祝詞書写の会でお預かりしたみなさんの浄書を持って、七社神社へうかがいました。
神社の境内に入ってしばらくすると、雨の粒が大きくなってきました。
神様からの歓迎のサインだと受けとりました。
禰宜さんに浄書をお渡しすると、「みなさん上手ですねー」とお褒めの言葉をちょうだいしました。
300字近い般若心経の3倍以上の文字数の大祓詞を書写するには、筆ペンを使っても2時間前後はかかります。
慣れてない方だと、もう少し時間がかかりますでしょうか。
約900字の大祓詞は、できれば大きな紙1枚におさめたかったのですが、文字の大きさ、用紙の汎用性、書写する際の扱いやすさなどを考え、禰宜さんにもご相談しながら最終的にB4サイズの紙2枚に書いていただくことにしました。
用紙は日本橋の小津和紙さんで選びました。
海外からご参加の方には、スキャンした大祓詞の手本をメールで添付送信し、印刷してご準備いただくようお願いしました。
また、オンラインでの画面共有のデモにもご協力いただきました。
そして、一番の難関は手本を書くことでした。
開催近くになって痛恨のミスが発覚して、心が折れそうになりました。
しかし、乗り越えられない試練はない!と気持ちを切り換えて、事にあたりました。
加えて、昨年10月に用意した祓詞の手本も今回新しく書き直しさせていただきました。
書写の会は3時間で設定しましたが、祓詞・大祓詞の説明やご参加のみなさんの自己紹介なども入れてですので、決して長くはありませんでした。
むしろもう少し時間がほしかったくらいです。
ただ、書写するには相当な集中力と根気強さが必要になるので、3時間以上の設定とするのは難しいところです。
長々とお伝えしてきましたが、そう、こうしてわたしが御神前に立たせていただくまでには、たくさんの方のご協力があったわけなのです。
榊を供える姿、立ち入ることのできないご神域の写真は禰宜さんに撮っていただきました。
祝詞に耳を傾けながら、様々な想いがこみあげてきました。
たくさんの方のお顔が浮かんできました。
その根底にあるのは、やはり感謝のこころでした。
みなさまの浄書は御神前に供えご祈祷いただいたあと、社務所で御朱印を押していただきました。
渋沢栄一翁のオリジナルイラスト入りのクリアファイル、かわいいでしょー。
うれしいはがきサイズです。
こちらと、新しくなった七社神社のしおり、お守りを禰宜さんからお預かりしました。
御朱印が押された浄書と一緒にお送りします。
表はクリアになっており、中にはがきを入れると映えること間違いなし!
レアものです!自慢しちゃってください。
楽しみにお待ちくださいね。
境内の御神木を取り囲む絵馬掛けの竹の柵がまた見事です。
この柵についてのエピソードや神楽殿の松の絵の裏話、御衣黄植樹についてなど、禰宜さんからたくさんお話しをお聞かせいただきました。
ちょうど先週末、テレビ東京「出没!アド街ック天国 飛鳥山」で、七社神社さまが取りあげられたばかりなんですよね。
そのお話でも花が咲きました。
ここのところ、この他にも取材を受けることが多いんだそうですよ。
Sさんからは、「いまテレビをつけたら7チャンネルのアド街で飛鳥山が特集されています。ぜひ見てください!」ってLINEでお知らせいただいたりして。
本当にご縁ってありがたいです。
コロナが終息しましたら、七社神社さまの社務所で、栄一翁ゆかりの言葉を論語から選んで絵馬にかいたり、そんな講座を開きたいですよね!
禰宜さんとはそんな話もしてきました。
夢は語ると現実になります。
祝詞書写の会だって、こうして実現したのですから。
どこを切りとっても絵になる美しい七社神社、
ぜひお詣りにお出かけください。
七社神社 社務所
東京都北区西ヶ原2-11-1
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