おはようございます。
今日は、全国的に雨模様で、満開を迎えた桜には花散らしの雨になりそうですね。
さて、今日は、白峯神社で蹴鞠が奉納されます。
この蹴鞠、ただ、毬を蹴っているのではなく、ルールや決まりごとがあるのを
ご存知でしょうか?
蹴鞠のルールについての記載がありました。
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ルールとしては「三足以上蹴る」というお約束があります。これは一足目は貰って受ける鞠、二足目からは自分が蹴って楽しむ鞠、そして最後に相手が蹴りやすいように渡す鞠ということです。足を高く上げて足の裏を見せることは品がない所行とされました。また周囲に植えた木(本木)の一番下の枝よりも高く蹴る必要があるとされました。こうしたルールは初期は明確でなかったようですが、平安後期頃から形式化されたようです。
12世紀になると難波・飛鳥井家によって「蹴鞠道」の儀礼が生まれ、細かいしきたりと競技ルールが生まれました。正式な蹴鞠場は柳・梅・松・楓の4本の「式木」を3~4間の間隔をおいて植えます。地植でない木は「切立」と言います。こうして囲まれた競技場を「懸(かかり)」と呼びます。選手?を「鞠足(まりあし・きくそく)」と呼びます。懸の中で2人が組になって各式木に位置し、総員8名で松の木の根元の「上鞠」が3回蹴り上げてから次に渡し、順に鞠を回して鞠を下に落とさずにどれだけ続けられるかを競います。懸の周囲には外に出た鞠を内側に返す「野伏」が4人、さらに数人の「見証」が状況を審判して蹴りの続く回数を数えます。50から数え始め、1000が満点ですが、なかなかそこまで届くものではありません。鞠は鹿革で中空、蹴るほどに膨らむ構造になっています。
蹴鞠は絵巻物を見ると平安時代には狩衣や直衣という普段着を着たまま行われていました。ただし足には「革しとうず」という靴下をはき、沓が脱げないように革紐でくくりとめます。『年中行事絵巻』には、赤や青の革しとうずをはいて、お付きの童に沓を結ばせている冠直衣の公達が描かれています。
現在見る蹴鞠装束は「鞠水干」と呼ばれる長絹直垂のような上衣と葛袴を着用します。 沓も専用の「鴨沓」(鴨のクチバシに似ているから)を履きます。
蹴鞠が上達すると烏帽子に組み紐の掛け緒(組掛)を用いました。勅許を得ればこの組掛を衣冠の冠や日常の烏帽子に用いることが出来ました。この場合は、40歳以下は紫、40代薄色、50歳以上紺、老年は難波家流は白、飛鳥井家流は黒でした。
出典
http://www.kariginu.jp/kikata/asobi.htm
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今日もいい1日でありますように!
お仕事の方お疲れさまです。
行ってらっしゃい!
京都の桜の開花状況のリンクを貼ります。
お花見にお出かけになる時に参考になさってください。
https://ja.kyoto.travel/flower/sakura/
また、みなさんがご覧になった桜の様子をコメントで、写真と場所、日付を明記してご紹介ください。
【お願い】
添付している写真一枚一枚にコメントを頂くと、写真だけがひとり歩きをしてしまいます。
申し訳ありませんが、個々の写真へのコメントはなさらないでください。
コメントは、投稿そのものにしていただけるようにお願いいたします。
*4月第2日曜日は行事がたくさんあります。
【今日の京都4月14日(日)】(No.1608)
※掲載の情報について、社寺・施設側の都合や天候等の理由により、
日程や内容等が変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。
大文字山です。
京都コンピューター学院の映像です。
http://www.kcg.ac.jp/daimon/index_f.html
鹿苑寺金閣
http://www.shokoku-ji.jp/k_live.html
近畿地方の現在の雨の状況です。
http://www.river.go.jp/x/krd0107010.php?lon=135.6836159946397&lat=34.95309468371873&opa=0.4&zoom=8&leg=0&ext=0
○ 春季例大祭・淳仁天皇祭/白峯神宮
日程4月14日
時間10時30分~
境内摂社の地主社は、蹴鞠道の神である精大明神を祀ります。これにちなんで11時30分頃より、境内にて蹴鞠が奉納されます。雨天の場合は拝殿にて奉納されるそうです。
アクセス
地下鉄烏丸線「今出川駅」から西へ徒歩8分、またはJR「京都駅」から9系統の市バス「堀川今出川」すぐ
ホームページhttp://shiraminejingu.or.jp/event/jyun-nin-tennou-sai/
○吉野太夫 花供養/常照寺
島原の名妓、吉野太夫を偲ぶ催し。島原太夫の道中があり、法要、吉野太夫墓前供養がとり行われます。
野点席では島原太夫のお点前もあります。
毎年4月第二日曜日に行われます。
日程4月14日(日)
時間受付 8:30~
野点席のお点前 9:00~15:00
茶席三席/野点席、本席(遺芳庵)、煎茶席、点心席
料金
点心席 当日券 5,500円
アクセス
JR「京都駅」から地下鉄烏丸線「北大路駅」~北1系統の市バス「鷹峯源光庵前」~徒歩3分
○賀茂曲水宴/上賀茂神社
平安時代末期の風趣に富んだ姿を残す渉渓園にて「ならの小川」からの分水で行われます。
詩歌の吟詠や管弦の弾吹奏があり、また野点の席も設けられています。
日程4月14日(日)
時間講演 12:30~
曲水の宴:渉渓園13:00~
日程備考
毎年4月第2日曜日
料金
1,000円(お茶券付・先着500名)
アクセス
JR「京都駅」から4系統のバス約40分「上賀茂神社前」下車
JR「京都駅」から地下鉄烏丸線「北山駅」~市バス「上賀茂神社前」下車
ホームページ
http://www.kamigamojinja.jp/
○豊太閤花見行列/醍醐寺
慶長3年に行われた太閤秀吉観桜の様子を再現した行列が三宝院を出て境内を練り歩きます。華麗で豪華な催しです。
日程4月14日(日)
時間13:00~15:00
日程備考
毎年4月第2日曜日
料金
見物無料(有料区域あり)
アクセス
琵琶湖線「山科駅」から地下鉄東西線「醍醐駅」~徒歩13分
ホームページ
http://www.daigoji.or.jp/
○今宮やすらい祭/今宮神社
鎮花祭とも呼ばれ、桜や椿で飾った風流傘を中心に赤毛をつけた子鬼(子供)2人、鬼4人が鉦や太鼓の囃子で踊りつつ町内を巡行します。
日程4月14日(日)
時間
正午光念寺発~15:00頃今宮神社着~境内にて行事(やすらい踊り)~15:30頃今宮神社発~17:00頃光念寺着
日程備考
毎年4月第2日曜日
料金無料
アクセス
嵯峨野線「二条駅」から市バス「今宮神社前」すぐ
JR「京都駅」から市バス「船岡山」~徒歩7分
ホームページ
http://www.kyoto-jinjacho.or.jp/shrine/03/019/
○えんむすび祈願さくら祭り/地主神社
白川女による地主桜の献花が行われ、謡曲「田村」「熊野(ゆや)」の奉納、俳句の朗詠などがあります。
日程4月14日(日)
時間9:00~17:00
祭典/10:00~
日程備考
毎年4月第2日曜日
料金
※清水寺の拝観料要(大人400円、小・中学生200円)
アクセス
JR「京都駅」から206系統の市バス「清水道」
100・206系統の市バス「五条坂」~徒歩10分
奈良線「東福寺駅」から京阪「清水五条駅」~徒歩25分
ホームページ
http://www.jishujinja.or.jp/
○水神祭(4/14)/宇治神社
○be京都アンテナショップ 町家手づくり百貨店(〜4/18)/be京都
○十三まいり(〜4/30)
○春の特別拝観・夜間拝観(〜4/30)/高台寺・圓徳院
○花の天井 春の特別公開
(~5/6)/平岡八幡宮
○夜桜ライトアップ(~4/14)/東寺
○春の特別公開(〜5/6)銀閣寺
○春の特別公開(〜5/19)/弘源寺
○春の特別公開(〜6/9)/大徳寺塔頭 興臨院
○春の特別公開(〜6月中旬予定)/宝厳院
○伏見名水スタンプラリー(〜5/31)
○春の特別拝観/大徳寺塔頭 黄梅院 (〜5/17)
○二条城桜まつり・ライトアップ(〜4/14)/二条城
○春の特別公開/大徳寺塔頭 総見院 (〜5/19)
○春の特別拝観/大徳寺塔頭 黄梅院 (〜5/19)
○春の花見と特別拝観 ライトアップ/妙顕寺(〜4/15)
○岡崎桜・わかば回廊 十石舟めぐり(〜5/7)
○春季特別寺宝展(〜4/21)本法寺
○将軍塚青龍殿 ライトアップ(〜4/14)
○春の特別公開/妙心寺退蔵院(〜4/14)
○春の特別公開/白龍園(〜6/16)
○都をどり (〜4/26)/南座
○京おどり(~4/17)/宮川町歌舞練場
○建礼門院寺宝展/長楽寺
(〜5/10)
○霊宝館春季名宝展/仁和寺(〜5/16)
○霊宝館の特別公開/清涼寺(〜5/31)
○華道祭/大覚寺(〜4/14)
○夜の特別拝観/六角堂(〜4/14)
○春の特別庭園公開/正伝永源院 (〜5/6)
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