見よう見まねのブログ

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CameraやPCなど、見よう見まねの悪戦苦闘

■はじめに

今回はOlympus Wideシリーズの最高峰、1957年発売のWide-S(Super)です。

シャッターを倍数系列のSeikosha-SLVに変更したモデルは、Wide Super 2となります。

但し、ボデイの型名表示は”WIDE-S"のままで、広告やマニュアルはWide Super 2。

大口径35mm F2、連動距離計、ブライトフレーム、等高級仕立て。

 

■仕様

Olympus 35SII(1957)と共通ボディ。

Olympus 35-S(1957)は35SIIとレンズが異なる。

黒塗りもあり。背面にはLV換算表。

初期はH.Zuiko F.C. 35/2(6群8枚)。その後、H.Zuiko-W 35/2に変更。

Wide-S(Super)はH.Zuiko 35mm F2付き。連動距離計。ブライトフrーム。

前期のシャッターは35SIIと同じSeikosha-MXL(B,1-500)、旧系列。

後期は倍数系列のSeikosha-SLV(B,1-500)。型名は"Wide Super 2"。下記参照。

 

■製造番号調査結果

239台のサンプル確認結果、合計約17,000台製造。

218本のレンズ確認結果、合計約17,000本で、本体と一致。

 

■製造番号の事例

Seikosha- MXL付きは、B#10024〜112048。B#191478〜192965。

Seikosha-SLV付きは、B#109533〜113422。

黒塗りの事例。

米国Sears向けOEMのTower 20の事例。

 

■レンズ製造番号の事例

Seikosha-MXL付きは、L#100025〜115187。

"H.Zuiko F.C."銘はL#100648迄。L#100685以降は"H.Zuiko-W"銘。

Seikosha-SLV付きは、L#115380〜117487。

 

■外箱

Seikosha-MXL付きは、Wide Superと表示。

Seikosha-SLV付きは、Wide Super 2と表示。

 

■ケース

 

■マニュアル

Wide Super

Wide Super 2。1957(S32)年11月印刷。

 

■広告、パンフ

Wide Super。37,000円、

Wide Super 2パンフ。1958(S33)年12月印刷。

 

■最後に

Olympus Wide-S(Super)の後継機は無く、大口径35mmワイドレンズ、連動距離計モデルは一代限りです。

製造台数も約17,000台と結構売れたようですが、EE(AE)化の流れに勝てませんでした。

 

スーパーはレンズも豪華距離計も

 

■はじめに

今回はOlympus Wideシリーズの最終機種、Wide 2です。

前機種のWide-Eはセレン式露出計内蔵でしたが、Wide 2で初代Wideと同じ露出計無しのモデルに回帰しました。

Wide 2は実質2種類あり、初代から更に値下げしています。

1955年、Wide(16,900円)

1958年、Wide 2(15,900円)

1959年、Wide Wマーク付き(11,500円)。初代と同じWide銘なので区別する為、以下"Wide 2W"と記載します。

 

■仕様

Wide 2(1958)                      Wide 2W(1959)、Wマーク付き

 

初代Wideと基本仕様はほぼ同じです。

レンズはD. Zuiko-W F.C. 35/3.5(3群4枚)。

シャッターはCopal MXV(B, 1-500)に変更。

ファインダーも同じブライトフレーム、近距離補正マーク付き。距離計は無く、目測。

 

■製造番号調査結果

98台のサンプル確認結果、合計35,000台製造。

 

Wideシリーズ総計では約110,000台。

 

レンズは総計約106,000本。本体台数とほぼ一致。

 

■Body製造番号の事例

Wide2はB#10094〜118068。

Wide 2WはB#108617〜135138。

 

■Lens製造番号の事例

L#154418〜205462

 

■外箱

Wide 2

Wide 2のPrice Tag。15,900円。

 

Wide 2W。Wide 2とデザイン、色が異なる。

 

■マニュアル

Wide 2

 

Wide 2W (Wマーク付き)

 

■広告、パンフ

Wide 2。15,900円(ケース込)。

 

Wide 2W。11,500円(ケース込)

 

■最後に

Olympus Wide 2、Wide 2Wで更なる低価格化を推進してのは、業界の価格競争を反映したものでしょうか?

便利な露出計を内蔵せず、シンプルな操作性とデザインで延命化を図ったのでしょう。

でも、時代はAE(EE)化と標準レンズの大口径化の流れで、Wideシリーズの役割は終えたようです。

 

二番手は値段を下げて延命化

■はじめに

前回のOlympus Wide(1955年)に続き、今回はOlympus Wode-E(1957年)です。

Wideに露出計を内蔵し、巻き上げもノブからレバー式になりました。

 

■仕様

非連動セレン式露出計を内蔵。巻き戻しノブに露出換算盤。着脱式の露出計カバーもあり。

レンズはWideと同じ、D. Zuiko W F.C. 35mm F3.5。

シャッターはCopal MXからCopax-MXVに変更。旧系列(B,1,2,5,10,25,100,250,500)。

セレン式露計内蔵により、ファインダーはブライトフレームからアルバダ式に変更。

Wideと同じく連動距離計は無く、目測で焦点調整。近距離補正マーク付き。

価格はWideの16,900円から、18,900円にアップ。(下記参照)

 

■製造番号調査結果

135台のサンプル確認結果、約26,000台製造。Wideの50,000台から半減です。

最終期に米国Sears向けOEM Tower 54を製造。(下記参照)

 

■Body#

B#10026〜125935。終盤(B#12万代以降)に米国Sears向けOEM、Tower 54の事例あり。

EPマーク付きの事例。駐留米軍向けExchange Post(EP)は物品税免税の為の表示。

 

■Lens#

L#136281〜190022。レンズの製造番号は、前半はWideと、後半はWide IIとオーバーラップ。

 

■広告、パンフ

16,900円。

 

■外箱、ケース

 

■マニュアル

表紙は日英共通。印刷コードから、S32(1957)年10月、S33(1958)年8月発行。

 

■最後に

Olympus Wideの成功に続き、露出計内蔵のWide-Eですが、期待に反し販売はWideの半分と低迷。

便利さよりも、操作性やデザインが影響したのでしょうか?

それとも、他社競合機種との市場の奪い合いが原因?

以降、Wideシリーズで露出計の搭載は無く、後継機種はWideの廉価版でした。

 

セレン入れブライト無くし良い(E)ワイド

 

 

■はじめに

今回は35mmワイドレンズカメラの先駆けとなった、Olympus Wideです。

Olympus Wideの成功により、各社から続々と35mmワイド付きカメラが発売されました。

 

1955年:Olympus Wide(35/3.5)、Kowa Kallo Wide(35/2.8)


1957年:Olympus Wide E(35/3.5)、Olympus Wide S(35/2)

1957年:Mamiya Wide(35/2.8)、Mamiya Wide E(35/2.8)、Kowa Kallo Wide F(35/2.8)

1958年:Olympus Wide II(35/3.5)、Minolta Auto Wide(35/2.8)

1958年:Walz Wide(35/2.8)、Welmy Wide(35/3.5)

 

■Olympus Wideの仕様

D.Zuiko-W F.C. 35mm F3.5(3群4枚のTessar型)

ファインダーはブライトフレーム付き。目測。シャッターは旧系列の、Copal-MX(B,1〜300)。

 

■製造番号調査結果

86台の製造番号確認結果、B#100047〜150071で約50,000台製造。

 

L#101106〜150756で。約50,000本。本体台数と一致。

 

■外箱、ケース

 

■マニュアル、パンフ

日本語版。16,900円(ケース込)

英文版

 

■最後に

1955年から始まったワイドブームは長続きしなかったようです。

1961年01月発売の初代Canonetの成功により、メーカ各社は大口径EE(AE)カメラに移行します。

 

初物でワイドに写すカメラかな

 

Debian 13でGoogle Chromeのアップデート以降、頻繁にクラッシュするようになりました。

 

普段、シークレットモードで使用しているのですが、下記対策を実施。

(1)拡張機能を外す

(2)キャッシュとCookieの削除

(3)ハードウェアアクセラレーションをオフにする

(4)MemTest 86でメモリーをチェック

(5)グラボを交換

いずれも効果無く、相変わらずクラッシュします。

 

そこで、Firefox-ESRをインストール。

結果、クラッシュは発生せず、安定動作です。

不思議ですね???

いずれChromeのアップデートで対策されるのでしょうか?

 

【2026-05-13追記】

ChromeのVer. Up(148.0.7778.167)により、クラッシュは解消されました。矢張り、バグでしたね。

 

クロームのクラッシュ続き乗り換えた

普段、PCでEメールを利用しています。

今日、Aメールでログインしようとしたら、Bメールに送信したログインコード入力を求められました。

そこで、Bメールにログインしたら、Aメールに送信のログインコード入力を求められました。

ほんと、いい加減にして欲しいですね。メール乗っ取り防止対策とは言え、面倒至極。

セキュリティ関連で2段階認証を求められましたが、普段は1段階でログインできたのに。。。

 

暫く頭を冷やし、どうしたものかと思案した結果、普段使わないスマホのメールを思い出しました。

こちらで何とかログインコードが確認でき、一件落着。

 

銀行口座などはスマホのSMSでコードを送信します。

メールより、こちらの方が利便性が高いかも知れませんが、普段はPC使いなので。。。

 

気紛れでコードを求むメールかな

2023-10-25付ブログで通販詐欺の被害に遭ったことを紹介しました。

 

最近、複数の通販サイトで、全く同じカメラ(同じ写真と、同一製造番号)が掲載されていました。

通常あり得ない状況なので、詐欺サイトに間違い無いでしょう。

 

被害に遭わない為、留意点を下記します。

(1)クレジットカードの番号を求める場合は危険。

(2)銀行口座振り込みでも、名義人が外国人の場合も危険。

(3)実在する会社、住所かどうかをネット等で確認する。

(4)信用できる通販サイトのみを利用する。

 

体験談として、被害に遭って、警察に届けと代金回収と口座凍結手続きを行っても、既に銀行口座残高が無かった。

どうやら、帰国直前に犯行を行うようです。多分、銀行口座を犯罪組織に貸しているのでしょう。

 

巧妙に代金騙す詐欺サイト

■はじめに

今回はPax M4。2021-05-29付ブログの改訂版です。

Paxシリーズは、Pax 35, Golden Vew(GV), M2, M3, Ruby, Jr, M4で打ち止めとなりました。

型名だけはLeica Mシリーズを真似た機種ですが、Pax 35, GVだけがBarnack Leicaの面影を残しています。

 

■仕様

初期は型名刻印。

その後、ラベルに変更。米国OEM機もラベル張替えで対応。

Paxシリーズ最初で最後のブライトフレーム入りファインダーを装備。

でも、ボディはPax 35以来共通なので、コンパクト化の弊害で、有効基長が短いままです。

レンズ、シャッターはPax M3と同じ。ASA/DIN表示は黒と赤の2種類。

 

■レンズ製造番号調査結果

Pax M4 115台と米国OEM機52台の調査結果、総数約70,000台製造。

 

Paxシリーズの総計は約20万台(16万台+Ruby 4万台)と推定。

 

■Pax M4

初期は型名が刻印(Stamp)。L#94369はマニュアル、L#100052は広告掲載分。L#106469が刻印の最後。

以降、型名がラベルに変更。本体が同じなので、OEMを含めラベル張替えの方が生産効率が良い。

L#102708〜170339。初期は刻印とラベルが混在しています。

 

■EP マーク(駐留米軍向け)

初期のL#100691に<EP>マークあり。

 

■原産地表示の変遷

表示無しのものと、

JAPAN --> MADE IN JAPAN --> 底部にMADE IN JAPAN、と変遷。

 

■外箱、ケース

 

■マニュアル

本体

アクセサリー。Converter(Wide & Tele)含む。

 

■1959年広告

Pax M4とPax Jrが同年発売。Pax M4は11,000円でPax M3 12,500から値下げ。

米国広告はPax M4とPax Jrが併記。

 

以下、米国OEM機

■Atlas 35II

唯一、距離計無し、レンズも45/3.5の廉価版。L#38608〜67439。

原産地表示は3種類(無し、MADE IN JAPAN、底部にMade in Japan)。ケースにもMADE IN JAPAN。

 

■Atlas 35 Deluxe B

Shutter(B, 10〜300)

Luminor 45/2.8、L#137361〜143756。

 

■Magnon 35

Shutter(B,10〜300)。ケースにMagnonとM4の表示。

Lunimor 45/2.8。L#156787〜160823。

アクセサリーのマニュアル。Converter(Wide & Tele)を含む。

 

■Pal M4

Shutter(B,10〜300)

Luminor 45/2.8。L#102354〜167715。

原産地は底部にMade in Japan。外箱。取説。

 

■Rex

Shutter(B,10〜300)

Body#とLens#がある。B#100010 & L#118938

B#100381 & L#119807。

 

■Rex M4

L#121317のみ赤ラベル。Shutter(B,10〜300)は共通。

上記以外、全て黒ラベル。

Luminor 45/2.8。L#114656〜140665。現地表示はJAPN --> MADE IN JAPAN(後期)

マニュアル

 

■TAC Deluxe

Shutter(B,10〜300)

Luminor 45/2.8。L#102921〜113296。原産地はJAPAN。

 

■US Projector & Electronics Corp

Shutter(B,10〜300)

Luminor 45/2.8、L#122993。

 

■望遠、広角コンバータ

Pax M2以降共通のテレコン(Tele Converter)と

ワイコン(Wide Converter)

 

■最後に

Pax M4はMシリーズの最後となり、M5は出ませんでした。

同一金型のボディに、レンズやファインダー部を変えてモデルチェンジを繰り返しましたが、

最後まで露出計やEE(AE)を搭載することなく、メカ式を貫きました。

 

ライカ追いモデルチェンジも四止まり

■はじめに

2021-05-26付ブログの改訂版です。

Pax Ruby(1958)はPax M3(1957)の後継機種ですが、Mシリーズでは無くRubyと命名。

Pax M3の廉価版としての位置づけで、当時の価格競争を反映したもの。

価格はPax M3 12,500円に対し、RubyはF2.8付き9,000円、F2.8付き8,000円です。

Pax M3が販売不振だったので、低価格路線に転換したのですね。

でも翌年、Pax M4(1959)で高級路線に軌道修正。

 

■仕様

Luminor 45/2.8付き

Luminor 45/3.5付き

(1)連動距離計窓がPax M3に比べ、Pax Rubyは小さくなりました。

(2)レンズがLuminor 45/2.8からLuna 45/2.8と45/3.5に変更。

(3)Ruby以降Body#が無くなり、Lens#のみになった。

Olympus 35-SとPax Rubyの大きさ比較。Pax Seriesはボディが共通でOlympus PenやRollei 35並の大きさです。

 

■調査結果のまとめ

Ruby F2.8付き35台、F3.5付き13台と、OEM機26台の製造番号調査結果は下表のとおり。

OEMの後期は生産効率向上目的で、型名(Logo)を刻印(Stamp=ST)からラベルを張り替える方式(BK)に変更。

 

■Pax Rubyレンズ番号の事例

Luna 45/2.8。L#17535、L#81666、L#81722はいずれもマニュアル掲載分。

12〜13万台が今回未確認。

 

Luna 45/3.5。L#80279〜112478。9万台が今回未確認。

 

■OEM機の事例

Pax M3に続き、Rubyも米国OEM拡販を志向。いずれも大和光機工業の"y"マークあり。

★Konair Ruby

 

★Pal

 

★Pax Sunscope

 

★Rex

 

★Rex Kaysons

 

★Ricsor

 

★Rippa

 

■外箱、マニュアル

Pax Ruby                                                                            Rippa

 

■広告

1958年、F2.8付き9,000円、F3.5付き8,000円。

 

■最後に

Pax Ruby(1958)は起死回生策として、低価格のモデルチャンジですが、販売が思わしく無かったのか、

翌年(1959)Pax M4でブライトフレーム付き高級機と、距離計の無いPax Jr(1959)を併売し、両面作戦を展開しました。

しかし、技術力に勝る大手メーカとの競争に太刀打ちできず、EE機のPalmat Automatic(1962)を最後に姿を消します。

 

安物にルビーと名付け高級感

 

■はじめに

今回のPax M3(1957)は、前回2021-05-22付ブログの改定版です。

 

■仕様

Pax M2(1956)からの主な変更点は、

(1)ファインダーの大型化

(2)ノブ式からレバー巻上げに

(3)レンズがLuminor 45/3.5から45/2.8に少し明るくなった

(4)巻上げレバーのASA感度表示が変更

Pax M2                    Pax M3

 

■製造番号調査結果

173台の番号を確認結果、上記表のとおり。前半はPax M2と番号が被っています。

Pax 35〜Pax M3で約90,000台製造。

Pax M3まではEPマークあり。以降、Ruby(1958), M4(1959)は無し。

 

 

Pax M3とOEM機のLens #。

 

■Pax M3の製造番号の事例

B#23699はマニュアル掲載分でPrototype。B#57444以降が量産品。#61024もマニュアル掲載分。

 

■EPマーク(駐留米軍向け免税品)の事例

 

■原産地表示の有無

 

■Lunimor 45/2.8の事例

L#53075〜99356

 

■外箱

 

■保証書

 

■マニュアル

 

■広告

1957年、Pax M3は12,500円。

Pax 35(1952) 12,000円、Pax GV(1956)13,000円、Pax M2(1956)12,000円でした。

 

米国ではUS$63。

 

■Pax M3のOEM機、いずれも大和光機工業のロゴ(y)あり。

(1)Alpina M35

Luminor Anastigmat 45/28
 

(2)Atlas 35 Deluxe

Colour Luna 45/2.8

(3)Lycon M3

Lycon Anastigmat 45/2.8
 

(5)Skymaster

Luminor Anastigmat 45/2.8。

外箱とマニュアル

 

■最後に

Pax M3(1957)以降、大和光機工業は積極的に米国でのOEM販売を広げます。

大手に対抗し、中小メーカーが存続する為の販売戦略だったのでしょう。

しかし技術革新に遅れを取り、Canonet(1961)ショック以降、多くのカメラメーカが淘汰されます。

 

名前だけ同じで中身大違い