「阪神C」とかが行われる今日は、「グループ3社を束ねとるオーナーの持ち馬」に注目やで | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

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中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



今週の木曜日、12月19日は、藤岡康太君の31歳の誕生日やったんや。

彼は、親父さんが調教師の藤岡健一先生で、兄ちゃんが同じ乗り役をやっとる藤岡佑介君っちゅうのは、皆さんもよう知っとるやろう。

2007年に宮徹厩舎からデビューした康太君は、荻野琢真君と草野太郎君と田中健君と浜中俊君と丸田恭介君と宮崎北斗君とかが同期なんですわ。

康太君は、3年目やった2009年に、ジョーカプチーノに乗ったファルコンSで初めて重賞を勝つと、この馬に乗ったNHKマイルCで初めてのGI勝ちを飾っとって、その後も、ディアデラマドレに乗った2014年の府中牝馬Sや、アクティブミノルに乗った2015年のセントウルSや、ヒーズインラブに乗った去年のダービー卿CTや、ウーマンズハートに乗った今年の新潟2歳Sとか、今までに重賞を19勝、JRA通算で564勝しとります。

ずっと栗東で乗り役と調教助手をやっとったワシにとって、栗東の騎手が活躍するんは、自分のことのように嬉しいもんやから、康太君には、これからも頑張って欲しいもんやな。

そんで彼は、今日と明日、阪神で、

■21日(土)

5R・2歳新馬→エバーマノ
9R・江坂特別→ルタンブル
10R・摩耶S→キーフラッシュ
11R・阪神C→ショウナンライズ
12R・3歳上2勝クラス→タガノプレトリア

■22日(日)

1R・2歳未勝利→ハローグッバイ
2R・2歳未勝利→メイショウオイワキ
3R・2歳未勝利→リレーションシップ
4R・2歳未勝利→トーホウゴールデン
7R・3歳上1勝クラス→アヴァント
8R・3歳上2勝クラス→ケイアイパープル
9R・千両賞→シャドウブロッサム
10R・クリスマスキャロル賞→ステイオンザトップ
11R・サンタクロースS→ブライトムーン
12R・ギャラクシーS→フュージョンロック

と、全部で15頭に乗るんやから、どの馬にも、「勝って自分の誕生日を祝いたい」っちゅう思いが込められとるんやろ。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、北出成人(よしひと)厩舎が阪神Cに使う、松本俊廣オーナーの持ち馬グァンチャーレや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主のJさん」から届いた報告を紹介しときます。

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松本俊廣オーナーの本業は、茨城県日立市に本社を構えている「株式会社共和プリサイスマニファクチャリング」と、茨城県常陸太田市に本社を構えている「株式会社共和製作所」と、茨城県水戸市に本社を構えている「有限会社泉町商事」を擁する、「共和グループ」の代表者です。

同グループは、1968年、「日立電線機器株式会社」の絶縁ケーブル部品を製造するために設立されたのが起源で、それからは、

1970年→「日立電線株式会社」の日高工場高圧研究所と取引を開始し、ケーブル用付属部品の製造を開始
1976年→VHS方式VTR用金属精密部品の試作を開始
1977年→VTRテープ用精密部品及び家電・OA機器用精密部品の量産を開始
1983年→ディスポーザブル注射針(医療器具)の自動組立装置の製造販売を開始
1990年→OA機器部品の量産を開始
1996年→携帯電話基地局用高周波ケーブルの量産を開始
2008年→「環境マネジメントシステム・プログラム・ステップ2」認証

といった形で順調に成長しており、現在は、先ほど記したグループ3社の拠点に加えて、茨城県常陸太田市に「太田工場」を有しております。

そして現在は、家電と産業機器部品の金属材料を切削加工する業務や、メディカル部品の製造・販売や、アルミ、ステンレス、銅、真鍮といった金属材料の販売などを主に手掛けており、グループ全体で150名以上の従業員を擁しておりますので、私は「共和グループ」を「茨城県の経済を支えている企業の一つ」と考えており、そのトップである松本オーナーは、「尊敬すべき人物」と言えるでしょう。

なお、馬主としての松本オーナーは、確か1993年からJRAで馬を走らせていて、現在は「福島馬主協会」の常務理事を務めております。

昨年のオーナーは、2勝を上げ、過去最高となる「8544万円」の賞金を獲得しておりましたが、今年は先週までが「1勝・獲得賞金7336万円」という成績であり、昨年のペースを下回っているため、現在の松本オーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。

また、オーナーは、JRAで5頭を所有しておりますが、今年は、

イイデファイナル(牡5歳)→2戦0勝・獲得賞金0円
イイデメモリー(牝5歳)→1戦0勝・獲得賞金0円
イーパンサーパン(牝3歳)→1戦0勝・獲得賞金0円
クリスリターン(牡2歳)→2戦0勝・獲得賞金0円

と記せば分かる通り、4頭が全く賞金を稼げておりませんので、現在の松本オーナーは、「その分を他の馬で稼ぎたい」とも考えているのでしょう。

こういった中、本日は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の阪神Cにグァンチャーレを出走させますので、私がオーナーであれば、同馬を預けている北出先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。

そこで、元調教師の方に最終追い切りの内容を確認したところ、

「18日(水)、坂路で一杯に追われて、4Fが51秒4、終いの1Fが12秒2っちゅう時計を出しとりました。単走やったけど、力強い脚捌きで駆け上がっとったし、追い切った後もイレ込むことなくどっしりと落ち着いとったから、力を出し切れるデキに仕上がっとるんやろうな」

という報告でしたから、上位に食い込んでくる可能性があると私は見ております。

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北出成人厩舎が阪神Cに使うグァンチャーレについて、「馬主のJさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。