築地市場まとめ 場内編
金曜日です。梅雨が明けたと思ったら、すぐに真夏のような陽射しとなりましたね。まだ7月なのにこの暑さって・・・。
横浜の今日の最高気温は33度、明日は34度と、文字にするだけで気だるくなりそうな暑さです。あー、やだやだ。
本気で“カキ氷機”を購入してしまいそうです。というわけで、先週末~本日の記録と、築地場内編を更新します。
①築地食事処まとめ
前回の場外市場の食事処紹介に続きまして、今回は場内市場の食事処を紹介していきたいと思います。
どちらかというと、場内市場の食事処のほうがメディアに紹介されることも多く、より“市場らしい”雰囲気があります。
周辺に案内図などはないので、ざっくりとした場所を説明しますと、前回紹介した場外市場に新たに設置された休憩所、
“ぷらっと築地”のほぼ真裏辺り、2階建ての古い建物が寄り集まっているところにポツポツと食事処が並んでいます。
一般向けに開かれた場外市場と違って、本来は関係者向けのエリアである場内市場は、やはり独特な雰囲気があり、
よくテレビなどで見る小型貨物運搬車の“ターレー”もバンバン走っているし、観光客に対する関係者の眼差しも厳しく、
現在では入場を止められはしないとはいえ、明らかに自分は“ヨソ者”であるといった感覚を至るところで感じますね。
とはいえ、ほぼほぼ関係者だけを相手にする仲卸関連とはちがい、場内市場とはいえ食事処にとって観光客は上玉だし、
あまりの客数に迷惑半分というところもありますが、そこは大金を落としてくれるだけあって全体的に歓迎ムードであす。
どこのお店も観光客を取り込もうと、写真付きのメニューや英語や中国語表記の看板などを設置していましたね。
やはり、“築地市場”といえば日本人でも“寿司”と思うくらいですから、はるばる海外からやってくる外国人観光客は、
とにかく“寿司”を目的に築地を訪れています。ま、どうせ食べるならば世界一の魚市場で食べたいってのも分かります。
そして、築地市場の寿司屋さんの中で断トツの人気を誇るのが、場内6号館にある「寿司大」と「大和寿司」の2店です。
おそらく、世界各国のトラベルガイドにも大きく紹介されているのでしょう、その人気ぶりは場内外でも突出していて、
特に「すし大」は週末はもちろん、平日の朝早くに訪れたとしても大行列で2~3時間待ちは覚悟しなくてはならい、
週末に訪れようものならば冗談ではなく4~5時間待ちとも言われている、とんでもなく人気の寿司屋さんなのであります。
実際、僕も訪れるまで半信半疑だったのですが、本当に大行列でした。平日の6時過ぎでもすごい行列で驚きましたね。
そして、並んでいるほとんどの方が外国からの観光客です。朝4時前に定員に達するマグロの競り見学もそうですが、
築地見学に訪れる観光客の本気度って、半端ではない意気込みですよ~。だって、地下鉄が動いていない時間帯に、
わざわざタクシーで乗り付けてマグロの競り見学や寿司屋さんに並ぶわけですからね。ほんと、すごい人気です。
築地を訪れる前は、せっかくだから1度くらいは並んで食べてみようかと思いましたが、さすがにこの大行列では無理。
結局、今回は計4日間ほど築地市場に通いましたが、寿司は食べずに終わりました。他の寿司屋さんはガラガラですが、
どのお店でも良いってわけでもないし、かといって寿司を食べるだけに数時間も並ぶのは嫌だしね。まさかこれほどとは。
●土曜日も8時前の「大和寿司」までの大混雑。隣の「小田保」もアジフライが有名ですが、ガラガラです。

●場内外で最も人気の高い「寿司大」。行列は店の前だけではなく、その後ろまで延々と続くのです!
●「寿司大」の並びは、ここから建物の横にもずら~と続きます。炎天下で数時間待ちはきついよ~
もちろん場内市場の食事処は寿司屋だけではありません。本来は市場関係者が普段使いする場所なので、
ラーメンや中華、カレー、トンカツやフライ、牛丼に喫茶店など、様々な専門店があり、ジャンルは豊富ですよ。
(ちなみに、吉野家の1号店は場内1号館にあります。だからといって、お客さんが入っているわけでもないですが)
もちろん美味しい魚料理を食べることができる“食堂”のようなお店もあるので、僕はそっちで築地の魚を味わいました。
夏休み中だけに朝っぱらかビールを飲んでしまおうと意気込んでいたので、お目当ては大好物の“煮魚”であります。
場内外に“煮魚”が美味しいと評判のお店は数店ありますが、僕が選んだのは場内8号館にある「かとう」です。
先ほど紹介した「大和寿司」や「寿司大」の大行列でごった返している場内6号館の、すぐ隣にある建物ですが、
あの“寿司屋騒動”が嘘のように静かで、8時前であればどの店も並ばずに入ることができるのではないかと思います。
とはいえ、この8号館もマツコの番組で紹介された後述する「米花」や、手作りジャンボ焼売やあさりラーメンの「やじ満」、
“親子丼(塩)”の「鳥藤」に、若干お高めですが味は抜群といわれる「高はし」、そして「かとう」と顔ぶれは充実していて、
個人的には、断然に8号館派ですね僕は。とはいえ、昼近くになれば8号館も行列が出来るようなのでご注意を。
今回の築地探訪では「かとう」を2回訪れました。どちらも平日の7時台ということで、店内は4~5人程度の客入りで、
朝早い時間帯ということもあって、どちらかというと観光客よりも、市場関係者の常連さんの利用が多かったです。
いかにも市場の食事処らしく、両壁に向いたカウンターのみの飾り気のない簡素な造りながら、明るく清潔な店内で、
威勢のよいお姉さんが注文を取ってくれます。メニューは刺身・焼き魚・煮魚と一通りの料理法で魚介の定食があり、
なおかつ、お酒のアテにぴったりな冷奴や塩辛などの小皿メニューもある、まさに酒好きにはたまらんお店なのです。
どうしても築地価格で高値にみえますが、写真をみてもらえば分かるように、期待を裏切らない立派な魚が出てきますよ。
特に1回目に訪れたときに注文した“金目鯛のカマ煮”は凄かったです。これだけ大きくて脂身たっぷりのカマ煮は、
僕も初めての経験でした。お酒を呑むので定食ではなく単品で注文しましたが、たしか1600円だったっけな?
これはもう最高に美味しかったですね。正直、安いと思いました。金目鯛の煮付けは“カマ”と“身”を選べるのですが、
“カマ”を選んで大正解です。一見すると食べるところが少なそうですが、骨周りにたくさんついていますから身がね。
「いくら築地だからって、高いだけじゃないの実際は?」と、築地を訪れる前は懐疑的な気持ちだったのですが、
この金目鯛カマ煮には参りました。他ではなかなか食べられないような一品だと思います。さすが築地ですね。
そして、2回目は“カレイ煮付け”。これまた大きかったですね。カレイ煮といえば食堂などでも馴染みのメニューで、
僕もよく注文する魚料理ではありますが、同じ“カレイ煮”とはいえ、築地のそれは値段も大きさもまるで違います。
金目鯛ならまだしも、1000円を超える(1350円)カレイ煮というのは、築地以外では見られないのではないでしょうか。
本来なら、1350円もするカレイ煮なんて頼みませんが、前回の金目鯛カマ煮がすごく美味しかったということもあり、
また、メニューにある煮魚では1350円のカレイが最も安い(さすが築地)ということで、とりあえず注文してみました。
これもまた、期待を裏切らない美味しさでしたね~。ま、高い金額を払っているのだから当然じゃないかとも思うけど、
逆に考えれば、それくらいの金額を出さなければ、このレベルの魚は食べられないのだということもいえますね。
ま、こういった高品質/高価格の魚を堂々と提供できるのは“築地”というブランドがあってこそだとは思いますし、
全く同じ魚をこの価格で近所の食堂で出していても注文しようとは思いませんが、とにかく、築地の底力は感じましたね。
場内を訪れて、煮魚で一杯~なんて考えている僕と同じ嗜好の方には、「かとう」は絶対的にお勧めできるお店です。
●あまりにも立派すぎる金目鯛カマ煮。これまでの経験上、断トツの美味しさでした。これは一食の価値あり!

●カレイ煮も立派ですね~。頭から尾っぽまで丸ごと出てくるのも珍しいですね。豆腐も美味いんだ!
●「かとう」の当日お勧めメニュー表。一見すると高値にみえますが、食べれば納得すると思いますよ

●大行列の6号館と比べると、7時台の8号館はほとんどお客さんがいませんでした。

そして8号館からもう1軒。看板は“鰻”となっていますが、店内では誰も鰻を注文する人がいないという「米花」です。
看板の“鰻”を食べずに、お客さんは何を食べているのかというと、ものすごいボリュームと豪華な内容の海鮮丼です。
実はこの「米花」、正月明けごろに「マツコの知らない世界」で放送された“築地特集”で紹介されていた店で、
その独特なキャラクターの店主とあわせて、すごく話題になったお店名のですね。ちょうど僕もこの放送回を見ていて、
夏休みに築地を訪れたら絶対に行こう!と事前計画前から決めていた唯一のお店だったわけですね。ミーハーです僕も。
放送後はやはり行列がすごいことになっていたようですが、今回訪れたさい(平日:7時台)はガラガラでしたね。
とはいえ、テレビでみた店主のキャラクターが濃すぎて、入店するまでは少しばかりドキマギしてしまったのですが、
結論、すっごく優しくて物腰柔らかな、築地らしからぬ方でとっても好印象でした。しかも驚いたことに英語もペラペラで、
やってくる外国人観光客に対して、完璧なエスコートが出来ていましたよ。ますます奥深いところです築地ってところは。
さて、肝心の「米花」の海鮮丼ですが、これは評判通りのないようでした。2700円と値段も高いですが、内容が凄い。
なにせ、大間のマグロ・お頭付きボタンエビ・アワビ・イクラ・シャコ・赤貝などなど、豪華食材がテンコ盛りなのです。
もはや、目の前に提供された時点で、2000円分は満足したような気持ちになります。それほどインパクトがありますよ。
あまりに大きすぎるので、別皿にボタンエビとアワビを移して食べるっていうのも何だかすごいし、とにかく規格外。
内容は当時の仕入れ状況によるので、大間のマグロが毎回乗るわけではありませんが、さすがに驚きましたねこれには。
よく考えてみると、大間のマグロなんて初めて口にしたわけで、味云々よりもその状況にちょっと感動してしまいました。
豪華なネタばかりですが、どれも大きくカットされているので、遠慮なく豪快に頬張ることができるもの最高でした。
普通だったら、食べる順番とか考えちゃうもんね。「最後に高いネタを残しておいて・・・」とかさ。そんな必要なし!
豪華なネタを気の向くまま食欲の向くまま食べたいようにかぶりつくことができるってのは、それだけで幸せでした。
とはいえ、さすがにこれだけの生モノを1人で食べるのは分量が多すぎるかなと、中年の僕は思ってしまいました・・・。
ここは1人より2人で訪れて、海鮮丼と焼き鳥丼(これも絶品らしい)という別々の調理法の丼をシェアするというのが、
もっとも満足度の高まる利用法になるのではないかと思います。海鮮丼のネタを奪い合うのは目に見えていますけどね!
今回の計4日間にわたる築地探訪を終えて振り返ると、やはり場外よりも場内市場こそ訪れる価値があると感じました。
豊洲移転後もそのまんま残る場外市場とは違って、写真で紹介したような味のある場内市場は消滅してしまう運命だし、
そうなると、この味わいはもう2度と体験できないと考えると、やはり移転前に是が非でも訪れて欲しいなぁと思います。
移転後の青写真というか、完成予想図というのはネットでも見ることができますが、完全に“オフィスビル”なんだよね。
そうなってしまうと、いくら移転前と同じレベルの料理を出しても、なんとなく味気なさを感じてしまうのは間違いないし、
あまり魅力を感じないのはきっと僕だけじゃないはず。全国的に“魚市場”が綺麗に生まれ変わっていく流れの中で、
これだけの建物や雰囲気を残している築地市場というのは絶対に貴重だし、海外から観光客が殺到するのも分かります。
移転まではまだ1年近い時間がありますので、機会を見つけてぜひぜひ訪れてください。絶対に損はしないはずです!
●「米花」の海鮮丼。大間のマグロ・ボタンエビ・アワビ・イクラ・シャコ・赤貝などなど、豪華すぎる内容です!
●場内8号館のお店並び。個人的には、市場メシを楽しむのならば8号館がもっとも良いと思います
②映画
『オンリー・ユー』 1994年 アメリカ
総合点:75点
③記録としてのメモ
●番組
『マツコの知らない世界』 (先々週放送分)
『マツコの知らない世界』 (先週放送分)
『マツコの知らない世界』 (今週放送分)
『マツコ&有吉の怒り新党』 (先々週放送分)
『マツコ&有吉の怒り新党』 (先週放送分)
『アメトークSP 高校野球』
『ヨルタモリ』
『ゴットタン』
『ワイドナショー 1部&2部』
『英雄たちの選択 毛利一族の関ヶ原 歴史を変えた“選択の連続”』
『100de名著 小泉八雲 日本の面影 #1』
『100de名著 小泉八雲 日本の面影 #2』
『Jリーグタイム』
●本
『シドニー!』 (完)
『東京の消えた風景 』 (途)
●惣菜
『海老チリ』
『鯖みそ煮』
『チキンチーズカツレツ』
『豚バラ餃子』
『切干大根と根菜の炒めもの』
『白桃(岡山産)
『すいか』
●献立
土夜: 外食
日昼: 冷やしぶっかけうどん すいか
日夜: マグロ丼 野菜サラダ
月昼: そうめん 野菜サラダ スイカ
月夜: 韓国風冷やしキムチうどん
というわけで、本日は19時帰社予定です。そのまま飲みに行きたいところですが、みなとみらいに野暮用が・・・。
用事が早く済めば、桜木町駅のピオシティにでも寄って一杯飲んで帰ろうかとも思います。微妙な時間帯だな。
それにしても、いよいよ武蔵屋も閉店とは悲しすぎますね。今夜なんて、大行列が出来ているんだろうなぁ~。
僕も、来週の木曜日は訪れてみようかなと思います。出来ることなら午後休みを取りたいところですが、どうだろう。
昨年末に魚辰が、今春に西村商店が、そしてついに武蔵屋が閉店と、野毛の世代交代もほぼほぼ完了でしょうか。
悲しいけど、時の移ろいはどうすることもできませんからね。いつかは角打ちだって終わるときが来るんだよなぁ。
やっぱり、何とかして午後休みをとって、最後の3杯を飲むしかない。これを逃したら、きっと後悔するもんね。
それではまた。
築地市場まとめ 場外編
金曜日です。西日本では台風が猛威を振るっていますが、こちら横浜では予報に反してよく晴れた1日でしたね。
もちろん、途中に短時間のゲリラ豪雨がありましたが、まさかこれほど太陽が照りつける一日になるとはまさかな・・・。
出勤前に歯を磨きながら、ぼんやりとニュースを眺めていたら、まさに台風が通過中の嫁さんの実家のそばにある、
岡山県玉野市の宇野港の様子が流れていて、思わず二人して興奮してしまいました。港町はやっぱり大変だねぇ。
以前も周辺が冠水して、自衛隊が出動していたのを目撃したことがありますから。今回は被害が少ないといいけどなぁ。
というわけで先週末~本日までの記録というか、水曜日までの夏休み築地探索の模様を更新したいと思います。
まず今回はやはり、築地といえば“市場メシ”ということで、初日の場外市場エリアからどうそ!
ご存知のとおり築地には“場外市場”と“場内市場”があり、どちらも数多くの食事処があり早朝から賑わっています。
響きを聞くだけだと、“場外市場=一般利用客向け”、“場外市場=市場関係者向け”といったイメージが連想されますが、
実のところ、なんら市場と関係のない、さらに買い物さえしない一般観光客でも、場外/場内のどちらも利用が可能です。
ネットなどが普及する以前、市場の情報などが入手しにくい頃や、築地市場が観光スポットとして脚光を浴びる前は、
場内の食事処まで立ち入る一般客はごくわずかだったと思うし、場外と場内の区別は厳然たるものがあったと思います。
しかし現在では、ネットやメディアの影響で場内市場の有名店が紹介されたり、海外からの観光客も押し寄せるために、
場内市場の食事処がならぶ水産管理棟周辺も、市場関係者より観光客のほうが多いのではと思うほどの状況ですね。
とはいえ、“場内市場はこちらです”なんて案内看板があるわけでもなく、歴とした入口があるわけでもないので、
あまり計画せずにブラっと築地市場へ遊びに行くような場合は、場外市場をうろついて食事をするくらいで終わるかなと。
場外にも有名なお店はたくさんあるし、いわゆる“市場感”は満喫できるので、それはそれで悪くないと思いますが。
というわけで、まずは場外市場のお店から。場外で食事をするなら、やはり人気店が並ぶ“もんせぎ通り”がお勧めです。
日比谷線の築地駅からでも、大江戸線の築地市場駅からでも、市場方面の出口を出た通りをまっすぐに進んでいけば、
(日比谷線築地駅からは築地本願寺を超えて市場方面へ、大江戸線築地市場駅からは築地本願寺方面へ)
道路沿いに並ぶ数坪の小さな店や路上で立ち食いに励む人々などが見えるアーケードがあり、すぐに分かると思います。
構造上、どのお店にしろ完全に“外で食べる”形式なので、苦手な方はダメだろうしデートには不向きではありますが、
せわしない感じが市場っぽくていいなぁ~と思いますけどね。みんな普通に立ち食いしているので、全然問題ないですよ。
このもんぜき通りで有名な店といえば、まずはホルモンの「きつねや」と中華そばの「いのうえ」が揚がりますね。
夏休みが土曜日スタートで、始発で自宅を出たものの築地到着が朝7時前となり、場内の人気店は厳しいと判断して、
初日は場外市場で食事をすることに決めてまずは「きつねや」を目指したのですが、だいぶ遠くからでもわかる行列が!
やはり、週末の土曜日は7時前でも混雑しているのですね~。早朝から煮込みを喰らう人がこんなにいるなんてすごい。
昨今の築地は押し寄せる外国からの観光客が話題となっていますが、この煮込みに並ぶ行列も半分近くはそうでした。
この独特な味と食感をどう捉えるのか、すごく気になりますね。でも、こういった料理にトライする精神、好きですよ!
「きつねや」といえば、ホルモン煮や肉豆腐のほかに、煮込みをご飯にぶっかけた“ホルモン丼”も大人気です。
今回は他にも食べ歩く予定があったので食事はせずホルモン煮と瓶ビール(中)を注文しました。早朝からビールです!
やっぱり、煮込み&ビールは合いますね~。味噌の味が利いていて、ホルモンも柔らかく、とても美味しかったです。
それでも煮込みが650円とはこれまで食べてきた中で最高値でありますが、とにかく築地は何もかも観光地価格なので。
それだけ高価格だけに、単品でホルモン煮や肉豆腐などを注文して、複数人でシェアをする観光客が多いのでしょう、
現在ではホルモン煮/肉豆腐の単品注文はできません。今回のようにお酒orご飯をつけるか、丼の注文が必要です。
路上立ち食い&ホルモン煮こみと好き嫌いが分かれるところだと思いますが、値段は別として僕は気に入りました。
とはいえ、大行列に並んでまで食べるようなモノでもないかな~。ただ、回転が速いのですぐ順番はきますよ!
●きつねやのホルモン煮と中瓶。煮込みが650円とは尋常じゃなく高値ですが、これが築地価格です

●ホルモン煮をもとめて早朝から賑わっています。この後ろに、20人くらい並んでいますからね!
きつねやでホルモンを食べたあとは、次に予定していたお店のオープンまで時間があったので場内市場を散策しました。
場外から場内に行くには、とくに看板や地図が設置されているわけでもないので、適当にフラついていくと到着します。
というのは冗談で、現在の場外市場には休憩所が併設された「ぷらっと築地」という無料案内所が開設したのです。
営業時間はよくわかりませんが、おそらくはそこで道順を利くとわかりやすいと思いますよ。便利になりましたね築地も。
僕が最後に場外市場を訪れた2006年と比べても、こんな案内所はなかったし、食べ歩き用の販売もほぼなかったし、
ずいぶんと営業努力をしているんだなぁと思いました。それが良いか悪いかは個人の捉え方次第で何とでもいえますが、
豊洲への移転が決定した現在、このまま築地に取り残されてしまう場外市場の危機感に対する表れかなと思いました。
こういった無料の案内所/休憩所を整備したり、ぶらぶらと歩きながら海鮮焼や玉子焼などなど食べ歩きを楽しめたり、
移転後もこの場所でやっていこう!という強い意気込みを感じましたね。実際、計4日間訪れた今回の築地でも、
場外だけをぶらぶらと食べ歩きして築地散策終える観光客もたくさんいましたから。色々な種類を食べられますよ。
たしかに、中卸エリアを訪れなければ場内市場に何があるってわけではないし、手軽に楽しみたい人にはいいかもなぁ。
ともあれ、場内の仲卸エリアの巨大さと仲卸店の数に圧倒されたあとは、再び場外のもんぜき通りに戻ってきました。
先ほどあげたもう1つの有名店、中華そばの「いのうえ」ではなく、マグロ丼で名高い「せがわ」で食事を取るためです。
オープン時間の8時前に訪れてみると、すでに10人ほどの行列ができていました。ま、これくらいなら許容範囲かなと。
きつねやを訪れた7時ごろの写真と比較してみれば一目瞭然、もんぜき通り中が各店舗の行列ですごいことに。
パっと眺めただけだと、行列なのか通行人なのか、はたまた八百屋などに買い物に来ている人なのかわかりませんね。
ここ「せがわ」は立ち食い方式ではなく、カウンターのみで応対するお店なので、回転率が遅いという弱点があります。
とはいえ、名物の“マグロ丼”が900円で食べられるというのは築地界隈ではとても安いので、週末は行列必死です。
歩道に面しているとはいえ、凛とした清潔感のあるカウンターに、大女将と女将さん女性2人で切り盛りしているので、
きっと女性客も入りやすいのでしょう。今回訪れたときに先頭に並んでいたのは、大学生くらいの女子4人組みでした。
たしかにせがわならば、雑踏のなかで味わうという市場ならではの醍醐味もマグロという築地の代名詞も両方味わえ、
しかも清潔且つ1000円以内で納まるという、特に若い女子にはお勧めのお店じゃないかと思いました。良いチョイス。
もちろん、僕がせがわを訪れた理由もマグロ丼にあります。しかし、安月給とはいえ僕も30代中盤のサラリーマンです。
そこは若い女子学生より多少なりとも使えるお小遣いがあるわけです。なので、900円のマグロ丼が目当てではなく、
より贅沢な中トロをたっぷりとしようした“いまだけ丼”を食べてやろうと目論んできたわけです。値段は1600円!
“いまだけ”という名前の由来は、質の良い中トロが入手できないときは販売しないというこだわりから来ているようです。
通常のマグロ丼と比べると割高感があるのか、6~7人くらい座れるカウンターの中で、いまだけ丼は1~2人くらいでした。
しかし、結論を先に言ってしまうと、これはむちゃくちゃ美味しかった!せっかくここで食べるなら、絶対に注文すべきです!
タレの漬け具合も濃すぎずにちょうどいいし、薬味の塩梅もよし、なによりも味の付いた中トロがご飯にぴったりでした。
これで1600円ならば安いくらいだなぁと本当に思います。無理にとはいいませんが、せがわを訪れるならいまだけ丼です!
●いまだけ丼。みるからに美味しそうですね~。漬け具合も薬味のバランスも全てがちょうどよくて美味!
●週末8時前のもんぜき通りの混雑。やっぱり、訪れるなら平日だなぁと思います。ガラガラなんで。
というわけで、次回は場内市場の食事処編です。
それではまた。
市営地下鉄中田・季の旬菜 和心/伊勢崎町・太源
金曜日です。酒好きの同僚たちと不定期に開催している飲み会のため、来月頭に横浜そごうのビアガーデンを押さえようと、
予約受付開始日の7/7(火)に電話をいれたところ、あまりに予約電話が殺到したのでしょう丸2時間繋がりませんでした。
ま、眺めのよい百貨店の屋上ビアガーデンで、6時間/食べ放題・飲み放題で4200円とは破格の安さだけに、
行列ができるほどの人気とは聞いてはいましたが、まさか予約受付の時点でこれほど難しいとは予想外でしたね。
結局、2時間掛け続けた末になんとか繋がり、無事に16人分の席を確保できましたが、実際訪れるかとうかは未定。
このあと、メンバーに“訪れたいお店アンケート”を三択から選んでもらって、最終的に開催場所が決まるわけです。
以前は7~8人の中規模飲み会だったので幹事も楽でしたが、これだけ人数が増えてくると店選び1つとっても大変です。
でも、こういった仕事は嫌いじゃないのでいいんですけどね。というわけで、先週末~本日までの記録を更新します。
①市営地下鉄中田・季の旬菜 和心/伊勢崎町・太源
先週末の日曜日は、嫁さんと隣駅の和食屋さんにて夕食を頂いてきました。毎月楽しみにしている恒例行事であります。
中田駅近くとはいえ、まるで目立たない雑居ビルの2Fでひっそりと営業をしていた和心ですが、その確かな実力ゆえか、
近年では周辺住民の認知度も高まったのでしょう、もはや一週間前に電話を入れても予約が取れないことがあります。
なので、今回も2週間前には予約を入れて、17時半の開店時間に訪れましたが、なんとその時点でほぼ満席でした。
その後、僕らが食事をしている19時過ぎまでに数組のお客さんが予約なしで訪れていましたが、全てお断りしていて、
改めて、ずいぶんと人気店に成長したなぁと感慨深いものがありましたね。ま、この実力ならば当然といばそうですが。
何を注文しても常に期待以上の味だし、何よりも安い。これは横浜市といえど辺境の地・泉区だからこそですけどね。
このお店が開店して三ヵ月後に訪れてからもうすぐ5年。毎月のように訪れて、いったいどの位つぎ込んだのかと思うと、
ちょっと空恐ろしいところもありますが、引っ越してきて早い段階で“間違いのないお店”に出会えて良かったです。
美味しいお店を捜し求めてあちこち訪れるのはお金も時間も掛かるし、店選びに失敗したときの徒労感ったらないし…。
どうせ外食代は毎月ほぼ決まっているんだし、それならば好きなお店に注ぎ込んだほうがお互いの関係性も増しますから。
というわけで、今月も“本日のお勧めメニュー”からたっぷりと注文をして、美味しい料理をモリモリと頂いてきましたよ。
とはいえ、僕らも35歳を超えて完全なる中年の域に突入しただけに、昔みたいに好き勝手には注文できません。
つまり、美味しく味わうことが出来る絶対量が減っているため、単品で注文するにしても流れを考える必要があるのです。
特にこのお店は1皿のボリュームも多いので、美味しそうなメニューだからといって揚げ物を初っ端に2品も頼んでしまうと、
すぐに腹がもたれてしまって、残りの料理が楽しめなくなってしまうわけです。これが35歳を区切りに直面する現実なのです。
そのため、どんなに気になるメニューがあったとしても、“揚げ物は一品”というのが僕らのルールとなっています。
それに加えて、“同じ調理法の料理ばかり注文しない”というのも大事なルールです。いくら好物だとはいえど、
生ものばかりだとか、煮物ばかりだとか、それはやっぱり飽きますよね。結局、バランスが大事なんだよね何だって。
僕らも以前は食べたいものを考えなしに注文して、失敗したなぁと思うことが多々あり、ようやく現在の境地に至ったわけです。
いまでは“生・煮・揚げ・焼き”と、自分たちの食べたい料理と全体のバランスを考えながら注文するようにしています。
お店に到着してメニューを眺める時点では確かに空腹で、いくらでも食べられそうなんだけど、やっぱ無理なんだよなぁ。
これは焼肉を食べるときも同じで、食べ始めるとすぐに飽きてしまいますから。カルビなんて、1~2枚でいいもん。
そういったことを踏まえると、“若いんだから食べなさい”っていう先輩諸氏からのお節介って、案外正しいのかもしれない。
結局のところ、“その時にしかできないこと”こそが、最も価値があることなんだよなぁと、この年齢になって思うわけです。
と話はそれましたが、今回僕らが注文した料理はこんな感じです。他にも色々と食べたい料理はもちろんあったのですが、
そこはグッと堪えました。改めて書き出すと、ちゃんとコース料理のようにバランスが取れていて、我ながら関心しますね。
生: カツオ刺し サラダ風柚子風味
煮: 金目鯛の姿煮
揚げ: 地蛸の唐揚げ
焼き: ロースステーキ/海老とアボカドの明太クリームソース
〆: 夏野菜の冷やしぶっかけうどん柚子風味 細巻き(鉄火・かっぱ)
箸休め:空豆塩茹で 漬物盛り合わせ
〆の一品は、前回と同様に細巻きを3種注文しようと思ったのですが、夏季限定のうどんがあったのでそちらも注文。
カツオ刺しといい冷やしうどんといい、柚子の香りが爽やかで季節感があり、じめじめした梅雨を忘れさせてくれましたね。
控えめに注文したつもりでも、〆にうどんと細巻きを食べて、最後にデザートまでサービスしてもらって満腹限界でした。
これだけ食べて、お酒を呑まない嫁さんはグリーンティーを、僕は生ビール×1杯に地酒(松盛)×2杯を飲んで、
1万円でお釣りがきますからね。ほんと、言うことなしです。次回は来月かな。早めに予約を入れておかなくちゃ!
●生カツオ刺しに薬味がたっぷりと乗っかって、特製ポン酢に柚子が利いていてむちゃくちゃうまい!
●煮魚より金目鯛の姿煮。このボリュームで1600円は絶対に安いと思います
●ステーキだって食べちゃいますからね。お魚もお肉もまんべんなく楽しめるお店なのです
●〆は夏季限定の冷やしぶっかけうどん。これまた柚子風味でさっぱり美味!!
そして一昨日の水曜日は例のごとく、中国語講座の前に夕食がてら野毛で一杯やって…というパターンと思いきや、
今週末から始る“泥酔夏休み4泊5日 ~築地発・東京下町を巡る冒険~”のために、今週は禁酒しておりまして、
珍しく“純粋”に食事だけを目的に、降りしきる雨の中を伊勢崎モール横にあるラーメン屋『太源』へと出向きました。
そうです、この辺りでは“ソウルフード”として近隣住民に愛されている“カレーラーメン”を、久々に頂いてきたわけです。
現在では、孤独のグルメなどでも取り上げられた日ノ出町は第一亭の”パタン”や、野毛・三幸苑のタンメン、
そして、いつも長い行列が出来ている関内二郎など、関内~桜木町にかけてはなにげに麺料理激戦区なわけですね。
もちろん、横浜といえば“家系ラーメン”もそこら中にあるわけだし、場所柄でしょう中華料理屋も他の地域より多いし、
野毛~伊勢崎モールとたくさんの人出で賑わう好立地ではありますが、それだけに入れ替わりも激しいのです。
僕が横浜に引っ越してきた2008年からだけでも、ラーメン屋さんはずいぶんと変わりましたよ。ほんと、飲食は大変です。
さて、そんな激戦区で何十年も営業を続けているのが「太源」であります。いかにも!といった昭和感に満ちていますね。
でも、これでもリニューアルしたんですよ?ま、リニューアル前も真っ赤な外観が目印で、いまいち変化がわかりませんが。
写真からも分かるとおり、カウンターだけの小さなお店で、いつ通りがかってもけっこう混雑している人気店なのです。
背後に欲望渦巻く歓楽街・福富町を抱えるだけに、“飲んだあとの〆に一杯”という使い方をする常連さんも多いかも。
道路を挟んだ向かい側にはサウナもあるし、もちろん漫画喫茶や個室ビデオボックスなど、簡易宿泊施設が多いので、
福富町で飲む→終電を逃す→諦めて太源でラーメン→サウナで宿泊という黄金パターンも成立するわけですね。
もちろん、飲んだ〆のラーメンを禁止していて、なおかつ嫁さんが朝帰りなど許さない僕には、夢のまた夢ではありますが。
横浜に引っ越してきた当初すんでいたウィークリーマンションからは、ちょうど中央図書館との中間地点に位置するので、
休日に図書館へ寄った帰りの夕食にちょくちょく食べていたのですが、戸塚に引っ越してからはとんとご無沙汰になり、
今回がなんと、.3年ぶりの再訪ということになります。現在ではラーメンそれ自体をなかなか外食することがないので。
太源の看板メニューといえば、なんと言っても「カレーラーメン」と「にんにくラーメン」の2トップになりますね。
メニュー写真にもあるように“茶碗カレー”というミニカレーもあるので、心ゆくまで太源を満喫したいという常連さんは、
にんにくラーメン+茶碗カレーという二台看板を一気に味わえてしまう、絶対的なパターンが不動の人気です。
とはいえ、ここのにんにくラーメンは半端ではなく大量のにんにくを使っているので、これはもう実に臭いが強烈であり、
翌日の仕事にも支障が出てしまうので、僕はまだ1度だけしか食べたことがなく、基本はカレーラーメンを注文しています。
とにかく、このカレーラーメンがすごく美味しいわけですよ。もちろん、香辛料の利いた本格的なカレーなじゃないですよ。
誤解を恐れずに言ってしまうと、カップヌードルのカレー味のベースをそのまんま美味しくした感じなのですね。
このチープさが最高にいいわけですよ。食べだすと箸が止まらなくなるくらい、男子なら絶対に好きな味だと思います。
僕なんか、香辛料の利いた本格的なカレーが全然好きじゃないので、“カレー”といえばこういった味だよな!と強く思います。
今度は休みの前に、嫁さんには申し訳ないけどにんにくラーメンを食べてみようかな。やっぱり美味しいです太源は!
●リニューアルしても相変わらず昭和感が漂う太源の外観
●これが太源のカレーラーメンだ!一度食べ始めると、箸を止めるのは至難の業です!
●ビールもソフトドリンクも餃子もない、あまりに潔いメニュー。なんと、年中無休だったのですね!
②映画
『さよなら、アドルフ』 2012年 オーストリア/ドイツ
総合点:80点
③記録としてのメモ
●番組
『ロンドンハーツ 3時間SP』
『マツコ&有吉の怒り新党』
『アメトーク』
『マツコとマツコ』
『さっくりハイタッチ』
『ゴットタン』
『ワイドナショー 1部&2部』
『夕焼け酒場』
『世界ふれあい街歩き メキシコシティ』
『NHK「生命進化プロジェクト」~古代生物・ネアンデルタール人“生命史上最大級の脳!”』
『洋楽主義 ビースティ・ボーイズ』
『洋楽主義 マリリン・マンソン』
『5時に夢中(木曜日)』
●本
『魚食の民』 (途)
●惣菜
『鶏モモ肉と小松菜、しめじの照焼風』
『豚ロースの人参・チーズ・大葉巻き』
『イカフライ』
『豚肉の辛味焼き』
『じゃがいもと干しえびの炒め』
『茄子の味噌炒め』
『レタス/トマト/きゅうり/ハムのサラダ』 (月/火)
『スイカ』
●献立
土昼: 燻々堂のフォカッチャ 鶏肉と人参・しめじのポトフ風 スイカ
土夜: そうめん スイカ
日昼: 豚ネギつけ汁蕎麦
日夜; 外食(和心)
というわけで、明日からは個人用の夏休みです。今年は分割して休みを取るので、個人用は水曜日までの計:5日間。
これまでの5年間は毎年のように夏休みは一週間くらい国内一人旅を楽しんできましたが、それは去年で卒業しまして、
今年からは分割して個人用に5日間と嫁さん用に4日間振り分けることにしたわけですね。今後はこのパターンかな。
たかだか5日間程度だと旅行に行く気にもならないので、今年は“築地発・東京下町を巡る冒険”をしてきます。
何てったって、来年の秋ごろには築地市場は豊洲に移転してしまうので、じっくりと楽しむにはこの夏休みしかないかなと。
嫁さんや友人と、何度か訪れたことはあるのですが、1人で気の済むまでウロウロと徘徊したことはなかったので、
今回は場外だけでなく場内はもちろん、マグロの競りもしっかりと見学してきますよ。なので、宿泊は新橋のネットカフェです。
朝っぱらから築地市場で食べて飲んで、そのあとは東京の下町を散策しながら飲み歩きます。いやー、楽しみだな。
でも、明日は4時におきて惣菜を仕込まなければ、築地への出発は嫁さんから許可が下りません。頑張ります。
それではまた。
中華街・萬珍楼 點心舗/野毛・ますのや
金曜日です。今週も雨の多い一週間でしたね。でも、不思議と夕方には降り止んで、気分は悪くありませんでした。
今日も午前中はびっくりするくらいの豪雨でしたけれど、16時頃には止みましたから。このまま降らないで欲しいなぁ。
というわけで、先週末~本日までの記録を更新します。今回は写真が多目です。
先週末、中華街での夕食のあと、関内駅へと“ベイスターズ通り”を歩いていると、“ゆで太郎”がオープンしていました。
ゆで太郎といえば言わずとしれた“簡易蕎麦屋”であり、チェーン店ながらも“粉から自家製麺”、“蕎麦湯”の提供、
さらには蕎麦だけではなく丼モノやセットメニューの豊富さのみならず、天麩羅などを肴にお酒まで呑めるという、
まさに“簡易な飯処と居酒屋のあいだ”という最近流行っている様式の、“ハシリ”といった存在でもありますね。
僕が横浜に引っ越してきた2008年当初は、日本三大ドヤ街の寿町近くに長者町店が1店舗あるだけでしたが、
現在では長者町店を含めて、今回のベイスターズ通りをあわせると関内周辺だけで6店舗を数えるまでとなりました。
横浜に引っ越してきた当初は3ヶ月間ほど寿町近くのウィークリー・マンションにいたので、よく長者町店で食べていました。
なので、“ゆで太郎”に対して悪いイメージはないのですが、ここ“ベイスターズ通り”に開店するとなると話は変わります。
この辺りで“立ち食い蕎麦”といえば相鉄線沿線中心に展開する横浜ローカルの「相州そば」を指すのであり、
ベイスターズ通りにある関内店は総本山の本店でもあり、また自家製麺を打つ工場も併設しているのであります。
ここ数年、様々な簡易飯処の勢いに押され、相州そばも次々と店舗を閉鎖したり、新しくリニューアルをしたりする中、
さすがは本店だけあって、昭和の歴史が染みこんだ外観から、椅子なんぞ一切置いていない正しき立式スタイルに、
いまでは立ち食い蕎麦のスタンダードの“食券”方式さえない、まさに昔ながらの立ち食い蕎麦屋なのであります。
そんな相州そば本店の目の前にゆで太郎は新店をオープンさせたわけですね。まさに、殴り込みじゃないですか。
以前はゴルフ用品店があったごく普通の十字路が、もはや“仁義なき立ち食い蕎麦屋戦争”といった模様ですよ。
しかも、昔ながらの立ち食い形式を貫く相州そばと対照的に、ゆで太郎は天井も高く広々と明るい店内なうえ、
オール着席であり、“立ち食い蕎麦”というよりは、丸亀製麺のような“セルフうどん”式のスタイルとなっています。
周辺はオフィス街となっているので、朝食/昼食/夕食と全時間帯で集客を見込める立地ではありますので、
お互いにうまく住み分けができるといいなぁと思います。ま、これだけ綺麗な店舗となると、客層も違うだろうしね。
昨日、出勤前の8時ごろに様子を見に行きましたが、ゆで太郎は4~5人の客入りでした。相州そばはもちろん満員です!
●関内、ベイスターズ通りの真ん中にある相州そば本店。いかにも!っていう外観がいいですね~
●相州そば本店の目の前に先日オープンした“ゆで太郎”。オール着席のかなり大きな店舗です。
●道路を挟んで向かい合う、まさに“仁義なき蕎麦屋の戦い”といった模様となっております。
やはり、僕は昔ながらの相州そばが好きですね。たまに、飲んだ翌日など出勤前に寄ることがあるのですが、
お客さんのほとんどが毎日訪れるような常連さんばかりで、注文しなくとも親父さんとのアイコンタクトで丼が出るような、
店側と客側の距離が“密”な、一体感のある立ち食い蕎麦屋なわけですよね。朝なんて、お客さんひっきりなしだもん。
これは食券制ではなく、注文後にお金を手渡す方式ならではだと思います。一見、手間が掛かるようにみえるし、
注文してお金を手渡すだけの、ほんのわずかなコミュニケーションではありますが、それが積み重なると大きいですよね。
この一体感こそが、良い立ち食い蕎麦の必須条件だと思います。別に主人や常連さんと一切の会話がなくても、
隣同士、肩を並べて一杯の蕎麦を啜るっていうのは、ただただ“簡易に食事を済ます”だけではない何かがあります。
傍からみれば、立ち食い蕎麦屋なんてどこも一緒だろうと思われるでしょうが、世の中は何にしろ哲学があるわけです。
これは良い立飲み屋にもいえますね。いまでは日高屋や、さらには吉野家まで“チョイ飲み”を展開していますし、
傍からみれば、どちらも似たような安価で飲めるように思えますが、そこには歴然とした差があるわけですよ。
興味がない人にはどうでもよいでしょうが、“安さ”ばかりに流されて、昔ながらの良い店が少なくなるのは悲しいものです。
振り返ると、昨年末に週末だけ飲める野毛の魚屋さん『魚辰』が閉店し、3月には野毛の角打ち『西村商店』が閉店し、
日ノ出町奥にあった『イモヤ食堂』、馬車道にあった『晩酌の店 ナカヤ』と、訪れたときには時遅く閉店していたり、
街並みの全景は変化がないようにみえて、少しずつ古き良きお店が消えていっているなぁと実感しています。
もちろん、懐古主義ばかりじゃ町も発展していかないのはよく理解していますが、どうしたって寂しいですよね。
ここでさらに、この古き良き立ち食い蕎麦屋までなくなるのは寂しい。だから、どうしたって相州そばを応援しちゃいます。
これまでは、2日酔いの朝飯代わりや、残業で遅くなったときに夕食代わりに食べるくらいで、月:2~3回の利用でしたが、
これからは、応援も兼ねて週に1度は必ず訪れることをここに誓います!まずは、今夜さっそく生きますよ!
“ゆで太郎”に対抗してってわけじゃないけど、夜の部だけでもビールくらい飲めるとすごく嬉しいのだけどなぁ。
ここは揚げたての天麩羅が安くて種類も豊富だし、それをアテに一杯飲んで、蕎麦で〆るなんて完璧なんだけど。
とにかく、“ゆで太郎”に負きて欲しくないですね!桜木町の立ち食い蕎麦『川村屋』も新店舗になってしまったし、
古い立ち食い蕎麦屋、少なくなったもん。応援の意味もこめて、店内の様子と僕の朝/夕の定番メニューを載せておきます。
●いかにも流行っている立ち食い蕎麦屋って感じで気持ちがいいですね~。朝はひっきりなしにお客さんがやってきます
●揚げたての天麩羅はもちろん美味い!種類も多いし、この安さがいいじゃないですか!
●朝の定番メニュー“わかめ+玉子” 二日酔い気味のときにはちょうどいいだなこれが!

●夜利用時にはちょっと豪華に青ネギ蕎麦。お揚げに天カスとたっぷりのネギがいいです!
①中華街・萬珍楼 點心舗/野毛・ますのや
先週末の日曜日は、嫁さんの誕生日祝いということで中華街にて夕食となりました。僕らも今年で36歳ですか…。
ここ数年、中華街といえば平日の仕事帰りに待ち合わせ、各店舗の名物料理を食べに訪れることが多かったのですが、
今回は“誕生日祝い”ということもあり、たまには豪勢にいこうじゃないかということで、萬珍樓を訪れてみました。
でも、大通りにある本店じゃないですよ。その裏側にある“點心舗”のほうです。本店に比べるとリーズナブルで、
一品料理も“少な目”があり、さらに点心メニューも豊富と、本店と同じように高級感と上質のサービスを味わえる、
玉石混合(どちらかというと“石”が多い)入り混じる中華街では、絶対に外れのない数少ないお店なのであります。
僕らも横浜に来た当初は、気張って中華街へ出かけて、このお店をよく訪れていましたが、横浜に慣れるにつれて、
平日にちょろっと“麺モノ”や“丼モノ”、餃子などで1杯っていうパターンに落ち着いてきて、写真を振り返ると、
最期に萬珍樓點心舗を訪れてから、なんと3年も経っていました。ま、そんなにお祝い事ってないですもんね。
というわけで、夕食としてはかなり早めの17時に予約をしてお店を訪れました。何といっても、土日の中華街は大混雑で、
ディナーのコアタイムとなる19時~20時あたりにお店に入ると、どのお店も満席なうえ料理が出てくるのが遅い。
特に僕らのようにコース料理を頼まずに、単品メニューの中から食べたい料理を注文するパターンの場合、
さらに待たされてしまうことが多いので、お店が空いている17時というのが、週末の人気店はベストな時間だと思います。
当日も5割程度の客入りでしたからね17時くらいでは。これくらいならば、単品で注文してもサクサク提供されますよ。
今回は前菜1品・点心2品・海鮮1品・肉菜1品・〆の麺を1品に、ドリンクは生ビールと無料の烏龍茶(ポット)を注文。
最近は中華街でも1品:1000円程度のお店ばかりだったので、久々に高級店のメニューに卒倒するかと思いました。
なにせ、上品なグラスの生ビールが760円、大海老のマヨネーズ炒めが6匹で2700円、焼豚ネギ蕎麦が1400円ですよ。
中華街の平均価格からしてもおよそ1.5倍、町の中華料理屋さんの平均価格からするとおよそ2倍といったところでしょうか。
本店よりもリーズナブルといってもさすがは高級店だけはありますね。これにサービス料が10%加えられます。
なので、これだけしか注文していませんが、お会計は余裕で1万円を超えました。ま、そんなもんですよ高級店は。
とはいえ、どの料理もすっごく美味しいです。ま、それなりの値段がするので当然ですが、さすがだなと思います。
嫁さんが写真の“大海老のマヨネーズ炒め”を選択したときは、正直ありきたりで面白くないなぁと思いましたが、
これが半端じゃなく美味しかった!大海老ながら味もしっかり且つ食感もヨシ、マヨネーズのソースも絶妙の味付けだし、
今まで食べてきた“海老マヨ”とは遥かに次元の違う味わいでしたね。こればかりは、隣駅の和食屋さんより美味いな。
ま、先述しましたがこの1皿(小)で2700円ですからね。そりゃ、他の“海老マヨ”と比べるほうがいけませんよね。
前菜の“蒸し地鶏薄醤油浸し”、点心の“海老蒸し餃子”、肉菜の“揚げ茄子とイベリコ豚の炒め”も抜群でしたし、
〆に注文した“焼豚ネギ蕎麦”も良かったなぁ。高級店のネギ蕎麦ってどんな味がするのだろうと思いきや、
高級店っぽい「上品」な味付けではなく、どことなく「懐かしさ」を感じるような仕上がりとなっていて嬉しかったです。
やっぱり、“ラーメン”ですもんね原点は!その辺もわきまえているところはさすが。特に、麺が美味かったな~。
●萬珍楼點心舗外観。大通りから一本外れたところにあります。隣の萬珍楼社員食堂も気になる
●半端ではなく美味しかった大海老のマヨネーズ和え。美味い、けど2700円もしますから!
●〆で注文した焼豚ネギ蕎麦。なぜだかホッとする懐かしい味です。麺がうまい!
そして、水曜日は中国語講座の前に野毛で一杯やってきました。このところ、中国語講座の授業内容が難しくなって、
お酒で勢いをつけなければ“授業に行こう!”という気分になりません。ってか、それがモチベーションとなっています。
もっと自宅や通勤時に勉強をしなければいけないとは分かっているのですが、なかなかそこまでは打ち込めないし、
中国語講座も今期で丸3年、それはつまり『年間6万円(値上げ後の現在は7万円)×3年』が注ぎ込まれていて、
授業内容が難しくなってきたくらいで、いまさら途中で投げ出してしまうには惜しいくらいの金額が積もっているわけです。
だからこそ、ここで途中リタイアするわけにもいかず、かといって自宅で勉強するほど中国語学習意欲はわかず、
『中国語講座の前に野毛で一杯飲む!』という楽しみをモチベーションに、なんとか踏みとどまっているわけですね。
ま、大きな声で発声するのは気分転換になるし、もはやカラオケ感覚ですよ僕の中で中国語を学ぶというのは!
それに、色々と中国の話を聞くのは面白いしね。なんと先生の通っていた高校は34万平方キロメートルもあるのだ。
これは、ざっと調べてみるとフィンランドの面積と同じ大きさでしたよ。さすが、中国はでかいですよね~。
と話はそれましたが、今週の中国語講座前の野毛での一杯は、大衆天麩羅屋の『ますのや』さんを訪れてみました。
前回は金欠のすえ、安上がりな“晩酌セット”を捜し求めて微妙な失敗をしてしまったので、今回は最初から本命一本、
以前から訪れてみたいと常々思っていた『ますのや』さんに直行しました。いや~、素敵過ぎますねこの昭和感が!
“天麩羅”といえば、小綺麗なお座敷やカウンターで職人さんと向かい合い、妙にかしこまって味わうイメージも強いですが、
ここ『ますのや』さんは外観からもわかるとおり、“大衆”的な天麩羅屋さんであります。天麩羅屋という“酒場”ですね。
一昔前は天麩羅屋も、専門的な高級店と、『ますのや』のような大衆酒場店の住み分けができていたのでしょうが、
現在ではこういった“大衆”的な天麩羅屋さんはすっかり見なくなりましたよね。たまに大きな商店街を歩くと見受けますが、
やはりテイクアウト専門で、『ますのや』のように飲み客がメインの天麩羅屋っていうのは、ほぼ絶滅寸前ではないかなと。
平成もそろそろ30年を迎えようという時代ですが、こういったお店が現役で頑張っている姿は、それだけで胸を打たれます。
店内もまったく飾り気のない、まさに“時間が止まった”かのような風情でした。好きな人にはこれだけで酔えますよ。
大衆といえど天麩羅屋だけに、もちろん基本メニューは天麩羅(1品:120円~)ではありますが、ここは野毛だけに、
お酒のアテになるようなメニューも一通り揃っています。今回は中国語講座前の一杯だけなので、とりあえず大瓶を注文。
お通しで提供された自家製のおしんこ(きゅうり・人参・カブ)がすごく美味しかったです。これだけで飲めますね。
天麩羅は単品ではなく、海老・キス・かき揚げ・野菜3品で900円のセットを注文しました。初回だけにベタにいきます。
まずは野菜(椎茸・インゲン・人参)、かき揚げ→キス・エビと続きます。やはり専門店と比べると重い仕上がりですが、
それはそれで悪くないですよ。テーブルに置いてある市販の卓上塩といい、外観/内観/料理の全てが調和しています。
ちょっとくらい重めの天麩羅だって別に不味いわけじゃないし、市販の卓上塩だっていいじゃないかと僕は強く思います。
食べログをはじめとするネットの影響でしょうが、近頃は誰もが“味”にうるさすぎます。でも、それだけが全てじゃないですよ。
こういった大衆店で、大衆的な味を楽しむのだって、それそれで“これ性”なわけですからね。特別な一時であります。
天麩羅盛り合わせ・大瓶・自家製おしんこで計:1730円でした。先週の“晩酌セット”と比べると、満足度が50倍アップです。
1人だと腹いっぱいになってしまいますが、数人でシェアするならば梯子酒の途中に加えるのもアリですね!
●ますのや外観。桜木町駅から野毛に入ってすぐです。この辺りでも古い建物ですね
●かき揚げ・人参・いんげんの天麩羅。どれもボリュームがあって食べ応えがあります
●最後に登場する海老とキスの天麩羅。キスの代わりにイカの天麩羅になるセットもあります
②映画
先週末は2本鑑賞。そして、平日残業続きの嫁さんを待ちながら2本鑑賞と計4本。ペースがあがってきましたね。。
エンディングの強引さが目に付きますが、『her』は面白かったですね。ほんと、分かるなOSに恋する気持ちが。
他の3本は、まぁ取り立てて言うこともなく…。『東京難民』に至っては、自らの生真面目さを感じでしまいました。
『her』 2014年 アメリカ
総合点:90点
『東京難民』 2014年 日本
総合点:70点
『リベンジ・ファイト』 2014年 アメリカ
総合点:70点
『地獄でなぜ悪い』 2013年 日本
総合点:55点
③記録としてのメモ
●番組
『マツコ&有吉の怒り新党』 (先週放送分)
『アメトーク』 (先週放送分)
『ダウンタウン・ナウ』 (先週放送分)
『しくじり先生』 (先週深夜放送分)
『ゴットタン』
『ワイドナショー 1部&2部』
『しくじり先生 3時間SP』
『英雄たちの選択 打倒頼朝!“貴族”義経の野心~武士の世を生んだ兄弟対決~』
『100de名著 オイディプス王 ③』
『100de名著 オイディプス王 ④』
●本
『東京のちょっと昔―30年前の下町風景』 (完)
『荒川の部落史―まち・くらし・しごと』 (完)
『みんなの大相撲 あなたの知らない力士たちのドスコイ生活』 (完)
『子供たちの大正時代 田舎町の生活誌』 (途)
●惣菜
『牛肉と玉葱の生姜黒胡椒炒め』
『ししゃもの南蛮漬け』
『ホタテとブロッコリーのオイスター中華炒め』
『春雨とキャベツ・豚コマの醤油炒め』
●献立
土昼: カレーつけ汁うどん
土夜: おこのみ焼 スイカ
日昼: 蟹クリームパスタ
日夜: 外食(萬珍楼 點心舗)
さて、今日は19時帰社予定です。嫁さんの残業終わりに合わせて、一緒にスーパーで買い物をして帰宅します。
なので、今夜は飲みに出ないで自宅で晩酌します。今週末も出かける予定はないので、自宅でのんびりとしながら、
隣駅の和食屋さんで夕食を頂いてきます。いやー、楽しみだな。天気が悪いのがアレですけどね。3
それではまた。
野毛・萬福/野毛・花咲/馬車道・中華料理よしの
金曜日です。先週に引き続き、今週もお酒の機会が多い一週間でした。でも、日・月・火と休肝日を設けましたよ。
それにしても、すっきりとしない天気が続きますね。気がつけば来週はもう7月じゃないか。もう、夏だなぁ。
というわけで、先週末~本日までの記録を更新します。
①野毛・萬福/野毛・花咲/馬車道・中華料理よしの
先週金曜日は仕事帰りに高校時代の友人と『ベイ ブルーイング ヨコハマ』から、おでんの『いわき』で梯子酒を楽しみ、
翌日の土曜日は当番出勤後に昼食がてら競馬ファンで愛される『萬福』で1人、昼ビール&餃子/焼豚を楽しみ、
このところ、野毛でお酒を呑む機会が多くて、改めて酒場としての野毛の魅力を再認識している今日この頃です。
昼夜問わず、1人でも複数でも人数問わず、角打ちや立飲みからお洒落なバーまで店舗の形態も様々に、
和食に中華や昭和の洋食、イタリアやスペイン、ギリシャなど南欧風に、タイやベトナム、インドなど東南アジアから、
メキシコやブラジルなど中南米料理まで、この一帯を飲み歩けば、味わえない料理はないのでは?!と思うほど、
新旧様々な店舗が入り混じって、他のどことも似ていない独特な雰囲気のある酒場となっているなぁと感じ入ります。
今回、土曜日の当番出勤後に訪れたのは、野毛本通りの奥、住所的は宮川町にある昔ながらの中華屋『萬福』です。
ここ数年、若者向けの新店が相次いで、現在ではサラリーマン軍団やカップルがデートで利用する野毛エリアですが、
野毛本通りを越えて日ノ出町エリアへ一歩踏み入ると、雰囲気が色濃く昭和となり、若者が一気に減ってきます。
しかし、この日ノ出町エリアが最大限に盛り上がるのはWEEKDAY終わりの金曜夜でもなく、週末の夜でもなく、
週末の真っ昼間なのであります。つまり、競馬のレースが開催され、宮川町にあるWINGに皆々が集うときなのですね。
平日の夜にはまるで活気のない通りも、週末の二日間ばかりはどこもかしこも競馬新聞を手にしたおっちゃん達で、
同じエリアとは思えないくらいの活況をみせるのであります。この“昼の顔”こそが、野毛の真実だと僕は思いますね。
もちろん、喫茶店でも居酒屋でも、はたまた今回の『萬福』のような中華料理屋でも、必ず大型テレビが設置されており、
それぞれ食事やお酒を楽しみ似ながら、レースのファンファーレを合図に、真剣な眼差しで画面を見つめます。
僕はギャンブルを一切やらないので、その真剣さがまるで分からないのですが、みんな一生懸命ですよね~。
同じ職場で働く年配の職人さんも大好きなんだけど、その人が言うには“ボケ防止に最適”なんだそうですよ。
確かに、馬の名前を覚えたり、過去のレース展開を追ったり、とにかく情報を集めますもんね競馬ってやつは。
ここ数ヶ月、当番出勤後の“餃子&ビール”というパターンに倣い、今回も昼間から当然のごとく呑んできました。
しかも、瓶ビールが中瓶(500円)と大瓶(620円)がたった120円の差だったので、もちろん大瓶を注文。
大瓶に餃子だけってのも物足りないかなぁと思い、壁に張られたメニューにあった焼豚も注文してみました。
1人客が多いだけに焼豚も“ハーフ(550円)”が用意されているところが嬉しいですね。しかも、このボリュームですよ!
僕のほかにも何人か注文していたので人気メニューなのでしょう。これは、酒飲みにはたまりませんよね。
焼豚を摘みながらビールを飲みつつ待っていると、ほどなく餃子も到着。300円代ながら、しっかりと6個入っています。
邪魔くさい“羽根”なんて付いていない、飾り気のない“町中華の餃子”です。やっぱ、こうじゃないとね!!
紹興酒も安かったので追加で注文しようかと思いましたが、帰宅後に嫁さんに叱られるのでぐっと我慢しました。
麺・ご飯モノのメニューも充実していたので、呑むにしろ食べるにしろ1人で野毛を訪れるときには使い勝手がいいですね。
雰囲気といい味といい値段といい、文句のつけようのないお店でした。やっぱり、野毛は偉大なる酒場です!!
●萬福外観 いかにも“町中華”って雰囲気が漂っていて、好きな人には堪らないでしょう!
●焼豚だって食紅で赤く染まった昭和スタイルですからね!横浜は、まだ多いなこの焼豚が。
●餃子も美味しかったです。大瓶を飲みながら、幸せな一時を過ごすことが出来ました!
そして水曜日は、中国語講座の前に野毛で一杯やってきました。先週は寝不足と残業で、講座を休んでしまったので、
今週はきっかりと17時に帰社して、すかさず野毛に向かいました。なんと、17時40分に野毛に到着しましたよ。
さすがにこれだけ早い時間になると、どんな人気店であろうと席は空いているので選び放題ではあるのですが、
今月は呑みまくっていて金銭的に厳しい状況でもあり、願わくば『1000円』そこそこで済ませたいなぁというわけで、
早い時間帯ならではの“晩酌セット”的なサービスのある店を探してみました。これが、意外と少ないのです野毛は。
とはいえ、そこは600軒もの呑み処があつまる酒場だけあって、狭い路地の入口に“晩酌セット”の看板を見つけました。
いかにも路地にありそうな一杯飲み屋といった風情のある『花咲』さんであります。もちろん、初入店であります。
野毛で『花咲』といえば、動物園通りにオープンした日本酒メインのお洒落なお店『hanasaku』が有名ですが、
いかにも“女子狙い”といったお洒落な『hanasaku』とは対照的に、こちらの『花咲』は一見では入りにくい、
年齢層高めのおじさんたちが集う、常連率の高そうなお店ですね。ローマ字と漢字の違いがよく表れていて面白いです。
とはいえ、今回は17時台という早い時間帯なので先客は70代のお爺さんが1人。店内はテーブル席もあり、
外観から想像するよりも広いお店ですね。予想通り、50代と思わしきママさんが1人で切り盛りするお店でした。
壁には大きなテレビが掛かっていて、夕方のニュースが流れていました。おそらく、週末は競馬放送でもやるのかな?
とりあえずテレビがあれば、ぼんやりと眺めながら呑めるので、今回のように一見で初入店ってときはいいですね。
ニュースきっかけで会話がスタートできるし、こういった一杯飲み屋では重要なアイテムじゃないかと僕は思います。
とりあえずカウンターに座って瓶ビールを注文すると、嬉しいことに“横浜工場限定”のキリン一番絞りでした。
こないだ隣駅の和食屋さんでも飲みましたが、やや香りが強いものの爽やかな風味で美味しいビールです。
で、これといって大皿料理とかが並んでいるわけでもなく、晩酌セットの料理2品って何が出てくるのかなと思いきや、
おもむろに枝豆とモズクを手渡されました。一瞬、サービス品なのだろうかと思いましたが、次を用意する素振りもなく、
5分後には諦めましたよ。まさか、料理2品が枝豆ともずくとはね!これで1000円は、どちらかというと高い気が…。
やっぱり、価格ばかりを追って店を選ぶと、結局は高くつくんだなぁと、改めて思い知りました。これは反省です。
でも、物欲しそうな表情をしていたのでしょうか、作っていたお惣菜(サツマイモの甘辛揚げ)をサービスしてくれました。
ママさんも妙に艶っぽいし、どちらかというと、一杯飲み屋というよりはスナックに近いですかね。そう思うと安いです。
このあたりは若者向けのお店ばかりが並ぶので、こういった雰囲気のお店は中年男性のオアシスと成りうるなと、
中国語講座が終わった21時過ぎにお店の前を通ったら、けっこうな数のお客さんで賑わっていましたからね。
僕自身は再訪することはないでしょうが、こんなお店があることも野毛の魅力の1つではないかと思います。
●野毛小路入口にある『花咲』。当てもなく飛び込みで入ってみるのは久々で、なかなか楽しかった!
●看板だけをみると、ちゃんとした料理が2品出てきそうな感じも受けますが、甘かったです
●一番絞りの“横浜づくり”が出てきたときは期待もてたけどなぁ。でも、このセットでも悪くないか
●サービスで貰った揚げたてのサツマイモが美味しかったです。全部で1000円だからまぁヨシとします
さらに昨日の木曜日は、職場の送別会がマリンタワーで開かれたということで、もちろんゼロ次会へ繰り出しました。
1次会がマリンタワーだけに、近場の中華街にでも行こうかと思いましたが、実は今週末も嫁さんと中華街へ行くので、
ちょいと趣向を変えて、普段は訪れることのない馬車道へ出向いてみました。バスで5分なのでねマリンタワーまで。
珍しく後輩も一緒だったので、角打ちの常連さんに以前教えてもらった『晩酌の店 ナカヤ』へ行こうと思いきや、
地図が指し示すエリアを探しても探しても見当たらず、電話を描けると『現在使われておりません』というアナウンスが…。
やはり、昭和の古き良き酒場はどんどんと消滅していくご時勢なんですね~。一度訪れてみたかったなぁ。
もはや、そこに存在していたことさえ疑いたくなるほどに、一切の痕跡が残りませんもんね閉店してしまうと。
代替わりが見込めないお店はこれからもどんどん消滅していくだろうし、行けるときに行かないとダメですね。
というわけで、目指すお店もなく途方にくれていたところ、目の前に昭和な雰囲気を醸し出す中華屋を見つけました。
馬車道といえば、市内でも最も洗練されたエリアというのが一般認識ですが、あるもんですねこういったお店がまだ。
後輩の女の子はちょっと引いていましたが、どうせお会計は僕が持つんだし、有無を言わさずこの中華屋に決定。
くたびれた外観もいいですけど、この商品サンプルがまたいいですよね~。こういったサンプルも少なくなったよなぁ。
店内はカウンターとテーブル席が3席ほどで、奥行きのある造りでした。やはりここも、老年のご夫婦で切り盛りしています。
とりあえず、お得な“餃子&ビールセット(700円)”を2人分頼みましたが、よくよくメニューを眺めてみると、
瓶ビールは470円から300円に表記が変更されていて、セットにしなくても20円しか違いがないことに気がつきました。
消費税アップで値上げするメニューは腐るほど見てきましたが、このご時勢に値下げするなんてすごいですよね。
もしかすると、小瓶でも出てくるのかと思いきや、しっかりとしたキリンラガーの中瓶が運ばれてきましたから。
ただ、グラスはお冷と同じコップでした。ま、いいんですけね何だって飲めればさ。中瓶が300円は破格だよなぁ。
2人で餃子とビールだけってのも寂しいので、数少ない一品料理の中からレバニラ炒めも注文してみました。
それにしても、一品料理がほとんどない中華屋ってのも珍しいですよね。おそらく、食事客のみに絞っているのでしょう。
せめてラーメンなどに使う焼豚やメンマくらいあったらよかったのだけど、それさえないってのは逆に潔いかな。
持っていたタブレットには餃子もレバニラも写真を取っていたのですが、デジカメで撮影するのを忘れてしまい、
すごくボリュームのあるレバニラ炒めを紹介できないのが残念であります。750円はちと高いけど、この量ならね。
餃子も420円とはいえ大きめに6個もありましたし、とにかく瓶ビールが300円と安いので、とてもお得感があります。
関内駅からはだいぶ遠いので、あまり利用することはないと思いますが、とても好感の持てる中華料理屋でしたね。
ラーメンも550円と安いし、機会があれば今度は食事利用でもしてみたいと思います。いつまでも頑張って欲しいなぁ。
●渋すぎる外観の中華料理よしの。ここだけ隔絶されたように昭和感を放っています
●こういった食品サンプルってのもだいぶ少なくなりましたね。これも消えゆく昭和遺産かな~
●ラーメンが550円ってのも安いですよね。このご時勢の中、頑張っていますよ!!
②映画
『るろうに剣心』 2012年 日本
総合点:85点
『新しき世界』 2013年 韓国
総合点:85点
『6月燈の三姉妹』 2013年 日本
総合点:70点
③記録としてのメモ
●番組
『マツコ&有吉の怒り新党』 (先週放送分)
『アメトーク』 (先週放送分)
『ダウンタウン・ナウ』 (先週放送分)
『ゴットタン』
『ワイドナショー 1部&2部』
『夕焼け酒場』
『100de名著 オイディプス王①』
『100de名著 オイディプス王②』
『英雄たちの選択 ~迷えるカリスマ 足利尊氏~』
『Jリーグタイム』
●本
『ご馳走帳』
『競艇丸わかりガイドブック ―すぐにレースが見たくなる』
『荒川の部落史』
『東京のちょっと昔』
●惣菜
『豚団子トマトソース煮』
『鰤照焼き』
『野菜と豚肉の味噌炒め』
『厚揚げとそぼろ肉の中華煮』
『きんぴらごぼう』
『カボチャのソテー』
●献立
土昼: 外食(萬福)
土夜: 冷やし中華
日昼: 韓国風しらす丼 野菜サラダ
日夜: 親子丼 野菜サラダ
さて、本日は早めに仕事を切り上げて、角打ちで飲んでから帰宅します。一ヶ月以上、顔を出してないですからね。
今月は飲み会が多かったり、2週間前に訪れてみるも、ちょうどお母さんが目の手術で営業していなかったりと、
なかなか巡り合わせが悪かったというのもありますが、それにしても間を空けすぎた。もっと行かないとな・・・。
少ないながらもボーナスが入ったし、常連さんたちが飲んでいる鍛高譚一升瓶を入れさせてもいますか!
このところ野毛で飲むことが多いですが、やっぱり横浜市内で最高の酒場といえば角打ちですよ断トツで。
今月から夏季限定の生ビールもやっているんだろうなぁ。いやー、楽しみだ。飲みすぎないよう注意しないとね。
それではまた。


































