救急車には

何度も乗った事があるけど

自分が搬送されるのは

初めてだった

 

 【更年期の兆候③】診察拒否った開業医にいかる!


…続きです



車に運んでもらってからは

救命士が状態をチェック



手が握れるか…握れた

足を立てる事ができるか…出来た

生年月日や年齢…言えた

頭痛はあるか…ない

胸に痛みがあるか…ない

呼吸は苦しいか…苦しくない



「脳じゃないな」

「手足の痺れは過呼吸でしょう」

「はじめてですか?」



はじめてだった…

過呼吸なんて

経験した事がなかった



息はしずらかったけど

それは浅いという程度で



テレビで見るような

うずくまり

胸を押さえるような

苦しさじゃないのに



これが過呼吸というものなのか



「吐く息を長くして」

「深呼吸をしないで」



言われた通りにしていたら

病院を探してる間に

手足のひどい痺れは

少しずつ落ち着いてきて

指を動かせるようになった



でもこの間ずっと

血圧が190を超えていて

「すげぇなと思ったわ~」と

あとから友だちが言っていた



190超え、、、

そりゃあ具合悪いよね( ̄▽ ̄;)





幸い搬送先はすぐ見つかり

近くだったのですぐ到着



すぐ輸液


採血とレントゲン

発熱もしていたらしく

コロナとインフル抗体検査



とにかくホッとした



ここまでくれば

何があっても

何とかなるだろう



手足の痺れは

最初よりだいぶ良くなり

ぴりぴりじんじんレベルまで

落ち着いている



でもとにかく具合は

超絶悪かった



どこがどうではなく

痛くも苦しくもない

けど

超超具合が悪い



一体これは何なんだ

何の病気なんだ



ドクターより先に



時々何か医療機器なのか

モニターなのかを

チェックしにくるナースが言った



「更年期かもしれませんね」

「私もいまそうなので」

「すごい急に熱くなったりして」

「まぁこればかりは仕方ないなぁと」



え?は?こーねんき???

いや!こんなに具合悪いのに?

こーねんき⁈




「こんなに?ひどいものですか?」


「ひとそれぞれなんですよね」

「ちょっと重くきたかもしれませんね」




更年期というキーワード

うっすら来ていたとは言え

【更年期の兆候④】普通じゃないひどい肩凝りの原因


「なんだそうですか」とは

とても思えなかった



感染症も陰性

各種検査の結果が出ての診断は

ナースの言った通り



「更年期の可能性が高いので

婦人科の受診をおすすめします」



え?いや、こんなに

今ナウ具合悪いんだけど?



別の小部屋に移され

家族と友だちに伝えられたのは



「どこにも異常ないです」

「緊急性もないので」

「輸液抜くのでお帰りください」



「あの、血圧は?」と

友だちが聞いたら

「関係ありません」と

きっぱり言われ



まだいっぱい残っていた

輸液はサクッと抜かれ

「はい、目あけてください」

「ゆっくり起きて動いて酸素使って」

「その方が過呼吸は回復します」

「痺れはだんだん取れて来ますから」



ホントに



はい!さっさと帰ってね

ここは救急だからね

急を要しないひとは

とっとと帰ろうね



という感じ( ̄▽ ̄;)



でもね、

嫌な感じも雑な感じも

冷たい感じも

全然しなかった



それは

テキパキ淡々と丁寧に

業務を遂行しているだけ



この人たちスゴいなぁあ!



駆けつけた母は

この結果に

安心していたけど



それはそ~だよね



私と友人は ちょっと

ぽか~~~ん というか

きょと~ん というか



お薬も何も出されない



そしたら今あるこの

具合の悪さは

一体どうしたら?

いいのだよ?



さっきまであった



ここまでくれば

何があっても

何とかなるだろう

という安心は消え去り



物凄い不安だけが

やってきたんでした



ここから

死にそうな3週間が

スタートするんだが



今となっては

あんなのが

たった2ヶ月で

よくぞ温泉に行けるまで

良くなったなぁ(T ^ T)



…続きます

秀逸だった婦人科ドクターの診断