彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム -42ページ目

北寄りの
梅雨の夕日は
蜜柑色
空気を変える
初蝉の声

     詩季子

6月に入り
日が長くなり
お日さまも沈む位置を
北寄りに変え日没の時間も遅くなった

梅雨時のくもにかすむ夕日は
やさしい蜜柑色
そんなお日さまがやっと沈んだあと
初蝉の鳴き声が聞こえてきた
どれほど練習したのか解らないけれど
すこしづつ夏がまたやってくる皮切りの一泣きは
思い切った季節の空気を変える
一声だった。




  

そろそろ梅雨時雨でしょうか。

 ふさふさのアジサイが満開なのを見ました。
 
 でもなんとなく歳を重ねる淋しさに溜息を打つのは
 私だけでしょうか?

 最近 二宮金次郎の銅像が作り直されたり
 裸のブロンズ像が妙に違和感で減ってきているのではないでしょうか?

 歩き読みが今の交通事情にはあぶないとか、それで座る二宮金次郎とか
 ですよね。

 ところで
 平成と裸は 違和感ですが
 昭和と裸はそれほど恥じるものではなかったような気がします。

 エアコンというものがなく 男はステテコで女はシミーズ うちわで夏は裸に近く暮らしていたし
 庶民には家に風呂はなく銭湯に通っていたからです。

 裸の大将 裸一貫 裸の付き合いとか、何もない人が一代で資産をなすとか
 無二の親友をあらわしたと思います。そして親しみの応援のモニュメントではなかったでしょうか?

そのころは何も裸の像には疑問を持たなかったのでしょう。

でも今は裸の像を外で見ると恥ずかしいと思ってしまう。

最近は変な意味あいでなく、他人の裸を見る機会も減り
独特感があるのは生活様式の変化 きつと銭湯が無くなり
エアコンが普及したことなどなのでしょう。
裸はやっぱり恥ずかしいですが
歯に衣を着せないような力強い人間関係も薄れたということではないでしょうか?

これからは あの力強い経済を支えた泉のような親しみの筋肉美の像も良かったけれど
つい服を着せてあげたくなるのは創造力の縮小なのでしょうか。ん、淋しいです。

でもどうでしょうね。
これからは、コミカルな像が私たちの散歩を楽しませてくれるようになるかも。

みなさんの幸せと街の平和を祈っています。








昭和に戦争に至るまでの状況を教科書の思い出として書いてみる。

「1929年世界恐慌。昭和金融恐慌によって弱体化していた日本経済。アメリカ向けに頼っていた生糸の輸出が急激に落ち込み、危機的状況になる」

「株の暴落。都市部では多くの会社が倒産し就職できない者や失業者があふれた」

「恐慌発生の当初は深刻なデフレが発生し、農作物は売れ行きが落ち価格が低下、1935年まで続いた冷害・凶作に」」

「1933年 昭和三陸津波のために疲弊した農村で欠食児童が急増して社会問題化した」

「日本で生活できなくなり大陸満州へ渡る人々も増えた。そして満州のことでアメリカと開戦」

「戦争が始まる」
「終戦よりマッカ―サ― 進駐軍により時代が流れる」
終戦から昭和40年までは日本は貧しかったがだんだん高度成長で暮らしに
貧富の差は少なくなり平等に近くなり、物にあふれることになる。

戦後15年あまりで元気になったことで言えることや
豊かな国と自負し世界一を目指すに至る理由とは何だったのでしょうか?
農地改革がその基礎を築いたと今は思える。

誰も白いご飯をおいしく食べれるようになった時代。

そして平成になり豊潤と言われたそのありがたさが消えてつつある。

経済危機 借金 政権交代 東日本大震災 津波 アメリカ依存
なんて 歴史のキーワードの並びに似ている。

何か起きるまえに
答えは『農地改革』にあるのではないでしょうか?

だれもが食事を自国で作り食べることの出来る国作りが必要です。

身近な田や畑 ゆたかな土壌から少子化も改善されることを望みます。

収入を増やして 生きていくことに必要な生活費を今より一桁減らす。

ぜいたく品には多くの税金をかけること。

このことが出来る国会議員は庶民から支持されると思います。

電気 ガス 水道 家賃 ローン 教育費など 1月各1000円未満 
収入が下がらず、夢があると思います。

私たちの収入と支出バランス 生活費贅沢費 貯金とうまく構成されることを望みます。
節約や健康や交際に私たちはもちろん励むべきとも思っています。 
台風や地震が減ることを望みます。
台風や地震はあるからそこから生計もうまくいきますように。
良いことありますように。

                        ドキドキドキドキドキドキ







 続き

SE(ピエロのパフパフラッパが鳴る)
 
美空「すっごいなあぁ。君はテレビ塔のテッちゃんだったンだ」
テッちゃん「みんなの役に立つことができればうれしい。みんなぁ~、上っておいでよ」             
美空「えっ、テッちゃんに? 上ることが出来るの? すごい」
テッちゃん「ん、ん、いいよ。みんなで上っておいでよ」
美空「みんなバイクや観光バスで高いところに登ろうと押し寄せているよ」」
ハーモさん「階段でも高さ90メートルのところまで登れるらしい。登るか?」
美空「え~、そんなぁ~、階段? なの? 美空怖いよ。エレベーターもあるっていうのに」
ハーモさん「行くぞ」
美空「あ~、もう、ピエロさん、行くよ」
 
   SE(三人の階段を上る音)
 
美空「し、下が見える。怖いよ」
ハーモさん「いざ展望台まで」
テッちゃん「ようこそ 名古屋テレビ塔へ」
美空「うわぁ~、着いた。ここって高いのね。名古屋の町がよく見える」
ハーモさん「おれはここで生まれてここで生きている。名古屋はきっとこれからだ」
 
   SE(ハーモ二カ。演奏♪線路は続くよ、どこまでも)
 
ハーモさん「きっと続く・・・・・・、」
美空「ピエロさん、高いとこ苦手なの? 大丈夫よ。こわくない。とってもいい景色。きれいな空が見える、空中散歩ね」
 
   (SE)(ピエロのパフパフラッバが情けなく鳴る)
 
テッちゃん「みんな、聞いておくれ。僕の鉄塔に上る人たちは少なくなったけど今度ぼくの下の地下にセントラルパークの街が出来る。名古屋城のお堀の駅の改線で瀬戸から瀬戸電がやってくるンだよ」
ハーモさん「いやぁ~、もっとここはにぎやかになるぞ。ホッホッホッ」
 
   (SE)(ハーモニカ演奏♪UFO)
 
美空「ハーモさん、UFO?」
 
   SE(ピエロさん、おどろきのパフパフラッパ)
 
美空「ハハハ、ピエロさん、UFO、踊っている」
ハーモさん「セントラルパークもいいし、クリスタル広場で待ち合わせじゃ。恋の街。栄じゃ」
テッちゃん「恋の街。栄。僕も恋したいな。電波塔の役割はバリバリの仕事しているし、お嫁さん、欲しいな」
美空「栄で出会って恋の花が咲き、けんかして、恋人たちは夢の花」
ハーモさん「ああ、見えない将来に毎日一歩ずつ歩いて行く・・・・

   (SEハーモニカ演奏 ♪星に願いを)
 
ハーモさん「それにしてもにぎやかになったものだなぁ~、あの焼野原から」
美空「美空、戦争が終わって白いご飯を食べたこと忘れない。お茶椀のお百姓さんのお米の粒を一粒でも残すとバチが当たるってみんなが言っていた。残さないで食べた」


SE(ピエロのうなずくパフパフラッパ)
 
ハーモさん「汗水たらして作った食物は」
大切にしなければいけない」
 
   (SE)(ハーモニカ演奏夕焼け小焼け)
 
テッちゃん「美空、美空、大変なンだ。僕の所でお金が降っているンだ」
美空「お金?」
ハーモさん「株を取引きするデイトレーダーという人が現れたようだな。それで数日で大儲けということがあるようだ」
美空「えっと梅雨時に汗水たらして田植えをして秋に収穫しなくても大儲けできるの?」
ハーモさん「んん、世の中どうなっていくのか? 銀行もダ」
 
  (SE)(ハーモニカ演奏 ♪真夜中のギター)
 

テッちゃん「ぼくももうすぐ還暦さ。ここの電波塔の地上波の仕事をデジタルの若い鉄塔に譲ることになった」
美空「テッちゃんはどうなっちゃうの? 美空はこのまま栄町にいてほしい」
テッちゃん「わからないよ。君たちとはもう、お別れナンだ。さようなら」
美空「テッちゃん、テッちゃん、いなくなっ
ちゃうの、美空、いつも栄に来るときれいな変わらないテレビ塔の姿、いついつまでも見られて安心していたのに」
ハーモさん「ああ、君は多くの人を楽しませた。よくやった」
美空「みんなで盛り立てたら、テッちゃんが栄に元気でいてくれるじゃないかな?ね、ピエロさん、あ、ピエロさんが玉乗りやるって言っている。美空は歌や紙芝居をするわ。そして栄のど真ん中でお米をつくろう。みんなが飢えないように。ファイト。テッちゃん」
ハーモさん「そうだな。いついつまでも。
あの日、栄にはB29が空襲に来た。怖かった。二度と悲しまないように。心の支えでいて欲しい。みんなで生きていこう。私はこの言葉を残したい。」
 
(SE)(ハーモニカ演奏 ♪明日に架ける橋)
 
美空「はい、ハーモさん、ね、ピエロさん」
 
   (SE)(ピエロのパフパフラッパのうなずく音)
            つづく
 
 
出典 参考 『僕ら名古屋のテレビ塔』
            発行者樹林社

『街角童話(メルヘン)』

~ボンジュール・僕は名古屋のテレビ塔~  詩季子


 名古屋栄を描いてみました。よかったら
 遊びにきてね。
○あらすじ
500~260万年前の私たち名古屋のシンボルテレビ塔のある栄は東海湖という湖の中にあった。生まれる前の名古屋のテレビ塔テッちゃんは美空( みく)とピーさん、ハーモさんと話を始める。いろいろな歴史が流れ名古屋空襲が始まる。その後テレビ塔が生まれる。バブル期にテレビ塔に寂しいゲストが現れお金をテレビ塔からバラまいた。テレビ塔のテッちゃんは吐息を漏らす。電波塔として張り切ったテッちゃんももう55になりその役割を果たし瀬戸のデジタルタワーに譲る。そしてこれからのテッちゃんは行方を危ぶまれる。でも名古屋栄にくるみんなに元気を与え続ける存在を失わないでみんなで維持しようと呼びかける。

○主なキャスト
テッちゃん  テレビ塔
美空( みく)     女の子
ピエロ
ハーモさん  ハーモ二カ奏者



 
SE(ハーモニカ演奏 ♪エノケン 『洒落男』 《おれは世界中で一番、モボだと言われた男~~~》)
 
美空( ミク)「おじちゃん、ハーモニカ上手ね」
ハーモさん「ありがとヨ、おじょうちゃん。
今日はいい天気だ。いい湖の風が吹いて
るなぁ」
 
   SE(舟をこぐ音)
 
テッちゃん「やぁ、みんなぼくはここだよ。ここ。ぼくが誰だかみんな解るかい?」
美空「エッ? 誰なの。声は聞こえるけど姿が見えない」
ハーモさん「ああ~、そうだな。声が聞こえるぞ。でも姿は見えないな」
美空「ピエロさん、声は聞こえるけど誰か解る?」
ピエロ「・・・・・・」
美空「あ、ピエロさんも解らないって手を振ってうなずいているし、ドコドコって、
頭に手をかざして探しているよ」
テッちゃん「ここだよ、ここ」
美空「あ、『ういろう』で出来た舟が揺れてピエロさんのペロペロ飴が湖の底に落ちちゃった~、」
 
SE(ペロペロ飴の落ちる音)
SE(ピエロの落ちる音)
 
美空「あ~、ピエロさん、大丈夫? 湖の下に声の主はいた? あ、誰もいなかったって? そうよね。さあ、舟にあがってきて」
 
   SE(ピエロが船に上がる音)
 
テッちゃん「ねえ、ねえ、君たちは『ういろう』の舟に乗っているの?」
美空「えへへ、ちょっと食べちゃおうかな? ん、おいしい、これは抹茶味? 湖に浮かぶ笹舟ね」
ハーモさん「これこれ、特別仕立ての『ういろう』の舟をかじるな。穴があくと沈むぞ。ハハッ」
 
  SE(ハーモ二カ演奏・ういあー ういろうー、しろ くろ まっちゃ あがりにさくら なごや名物あおやぎ ういろう)
 
美空「あは、『ういろう』の唄! だよね」
ハーモさん「そうか?ハハッ」
テッちゃん「ぼくも『ういろう』の唄は知っているよ。ぼくはテッちゃん、まだ姿はない。でもいずれみんなのためにここ名古屋栄の街に姿を現すことにしているンだ」
美空「そうなんだ」
ハーモさん「ここ? 名古屋栄? いやここは東海湖という湖さ。今は古代さ。あそこに見える山は養老山脈さ」
テッちゃん「ええ? 今は古代で名古屋は東海湖。昔は湖だったの? びっくりだよ」
ハーモさん「今日はいい天気だ。ビールがうまい。ミエゾウが三重県あたりにおるかもしれんゾウ」
 
 SE(ハーモニカ演奏・ゾウさん)
 
美空「ハハ、ピエロさんたら、マンモスの鼻が揺れるマネ? 似ているぅ」
ハーモさん「あ、あれはナンだ。空飛ぶ恐竜プテラノドンか」
美空「違うよ、違うよ。飛行機だ。ね、ピエロさん」
   
   SE(B29の飛行機音)
 
美空「ピエロさん飛行機のマネをして手を広げたら又湖にポチャーンと、あ、危ない。
 ふ~、大丈夫だった」
テッちゃん「いったいどうしたンだ? 何が起きているンだ。ああ~」
 
   SE(爆撃の音)
 
美空「あ、湖がいつのまにか爆撃の地に変わった」
ハーモさん「こりゃ、いかんわ。空襲だ。みんな逃げよまい」
美空「ハーモさん ハーモニカ落とした。
 はい、コレ。ピエロさんもこの防空頭巾をかぶって逃げるわよ」
テッちゃん「何てことだ。名古屋空襲か。
 ああ、名古屋が焼野原になっていく」
美空「ああ~、どこに逃げたらいいの」
ハーモさん「たくさんの飛行機が飛んできたぞ。なんてことだ。おい、見ろ。爆弾。名古屋城が燃えている」
美空「ピエロさん。いる? いるよね。あ、いた。いた。良かった。ハイこれ。落っことしたパフパフラッバよ」
 
   SE(ピエロ・パフパフラッパを返事がわりに寂しそうにそっとパフと鳴らす) 
 
美空「ああ~、死にたくないよ。この新聞を見て。東山動物園の動物たちがなんてこと。逃げ出さないように暴れないように殺されているらしい。悲しいよ」
ハーモさん「なんてことだ。そういえば1929年の世界恐慌、関東大震災」
美空「恐慌? 地震? 関東大震災? 何、それ?」
ハーモさん「昭和金融恐慌によって弱体化していた日本経済。アメリカ向けに頼っていた生糸の輸出が急激に落ち込み、危機的状況になる」
美空「エッ、経済危機?って、どういうこと?」
ハーモさん「株の暴落。都市部では多くの会社が倒産し就職できない者や失業者があふれた」
美空「と、倒産、働くところがないならどうやって食べていくの?」
ハーモさん「恐慌発生の当初は深刻なデフレが発生し、農作物は売れ行きが落ち価格が低下、1935年まで続いた冷害・凶作に」」
美空「エッ。何? 食べるものがないの?美空はおいしいものが好きなのに、」
ハーモさん「昭和三陸津波のために疲弊した農村では娘を売る身売りや欠食児童が急増して社会問題化した」
美空「昭和三陸、津、津波? どうするのよ」
ハーモさん「日本で生活できなくなり大陸満州へ渡る人々も増えたらしい。満州はアメリカも大切にしていたからな」
美空「満州のことでアメリカとうまく行かずに戦争に? 美空は戦争なんて大嫌い」
ハーモさん「そして欲しがりません。勝つまではダ」
 
    SE(ハーモ二カ演奏 ♪『海ゆかば』)
 
美空「戦争なんて悲しい。やめてよ。どうして? なむあみだぶつ。ピエロさんも手を合わせてね。なむあみだぶつ」
 
   SE(ピエロのパフパフラッパでなむあみだぶつ)
 
テッちゃん「みんながんばれ。爆弾なんて!やめろ。 生きるンだ。助かるンだ」
 
   SE(終戦ラジオ放送・耐えがたきを耐え~)
 
ハーモさん「ああ、戦争が終わった。でも見ろ。焼野原だ。美空、ピエロ君命があって良かったなぁ~。やけに空が青い。きれいだな。終戦の日は暑い晴れた日だった。亡くなった人の分も生きなくちゃなぁ。俺たちは生きている」
 美空「ね。戦争は終わったのね。合掌。ピエロさんもね。でもこれからどうするの?」
 
   SE(ピエロのパフパフラッパが悲しく鳴る)
 
テッちゃん「ここ、ここ、見てよね。ここだよ。焼け野原の栄の真ん中で。ほら鉄塔工事が始まるよ。いよいよ僕がみんなのために働くンだ。みんな泣かないでぼくのところに遊びにおいでよ」
美空「あ、ほんとだ。工事が始まっていく。まだ土台でこれからどんどん高い鉄塔が出来ていくのね。いよいよ君が見え始めるのね」
ハーモさん「いや、みんなデパートの屋上から望遠鏡で見とるぞ」
美空「ピエロさんたら望遠鏡でのぞくマネしている。見えるの? 楽しみだね、いつ出来るの?」
テッちゃん「ヘヘヘ、ぼくの誕生日は昭和28年6月19日だよ。」
ハーモさん「。終戦から8年。あ~、そうか、銀色の名古屋のエッフェル塔になるのか? トレビア~ン」
 
    SE(ハーモニカ演奏・♪パリ空の下)
 
美空「あ、まだ名古屋城は壊されたまま。
 悲しい。あれ? ピエロさんがエッフェル
塔のものまねをしている。ハハ、おかしな
ピエロさん」