◆古畑任三郎「最も危険なゲーム 前編・後編」 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
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現在、「いいね」返しが出来ません。

ご存じ・三谷幸喜脚本の古畑任三郎シリーズ・エピソード37、38
ゲスト・江口洋介

牟田が仲間・山本(山崎一)から追われ、射殺された。
過激なテロ活動で知られる動物愛護団体 SAZのメンバーだった。
駅のストリートミュージシャンが山本の顔を覚えていて、似顔絵が出回っていた。(不思議と似顔絵がそっくりに出来上がった)

手帳にはSAZメンバーのアドレスが入っていて、バッグの隠しポケットに入っていた。
牟田は公安に提出するつもりだった。
山本から逃げた時に、列車の網棚に置かれたままだった。
メンバーの浅香(斉藤洋介)が遺失物センターに取りに行ったが、バッグの中身を言えずに引き返して来た。

shizuku-tcさんによる写真ACからの写真 )


その頃、古畑任三郎は自分の携帯電話の留守番電話を聞こうとして、鉄道会社で注意を受けていた。
署長(佐々木功)は新幹線の長年運転士をしてから、今の地位に上り詰めた。
公安と名乗る浅香が、列車乗っ取りの予告電話を受けたと言って、鉄道会社のコントロールセンターに来た。
古畑もコントロールセンターに居合わせていた。

日下(江口洋介)たちはある寺を襲撃し、パソコンや通信機器を設置した。
大和田(水道橋博士)は、コントロールセンターのホストコンピュータにハッキングし、運行ランプを意のままに操り、携帯電話の通信を妨害し、通話を傍受していた。

やがて下り最終列車が田んぼの中で停止したというランプが付いた。
公安の仲間のメンバー・日下らもコントロールセンターに到着した。
古畑は、到着の早さにびっくりした。

犯人は、列車乗っ取りと身代金要求をして来た。
署長たちは小銭など、改札のお金をかき集めた。

やがてまもなく列車が当駅を通過するというので、西園寺がホームに様子を見に行った。
ホームには今泉の姿があり、最終の下り列車で到着したと言い張る。
西園寺は、列車の運行とパネルに齟齬があることに気づいたら、テロリストに捕まった。

身代金は小銭だけで1000万円近く。
4箇所に分割するという指示があったが、バッグは3つしかなかった。
遺失物のバックを使うことになった。
愛護団体のキーホルダーが付いていた。
古畑は何のマークか気にしたが、署長から「事件に関係ない」とピシャリ。

公安の4人がそれぞれ車を運転して届けることになった。
日下の運転する車の助手席に古畑が、後部座席に署長が強引に乗り込んだ。

何者かにパンクさせられたが、タイヤ交換は署長が得意だった。
古畑が途中で日下に警察手帳を見せた。
(見せたのは偽物の手帳で、日下はそれに気付かなかった)
日下はスタイリッシュでないから、手帳は常備しない主義だと言った。

指定された市民球場に着いたが、犯人は一向にバッグを取りに来ない。
日下は今回の件はゲームであり、誰も殺していない、誰も傷つけていないと言った。
古畑は否定した。
署長は定年を前にして責任を感じて辞するだろうと反論した。
その中で翻弄される署長。
やがて署長は持病悪化で立ち上がれなくなった。
日下が駆け寄り、救急車を呼んだ。
署長は入院した。

日下はペンをカチカチするクセがあり、古畑がそれを聞き逃さなかった。
今泉と西園寺が病院に着いたが、日下は逃走した。

日下のポリシーから、金を返しに行くことになった。
駅は警察が張っているだろうからと、市民球場に持って来たのが、古畑の読み通りだった。

日下は逮捕されたが「次は負けないよ」

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「最後の事件」として紹介されていたが、この後の視聴者からの要望により復活する。
それには5年待たされることになる。

古畑任三郎と日下(江口洋介)の頭脳戦は1時間枠では収まりきれず、前編後編になった。
本放送時は2週に渡っていたが、一気に2本放送されてすっきりできた。
前編がコントロールセンターで、後編が車の中がほとんどだったので、うまくメリハリがついていた。

見終わってからも、本間勇輔さんの番組テーマソングが頭から離れない。
もちろん古畑任三郎の新作が見たいけど、田村正和さんは俳優を引退してしまった。
犯人役で出たいと言う俳優がたくさんいるだろうに、残念。
二代目古畑は現れないだろうか。


三谷幸喜脚本の『黒井戸殺し』の記事はこちら(2018年4月15日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12368513541.html

では、明日。