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見よう見まねのブログ

CameraやPCなど、見よう見まねの悪戦苦闘

17.5mm裏紙付きフィルムを使う豆カメラのQ,Rです。

 

Q.P

Raica(未確認)


Real


Regent


Robin(1950年頃の16mmカメラ風)

Rocket Camera(前面のデザインが2種類)


Rolane


Rubina 16 Model II(1951)
菅谷精光株式会社(SSK)の16mmと17.5mm裏紙付きフィルム兼用版。米国Mycro社向けOEM。

以前の社名は菅谷光機(Sugaya Optical Co,.Ltd.)。

 

Rubix(1947)菅谷光機 & 菅谷精光。金属膜フォーカルプレーン式シャター(B,25-150)。

Rubix Deluxe(1947)。Rubixロゴが相違。Deluxe版はレンズ交換可能だが、交換レンズは発売されず。

レンズ(25/2.8)はRubix用が前期:Sugaya-Kogaku(菅谷光機)、後期:SUGAYA SEIKO(菅谷精光)。

Rubix Deluxe用はSUGAYA SEIKO(菅谷精光)。Deluxe版の方が後から発売。

米Mycro社発売のフィルム。Rubix & Rubina兼用なので、17.5mm裏紙付き。16mmは専用金属カートリッジ入り。


Ruby

 

17.5mm裏紙付きフィルム使用豆カメラのN,O,Pです。

 

New Hit(前回同様、New Hit(筆記体)とNEW HIT(ゴシック体)の2種類あり、前面デザインも異なる)


New Rocket(Gold & Chrome)


News Sanei


Nikkobaby

Novelty(未確認)


Ogica 14


Old Mexico


P.A.C


Pacific


Pamex

Peace

Peace III。PeaceはMickeyの銘板違い。

Peace Baby Flex

Peace Small Lef。Peace Baby Flex, Peace Small Lef, Sholy-Flexは姉妹機。


Pen


Pet


Petit


Petty(Tickaに似た懐中時計のデザイン)


PFCA

Pretty(未確認)


Prince 16-A(16mmカメラ風、画像は14x16mm)


Prince 16-S(レンズ部が黒と白の2種類。白は上部に16-S、黒はレンズ下部に16-S)


Prince Ruby(Toyoca Ace, Hobby 16, Homer 16, Prince Rubyは姉妹機)

 

17.5mm裏紙付きフィルム使用豆カメラ(Midget型、Hit型)のMです。

 

Madison

Marvel


Mascot(志村光学、二眼レフ風、絞りとシャターが変更可能)

 


Meteor(太陽堂光機のMeteor、Vistkam、Epochs、Beauty-14シリーズ)

上部に製造番号が有るものと無いものがあり。

レンズ銘がMeteorとMeteallの2種類。

シャッターも2種類(B 1 2 or B 25 50)。

1948〜1949年当時の広告。当初型名Meteorが、Meteallに変更。


Micky。Peaceは姉妹機。Boltaxに似ています。

Midge


Midgetは戦前から続く美篶商会のモデルで、以下の種類あり。


Midget original(1937)、22/6.8(2群2枚)、B, I、折り畳式Finder、Jilona No.1233


New Midget(1939)、20/4.5(3群3枚)、B, I、VFが軍艦部、Jilona No.27488


New Midget II(1940)、20/4.5(3群3枚)、B, I、Jirona No.354425 model no.2

New Midget IIa(194x)、20/4.5(3群3枚)、B, I、Body Shutter、Jirona No.354425


New Midget III(1951)、20/4.5(3群3枚)、B, 25,50,100、Body Shutter、Pat. No. 357698   Model III

 

Mighty(東興写真=TOKO Optical Works、2xFinder, MADE IN OCCUPIED JAPAN)

レンズは3種類

F4.5/6.3/8、シャターはB & I

 

Mighty Midget

Minetta


Mini (Minica O.L.)


Mini Camera


Mini Camera(1975年香港製、プラスチック、別名Dick Tracy or Laurie)


Minix(Koltの姉妹機、絞りとシャッターが変更可能)

岡田光学精機製。後の、第一光学(1951〜)、ゼノビア光学(1956〜1958破産)。

Miracle

Mity


Moment Watch Camera

Tickaの特許に基づき、1910年頃上田写真機店が輸入販売。画面は15×22mm。17.5mmフィルム使用。

T.U.CAMERA CO. = Tokyo Ueda Camera Co. ?


MycroはMidgetと同じく、戦前(秋田製作所)〜戦後(三和商会)と続く豆カメラ。

Mycro Original(1939)

New Mycro(1944)

Mycro New(1947)


Mycro I(1947)


Mycro II(1950)

Mycro III(1953)


Mycro IIIA(1953)

 

Mycro(菅谷光機から米Mycro社へのOEM。同じMycroなので紛らわしい)

上部はMycro、シャッターはSUGAYA MODEL II(B,25,50,100)、絞り(F4.5-11)

 


Mycroflex(1941年写真雑誌に紹介されるも、現存無し?)


Mycro-Fine

Myracle II(菅谷光機Hopeの米国Mycro社向けOEMブランド。

絞りF4.5-11、シャッターはB,25,50,100、MADE IN OCCUPIED JAPAN(裏革 or 底面)。

前面白のMyracle IIは上記Mycroと同じ仕様のレンズ、シャター(SUGAYA MODEL II)だが、軍艦部が異なる。


Myte

 

17.5mm裏紙付きフィルム使用豆カメラのKとLです。

 

Kassin


Kent(前面が黒と白の2種類)


Kiku 16I(森田商会のSaica, Kiku 16, Gem 16, Halmatシリーズ)

Kiku 16II(前面にシャッターセットレバー)

King Camera


Kitty(Kittyのイラスト入り)


Kolt(絞りF4.5-F11、シャッター B,25,50,100、MADE IN OCCUPIED JAPAN)

岡田光学精機製、その後社名変更。第一光学(1951〜)、ゼノビア光学(1956〜1958倒産)

姉妹機はMinix。

Kute(東郷堂Toyoca 16, Saga 16, Kuteのシリーズ。銘板が異なる。)


Lenz

Lloyd's


Lovely(1948)

京都精機(株) or 京都精工(株) = K.S.K。16mmカメラ風のデザイン。固定焦点、固定絞り、シャッターは25,50,100。


Lucky

Lyravit(富士光学、現物未確認)

 

17.5mm裏紙付きフィルム使用豆カメラ(Midget型、Hit型)のH,I,Jです。

 

Hadson
Hallow(未確認)


Halmat(東郷堂のSaica, Kiku,  Gem 16, Halmatシリーズ。)


Hamco


Happy


Hartex

 

以下、筆記体の"Hit"


Hit★★★、シャターは I のみ

Hit★★★Camera、シャターはB & I。以下、同様。

Hit、レンズは無銘。上部に"Hit"

Hit★★★MADE IN JAPAN、Gold & Chrome

Hit★★★FOREIGN

 

以下、大文字の"HIT"

HIT★★★CAMERA、Gold & Chrome

HIT★★★MADE IN JAPAN、Gold & Chrome

HIT★★★MADE IN OCPIED JAPAN


Hit II(角ばったデザインに変更)

 


Hobby 16(Toyoca Ace, Hobby 16, Homer 16, Prince Rubyは姉妹機)


Hobix(Bolta版のHobixと同じ名前)


Homer


Homer 16(Toyoca Ace, Hobby 16, Homer 16, Prince Rubyは姉妹機)


Homer No.1


Honey Mascot

Hope(菅谷光機=Sugaya Optical Co., Ltd.の国内向け、米国Mycro向けOEMはMyracle銘。2種類あり)

絞り(F4.5-11)、シャター(B,25,50,100)


I.G.B.


Jay Dee


Jenic(絞りF2.8-F11, シャッター B,20-200 の高級仕様)


Jet

 

17.5mm裏紙付きフィルムを使う豆カメラのE,F,Gです。

 

Electronic
Elite

Emson
Enn-Ess TC


Epochs(太陽堂光機のMeteor, Vestkam, Epochs,Beauty 14シリーズ機) 
Francya


Fuji(富士山のイラスト付き、Gold & Chrome)


Fuji Kozet(1944年のカメラ記事、現存無し?)


Gamma(絞りとシャッター速度が変更可能。MADE IN OCCUPIED JAPAN)


Gem 16 Model II(森田商会のSaica, Kiku 16, Gem 16, Halmatシリーズ)

Gemflex(詳細、2021-04-18付ブログ参照)

 

GHI(未確認)

Glico Lighter(グリコの景品)

Global


Globe


GNCO(Gold & Chrome)

Gurico(グリコの景品、スペルが現在のGlicoと異なる。前面が黒グリコと白Hitの2種類あり)

 

17.5mm裏紙付きフィルム使用豆カメラ(Midget型、Hit型)のCとDです。

 

Champ

Charco Imp Inc.(上部はHitの文字)


Charmy


Click Camera

CMA(未確認)

CMC Camera


Colly Camera(前面が白と黒の2種類)


Comet

Comex


Corona (Hit Type, 1xFinder)


Corona 2xFinder


Corona 2xFinder レンズはCoronax銘


Corona 2xFinder Prince銘
Corona Color(未確認)


Croma Color 16


Corona III(Gold)


Croma


Crown(Glod & Chrome)


Cryster


Dale

Diplomat

 

 

2021-04-11付ブログで紹介した、17.5mm裏紙付きフィルム使用豆カメラです。

日本ではMidget型、海外ではHit型と呼ばれます。

 

実に、200種類以上のモデルがありますが、今回可能な限り現物調査をしてみます。

先ずは、"A"と"B"のつくモデルです。

 

Ahi

Alome(未確認)

Amerex

Arcoflex

Arrow
Arrow camera

Astra

Astropic

Atomy


Baby Colon

Baby Lux(未確認)

Baby-Max


Babyflex(レンズ周りにバリエーションあり)


Barco

Barlux

Beauty 14(Meteor, Vestkam, Epochsと同じ太陽堂光機製。横向きファインダーが追加されており、珍しい。)

Beica

Bell-14(Bell-14, Sing-88は姉妹機)


Betson's

Blondy(紹介記事の写真のみで、現存無し?)


Blue Star(2種類のロゴあり)


Budget

 

 

今回の調査対象は、Penti。東独製のハーフサイズカメラです。

1930年代のAGFA Karat filmをベースとした、SL System(独:Schnell-Lade-System、英 : Fast Load System)のカートリッジを使います。

1964年に感度設定ノッチを追加しRapid Systemになりますが、Kodak 126に負けて短期間で市場から消えました。

Pentiは1958〜1977年まで19年間、累計800,000台製造されたロングセラーです。

 

同じハーフサイズの下記機種と同様、基本設計が秀逸だったから長寿命だったのでしょう。

Olympus Penシリーズ(1959年初代Pen発売〜1981年Pen EF発売、1983年製造終了)

Ricoh Auto Halfシリーズ(1962年初代Auto Half発売〜1979年Auto Half EF2発売)

 

■調査結果のまとめ

 

■Proto Type(試作機)

レンズはNovonar 30/3.5, シャッターはPriomat(B,30-125)

巻き上げはプランジャー式では無く、レバー式です。

 

■Welta Orix(1958)

1958年9月のLeipzig Autumn Fairで披露されました。

レンズはMeyer-Optik Trioplan 30/3.5。名前の通り、3群3枚のトリプレット。

シャッターは(B,30-125)、巻き上げはプランジャー式に変更。

当時の広告です。翌1959年にはPentiに改名されたので、製造台数は極めて少ない(数百〜数千台?)。

製造番号は今回確認できず。

 

■Penti(1959〜1961)

後のPenti I, IIと区別するため、Penti 0とも呼ばれる。各種カラーバージョンがあり。

レンズ下部に"PENTI"の刻印。

Orixと同じで、レンズはMeyer-Optik Trioplan 30/3.5, シャッターは(B,30-125)

内部構造と当時の広告。

製造番号はフィルム室の右にあり。底面には"Welta 12/0561"の刻印。今回確認は、#7,737〜89,878。

後期になると、底面には"GERMANY (Pentaconロゴ) 12/2034"の刻印。今回確認は、#92,859〜169,185。

従って、Penti 0は約170,000台製造。

 

■Pent I & II(1963-1977)

Proto Typeです。製品版とはデザインが異なります。

Penti 0の丸みのある形状から、四角になりました。Penti 0同様、カラーバージョンがあり。

Penti IとIIの違いはセレン式露出計の有無。但し、Iにもダミーのセレン受光部があり、レンズ下部の型名表示で区別。

レンズ銘もDomiplanに変更されました。(1963年にTrioplanからDomiplanに改名されたが、中身は同じ)

Penti IIのカットモデル。

当時の広告。

 

■Penti I & IIの製造番号

フィルム室に製造番号があるのは、#5,408〜208,754。

#213,192〜645,229は底面に番号刻印。

従って、Penti I & IIは約650,000台製造。

Penti 0の約170,00台を加えると、総計約820,000台となります。

 

■Penti I & IIの底面、製造工場の表示変化

前期:GERMANY (Pentaconロゴ) 12/2034

後期:GERMANY (Pentaconロゴ) ((1)) 12/2034
((1)) はVEB Kamera- und Kinowerke Dresden (VEB KKWD)第一工場?

#5,408〜26,744(フィルム室)

 

前期:(Pentaconロゴ) + ((1)) 

後期:(Pentaconロゴ) +△1

#40,682〜208,754(フィルム室)

 

以降は底面に製造番号刻印。

輸出用は、(Pentaconロゴ) + MADE IN GDR。

国内向けは、(Pentaconロゴ) + ((1))  or △1(上記と同じ)

#213,192〜645,299

 

■Penti I & II用Domiplanの表示変化

前期:MEYER-OPTIK DOMIPLAN V 1:3.5/30

後期:DOMIPLAN V 3.5/30

 

■Penti IIの梱包箱

■Penti IIのケース

PENTACONのロゴ入り

 

■取説

Orix用

Penti 0用

Pent I用(独)

Penti II用(独、英、仏)

 

■保証証(Guarantee-Card)

 

■Penti AE版

開発計画のみで、製品化されずに終わりました。

 

■最後に

Pentihは非常に合理的で簡素な機構設計で、信頼性も高く、製造コストも抑えられたことがロングセラーの秘密でしょう。

カメラとしての基本性能は備えており、少し知識があれば十分使いこなせます。

デザイン的にはPent 0の丸みを帯びた可愛らしいスタイルの方が似合ってますね。

 

可愛くて長きに亘りアイドルで

Epson LP-S120のDebian用ドライバーは32bit用しか提供されていません。

仕方なく、64bit用はソースからドライバーをビルドして使っていました。2019-02-15付ブログです。

 

 

 

今回、Debian 12 64bitの再インストールに伴い、LP-S120のドライバー用ソースをダウンロードしようとしたらエラーです。

そこで対策を検索結果、Debian 12のCUPSドライバーが使えそうです。

 

プリンターを繋いで、CUPS設定画面から、「Add」

Epson LP-S120が自動検出されたので、「Foward」。

Epson LP-S120はXeroxのOEMなので、「Foward」。

Phaser 3010か、Phaser 3040を選択「Foward」。

プリンター名はEpson LP-S120のままでOKなので「Apply」

テスト印刷して確認。

プロパティです。

 

Debianもプリンターに関しては、以前に比べ少し使い易くなりましたね。

 

知らぬ間にサポートされたドライバー