルミナルタイプ乳癌
  の局所再発早期診断にはエコーが有用。
  他の組織型では他検査も併用することが
  推奨される。

・初発乳癌がマンモ等で検出困難だった症例
   または高濃度乳房症例では、対側乳癌の
   早期発見を目的としたMRI検査は許容。

   ⬆私は(私の通う病院では)、
       年1回のマンモ、エコーは全員に実施。
       以外はリスク加味、所見があれば、
       かな?


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