【再掲】トリネガ乳癌に有効性示すテセントリク(免疫チェックポイント阻害剤)(ESMO、NEJM) | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

(元投稿: 10/23 13:20)

ご訪問ありがとうございます。

乳癌(トリネガ、転移性および手術不能な
局所進行性)で結果を出した、

免疫チェックポイント阻害剤
アテゾリズマブ(テセントリク)の、
国際第3相臨床試験IMpassion130
 ⬆すののさんやAKANEさんが参加している
    アテゾリズマブ+ナブパク(アブラキサン)
の中間解析結果が

ESMO(欧州臨床腫瘍学会)で採用され、
NEJMにも掲載された、
とのことです。

IMpassion130には日本も参加しているし、
中外さんのロードマップでは
今年度、認可申請予定だし、
本庶先生のノーベル賞受賞で沸いている
免疫チェックポイント阻害剤だし、

中外製薬さんも、しっかり、
ニュースリリースされています。

早く、認可されて保険診療で治療が
受けられるようになるといいですよね

治験だと、1/2の確率で、
  患者の「新薬を試したい」という、
  切なる意志に反して、
  プラセボにあたって、
  使うことを諦めなきゃならない、
  無念な思いを、
  ギリギリのところで命と向き合っている
  患者がしている、させられている
  わけですから…


読者の皆様が読むには、
中外さんのニュースリリースより、
がんナビさんの文章の方が分かりやすい
かと思いますので、
そちらでご紹介させていただきます。

10/22のがんナビニュース(日経BP社)

        ⬆リンクを貼ってあります


・PD-L1陽性に限るとOSの延長効果は
    より明確
   (理論的にも、そりゃそうだよね)

乳癌を対象にした第3相試験で
    免疫チェックポイント阻害剤の有効性が
    証明されたのは、これが初めて。

対象 :902人

有効性  
      臨床試験結果だから、あくまで
      「患者集団」

・ITT  PFS中央値  7.2か月:5.5か月
・PD-L1陽性(185人:185人)  7.5か月:5.0か月
・1年PFS率  29%:16%

・PD-L1陽性のOS中央値  25か月:15.5か月
・1年OS率 54%:37%

副作用

両群で同様
  すなわち、主としてナブパク(アブラキサン)
  の副作用が出ている。

・アテゾリズマブ群で2%以上プラセボ群
   よりも多く発現したグレード3/4の副作用は
   末梢神経障害(6%と3%)


ー◆ー◆ー◆ー◆ー


私は、トリネガ再発(転移)の可能性も
十分あり得るので、
自分のこととしてウォッチしている
臨床試験です。






【すののさん】


【AKANEさん】

        AKANEさん


        AKANEさん


ー◆ー◆ー◆ー

AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用


乳癌の国際大規模臨床試験をしているのは
アテゾリズマブ(テセントリク)の他には
ペンブロリズマブ(キイトルーダ)。
乳癌に関するキイトルーダの結果は、
まだ公表されていない。
因みにキイトルーダは、過去にも書いた
ように、肺癌の臨床試験の勝者であり、
近いうちに売上はオプジーボを抜くと
言われている。

AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用

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