躍動する男たちの筋肉。
飛び散る汗、また汗。
轟き渡る太鼓の重低音。

圧倒。
感動。
熱狂。

言葉が全く要らない世界。
だが、語りたくて語りたくて仕方がない。

舞台にあるのは、鍛え上げられた男たちと太鼓のみ。

叩いて叩いて、叩きまくる。
響いて響いて、響きまくる。

台詞などない。
だが、青年たちは皆雄弁だった。

生きる力。
生き抜く力。
生命の歓喜の躍動。

五臓六腑に染み渡る凄い芸術だった。

チケットを取って誘ってくれた、妻に感謝。

今日からまた、生き抜いていこう。


2017/12/10
タイガースは、フリーエージェントでベイスターズに移籍した大和選手の人的補償として、ベイスターズの尾仲祐哉投手の獲得を表明。

尾仲投手のプロ初勝利のブログを再掲載します。


2017/8/22
B6×-5C
勝  尾仲
負  今村

ライト上段への力強い放物線は、筒香嘉智。
レフト上段への美しいアーチは、ホセ・ロペス。
レフト最前列への弾丸ライナーは、宮﨑敏郎。

真夏のハマスタの夜空に架かった3本のホームランが試合を決めた。

クリーンアップの3連続ホームランによる逆転サヨナラ勝ちは、プロ野球史上初。
皆、歴史の目撃者となった。

興奮と感動が収まらない。
10年に1度あるかないかのもの凄いゲームを、ベイスターズはやってのけた。

この日も、イヤな流れは続いていた。

初回に先制するも、2回以降はカープ先発の野村祐輔に手も足も出ない。

ベイスターズ先発の飯塚悟志は、要所でカープ打線に捕まり失点をかさねてしまう。

このままやられてしまうのか。
カープの勢いに飲まれてしまうのか。

敗色濃厚の中、1人の青年がハマスタのマウンドに立った。

8回表、渾身の投球で3者凡退に打ち取る。

8回裏、嶺井博希のホームランが飛び出し3点差。

9回表、彼はまた3人でカープ打線をねじ伏せる。

CS-TBSの解説、大魔神・佐々木主浩は語った。
「彼のピッチングで、勢いがベイスターズに来ますね。この試合、わからないですよ」

そして、その言葉は現実のものとなった。

1995年1月31日生まれ。
福岡県出身。
広島経済大学から、2016年ドラフト6位でベイスターズに指名される。

「大学の先輩、ホークスの柳田悠岐さんと対戦したい」とは入団時に掲げた目標。

だが一軍では結果を残せず、ファームで腕を磨いた。
そして、防御率0.94という驚異的な成績を残して、再度這い上がってきた。

「色々考え過ぎてしまった」
「ともかくゼロに抑えることだけを考えてます」

彼のピッチングが、連敗中もチームにメッセージを送っていた。

「何点差だろうが、誰も諦めていない」

そして、失いかけた流れを我々の手に取り戻した。

幾重にも価値のあるプロ初勝利。

サヨナラ3連発のクリーンアップと立ったヒーローインタビューは、実に凛々しかった。

ハマスタに煌めく新星がまた一つ。

戦うぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号29。
尾仲祐哉。

まだまだ死んでいない。
勝負はこれから。
まさかは実現する。

THIS  IS  MY  ERA.


日本シリーズ第6戦
B3-4×H(延長11回)
勝  サファテ
負  エスコバー

熱闘だった。
激闘だった。
死闘だった。

日本一を決める戦いは、本当に素晴らしかった。

ベイスターズは死力を尽くして、ホークスに立ち向かった。
そして、僅かの差で敗れた。

夏からのポストシーズンを巡る激闘は、きっとこれからも語り継がれる歴史。

そして、改めて皆が思った。

優勝して、この場所に必ず戻るのだと。

2017年はベイスターズ躍進の年になった。

ベイスターズファンでない友人からたくさん声をかけてもらった。

野球に興味のない人でも、筒香嘉智や山﨑康晃の名前をあげて注目してくれたシーズン。

日本シリーズ進出の歓喜。
絶対王者ホークス相手の激闘。
そして目の前で胴上げを見る悔しさ。

それはまさに「横浜が出る喜び」。

2018年こそ、横浜優勝。

忘れ物は、取りに行かねばならない。
クライマックスシリーズファイナルをハマスタで開催して、再び日本シリーズへ。

新装となるハマスタがその舞台だ。

Oh! Oh! Wowwow
横浜ベイスターズ
燃える星たちよ
Let's Go Oh! Oh! Wowwow
横浜ベイスターズ
夢を追いかけろ

選手のみなさん、監督、コーチ、スタッフのみなさん。
そして、ハマスタでお会いしたみなさん、お会いできなくても繋がってるみなさん。

そしてそして、今この文章を読んで頂いている貴方。

本当にありがとうございましたm(_ _)m

心を一つに。
I☆YOKOHAMA\(^^)/

日本シリーズ第5戦
11/2
B5-4H
勝  砂田
負  モイネロ
S  山﨑康

初回に先制点を取ったチームがすべて勝利してきたこのシリーズ。
一番取られてはいけない点を、一番打たれたくない打者に取られた。

内川聖一。

彼の名を聞くたびに、心の奥底にある傷に触れられたように、鈍い痛みがぶり返す。

「横浜を出る喜び」
2010年。
交流戦でホークスと対戦して、その圧倒的な強さにひれ伏したという彼は、より高いレベルで自分を高めたいとFA移籍。
これまで、ホークスの中心選手として大活躍してきている。


ファンは、ベイスターズの存在そのもの否定する言葉を、応援してきた選手から突きつけられたのだ。


2011年。
球団は売却される。
新しいオーナーは、新興IT企業のDeNA。
得体の知れない不安とやるせなさに、ファンの心はささくれ立った。

野球で傷ついた心の回復は、野球でやり返すしかない。

新球団の5年間。
いろんなことがあった。
でも、選手たちが日本シリーズにファンを連れてきてくれた。

この日のスタメンが、すべてを物語る。

桑原将志。2011年ドラフト4位。
柴田竜拓。2015年ドラフト3位。
ホセ・ロペス。2014年オフにジャイアンツより移籍。
筒香嘉智。2009年ドラフト1位。
宮﨑敏郎。2012年ドラフト6位。
戸柱恭孝。2015年ドラフト4位。
梶谷隆幸。2006年高校生ドラフト3位。
石田健大。2014年ドラフト2位。
倉本寿彦。2014年ドラフト3位。

勝ち投手の砂田毅樹は、2013年育成ドラフト1位。
セーブの山﨑康晃は、2014年ドラフト1位。

暗黒時代のどん底から、薄皮をはぐように強くなってきたチーム。

一つ一つ壁を乗り越えて、チームは19年ぶりの日本シリーズまで辿り着いた。

そして、日本一が手に届くところまできたのだ。

「あと2勝したら日本一。浮かれることなく、気を引き締めて福岡に行きたいと思います。日本一になって、ファンの皆さんに恩返ししたいと思います」(筒香嘉智)


2017年の横浜スタジアムでの最終試合を勝利で飾り、選手は最終決戦の地・福岡へ。


やるからには、勝とう!
OUR TIME is N.O.W.




日本シリーズ第4戦
11/1
B6-0H
勝 濱口
負 和田


轟き渡る大歓声。
繰り返される大拍手。
歓喜と笑顔の大万歳。
これまで鬱憤を吹き払う大勝利。


19年ぶりの日本シリーズの勝ち星をもたらしたのは、九州出身の若きバッテリーだった。

濱口遙大。
22歳。佐賀県三養基郡生まれ。
神奈川大学出身。2016年ドラフト1位入団
今シーズン10勝のルーキー。


髙城俊人。
24歳。福岡県福岡市生まれ。
九州国際大学付属高校出身。2011年ドラフト2位入団。
DeNA球団のドラフト1期生。


「佐賀の実家では、ホークスの中継ばかりでした」
憧れの大投手、元大リーガーの和田毅と堂々の投手戦。

豪快無比の濱口遥大。
精密機械の和田毅。


均衡が破れたのは、5回裏。
ハマのプーさんこと宮﨑敏郎。
佐賀県唐津市出身。28歳。
セ・リーグの首位打者が、豪快なホームランをレフトスタンドに叩き込む。


「思いっきり腕を振ってこい」
1学年先輩のミットをめがけて、左腕は腕を振り抜く。
魂込めたピッチングは、ホークス打線を翻弄。
マウンドでは、何度も雄叫びとガッツポーズを繰り返した。

好リードと、野手陣の度重なるファインプレーで、8回2/3を2安打無失点の快投。

11月の横浜の夜空に、勝利の花火が打ち放たれた。

連敗を止める以上の価値ある大きな大きな1勝。


巨大戦力・絶対王者・無敵艦隊のホークスにも、アキレス腱があった。

サウスポー対策である。

ポストシーズン3敗は、全て左腕相手。

日本シリーズ第2戦の先発・今永昇太も6回1失点の快投を見せている。


第5戦の先発予想は、石田健大。

「まさかが実現」まで、あと3勝。

球界屈指の左腕先発陣が、大逆転への最大の切り札となる。


左腕がうなれば
狙いは外さない
ピンポイントの技
攻めろ 攻めろ 遥大


11月の横浜は、どこよりも熱い。
OUR TIME is N.O.W.


日本シリーズ第3戦
10/31
B2-3H
勝 石川
負 ウィーランド
S サファテ


あの日の約束通り、ハマスタにベイスターズナインが帰ってきた。

19年ぶりにハマスタ開催となった第3戦は、初回の攻防が勝負の明暗を分けた。

盗塁、犠打から先制打のホークス。
2つの四球のランナーを盗塁失敗で失ったベイスターズ。

ホセ・ロペスのホームラン、倉本寿彦の執念の内野安打で追い上げるも、ホークスの救援陣を打ち崩すことができなかった。

これで、シリーズ3連敗。
後がなくなった。


2017年シーズン、本当にいろんなことがあった。

3者連続ホームランに始まる3日連続サヨナラ勝ち。

クライマックスシリーズ進出をかけた戦い。

雨と泥の中のCSファーストステージの激闘。

逆転のカープ相手に逆転を繰り返したCSファイナルステージ。


日本のプロ野球12球団の中で、最後の最後まで戦い抜いているベイスターズ。

こんな幸せなことはない。


みんな、19年間待ったのだ。

ベイスターズファンのすべての思いを乗せて。
最強のホークス相手に、最高のベイスターズの戦いを、今こそ!


熱く!  熱く! 熱く!
立ち上がれ!!
Let's Go BAY  不器用で
かっこ悪くても 選手を信じ 声を枯らし
Let's Go BAY  変えてゆく!
俺たちが変える!!
想いよ届け! 君のもとへ


どこまでも、どこよりも、全力応援!
I☆YOKOHAMA!


日本シリーズ第2戦
10/29
B3-4H
勝 石川
負 パットン
S サファテ


ベイスターズ先発は、今永昇太。
福岡県北九州市出身。
ホークスとの対戦に、大いに期するものがあったという。

6回1失点116球10奪三振の大熱投。

そのピッチングに応え、梶谷隆幸、宮﨑敏郎のホームランで、このシリーズ初のリードを奪う。

だが、自慢のリリーフ陣がそのリードを守りきれない。

ホームランのみのベイスターズ打線。
連打で多彩な攻めのホークス打線。

僅かな差で、一敗地にまみれた。


「過去と他人は変えられない。
未来と自分は変えられる」(カナダの心理学者 エリック・バーン)


一日の休みを挟んで、ベイスターズ戦士がハマスタへ帰ってくる。

「必ず、甲子園、広島で勝ち抜いて横浜に帰ってきます」

クライマックスシリーズ進出を決めた試合で、我らのキャプテンは力強く叫んだ。
そして、その約束を実現してくれた。

これが、本当の「約束の地」。

相手は、巨大戦力、絶対王者のホークス。

19年ぶりの大舞台。

逆境であればあるほど、我らの血は燃え滾る。


横浜の空高く
ホームランかっ飛ばせ 筒香
さあ打て 筒香
飛ばせ 空の彼方
横浜に輝く大砲
かっ飛ばせホームラン
GO GO TSUTUSUGOH!

横浜DeNAベイスターズ。
背番号25。
筒香嘉智。

誰も見たことのないドラマが、これから始まる。

OUR  TIME is  N.O.W.


日本シリーズ第1戦
10/28
B1-10H
勝  千賀
負  井納

ベイスターズ19年ぶりの日本シリーズが幕を開けた。

レギュラーシーズンでも、クライマックスシリーズでも、味わえない独特の緊張感と興奮。

だが、ホークスは強かった。
先制点、追加点、大量得点。
パ・リーグ王者の前に、完敗。

とはいえ、これですべてが終わった訳では無い。

決められたルールに則ってポストシーズンを勝ち抜き、絶対王者ホークスに挑戦する権利を得たのだ。

クライマックスでは、ファースト、ファイナルから敗戦スタート。
レギュラーシーズンも完敗からのスタートだった。
だが、全て2戦目勝ち取っている。

「もう終わったことなので。明日勝てるようにやるだけ。また新しい一日が来るので、しっかり準備したい」
試合後バスに向かう通路で、我らのキャプテンは語った。

戦いは、まだ始まったばかり。

どこまでいっても、ベイスターズらしい野球を。
どこまでいっても、我らは全力応援。

OUR  TIME  is  N.O.W.


クライマックスシリーズファイナルステージ
第5戦
10/24
B9-3C
勝 三嶋
負 野村


真っ赤に染まる広島の夜空に、青き星が輝いた!

クライマックスシリーズを4勝2敗で勝ち抜き、19年ぶりの日本シリーズへの切符を遂に手に入れた。



2017年3月31日。
雨の神宮球場で開幕したペナントレース。

レギュラーシーズン143試合。
クライマックスシリーズ8試合。


つまずいては起ち上がり、壁にぶつかっては乗り越えながら、連日連夜、戦い抜いてきた。


長年苦しめられたスワローズ、ドラゴンズには大きく勝ち越し。

苦手の交流戦も5割で乗り切った。

ジャイアンツとのAクラス争いを僅かの差で制し、2年連続のクライマックスシリーズ進出。

タイガースとの雨と泥の中の死闘も勝ち抜いた。

そして、昨年手も足も出なかった王者カープが待つファイナルの舞台にたどり着く。

迎えた第5戦。
ベイスターズも、カープも、展開に関係なく、リリーフに先発要員の投手や勝ちパターンの投手をつぎ込む必死の展開。

カープ自慢の投手陣を打ち砕き、執念の継投で投手を繋いだベイスターズに、勝利の女神は微笑んだ。



スワローズファンやドラゴンズファンから「必ず優勝を!」と、声をかけてもらった。

ジャイアンツファンからは「ベイは年々強くなっている。若手が中心でうらやましいよ」と、しみじみ言われた。

「俺たちと阪神園芸さんの気持ちを背負って、マツダで勝ち抜いてくれ」と、タイガースファンから願いを託された。

そして、CS突破決定後。
カープの選手、ファンが、ベイスターズの表彰を見守り、拍手を送ってくれた。


痺れる戦いを制して、皆の思いを背負って、セントラルの代表として福岡へ乗り込むベイスターズ。


相手は、巨大戦力のホークス。
日本一に挑むのに、最高の相手が待っている。


Oh Oh Wow Wow 横浜ベイスターズ
燃える星たちよ Let's Go!
Oh Oh Wow Wow 横浜ベイスターズ
夢を追いかけろ!


ここまで来たなら、頂点まで駆け抜けよう!
OUR TIME is N.O.W.