真白なシーツはしっかりとしわの伸ばされたとても清潔なものだった。
窓からは海こそ見えないもののしっかりと晴れた空と白い雲がバランスよく配置されていた。
目を覚ましたジョニーはゆっくりと体を起こし、ゆっくりと風の吹き込む窓から外の景色を見た。
「アボガド・・・。」
無意識に口にした言葉にジョニーは海に飛び込んだこと、アボガドのことを思い出した。
―――蛙は?メリー?アボガド・・・クッキング。ダイエット・・・。
連想される言葉にジョニーは何か深くため息を漏らしそうになっていた。
「そもそもあの通販が間違ってアボガドなんか送りつけるからこんなことになったんじゃないか」
口も開けずもごもごと言葉をつづってみるが声にする気力もない。
そういえばアボガドはどうしたんだろう。
「あ?目がさめられましたか?」
白衣をきた女性が部屋の中に入ってくる。
「あの・・・。」
「はい。」
「アボガドを持っていませんでしたか?」
え?という顔をした女性を見て俺はしまったと思った。
目を覚まして一言目がコレではそういう顔をされても仕方ない。
口元を抑える彼女を横目に、頭をぼりぼりと掻いた。
「持たれてましたよ。大事そうに。アボガド。」
笑いを必死にこらえながら彼女はそういって小さな冷蔵庫の中から皿に乗せたアボガドを取り出した。
しげしげとそのアボガドを俺は見つめ、手に取った。
「メリー the アボガッド料理教室ですか?」
一呼吸置いて彼女が言ったその言葉に俺はびくっとした。
「ご自分の体、見られましたか?」
じっと俺の体を見詰める彼女に誘われるように視線が自分の体へといく。
そして物語は急展開を見せる。
次回へ続く