ダービーを2勝しとるオーナーが、大原Sを勝ちたい訳は | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



今日は、デビューが近付いとる2歳馬の中で、ワシが目を付けとる1頭を紹介しときますわ。

それは、池添兼雄厩舎のメイショウテンゲン(牡・父ディープインパクト、母メイショウベルーガ)や。

この馬は、2010年の日経新春杯と京都大賞典を勝ったメイショウベルーガが母ちゃんで、凱旋門賞やキングジョージとかを勝って、種牡馬としても、ホワイトマズルやキングヘイローやテイエムオーシャンとかを出したダンシングブレーヴが近親におる血統なんですわ。

メイショウテンゲンは、7月4日(水)にゲート試験をパスした後、成長を促すために、いったん放牧されとったんやけど、8月後半に帰厩しとります。

10月4日(木)には、池添謙一君がCウッドで一杯に追って、6Fが79秒7、終いの1Fが12秒5っちゅう時計を出しとったんや。

そんで一昨日は、Cウッドに入れられて、6Fが84秒4、終いの1Fが12秒6っちゅう時計を馬なりで出しとって、前を走っとったアガスティア(古馬1000万下)をコンマ2秒追い掛けて、一杯に追われとった相手に楽な手応えのまま同入しとったんで、ここまで順調にきとるんでしょうな。

このブログを読んどる方ならよう知っとるやろうけど、メイショウテンゲンを管理しとる池添兼雄先生の長男は、乗り役として活躍しとる謙一君で、次男は、2014年の調教師試験に33歳の若さで受かって、次の年の3月に厩舎を開業しとる学先生ですわ。

兼雄先生は、1974年に、乗り役として大久保石松さんの厩舎からデビューしとって、メジロジュピターに乗った1984年の中山大障害や、カルストンイーデンに乗った1985年の京都大障害などを勝って、1992年に引退するまで、重賞を7勝、通算で185勝っちゅう成績を残しとって、「障害の名手」として活躍しとりましたな。

でもって、乗り役を引退してからの兼雄先生は、鶴留明雄厩舎で調教助手をやって、1997年に調教師の試験に受かると、1999年の3月に厩舎を開業して、1年目にいきなり、ヤマカツスズランを使った阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)で初めての重賞勝ちをGIで飾っとりました。

その後も、タガノバスティーユを使った2006年のファルコンS、タガノゲルニカを使った2006年の平安S、メイショウベルーガを使った2010年の日経新春杯と京都大賞典、ヤマカツエースを使った一昨年と去年の金鯱賞、カツジを使った今年のニュージーランドTとか、今までに重賞を15回勝っとるんですわ。

ただ、先生の厩舎は、今年、2歳馬を15頭預かっとって、7頭をデビューさせとるんやけど、まだ1頭も勝ち上がっとらんので、今は、「2歳馬をしっかり勝ち上がらせたい」と考えとる筈や。

それに、メイショウテンゲンは、自分の厩舎におって重賞を2勝したメイショウベルーガの仔なんで、思い入れのある血統の筈やから、デビューに向けてキッチリ仕上げてくるんやろ。

ちなみに、この馬は、10月21日(日)の新馬戦(京都・芝1800m)に、謙一君でデビューする予定になっとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、中竹和也厩舎が大原Sに使う、谷水雄三オーナーの持ち馬タニノフランケルや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主のTさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

谷水雄三オーナーは、何年か前まで、福岡県宮若市に本社を構えている、「タニミズ企画株式会社」の代表取締役会長を務めておりました。

同社は、福岡県直方市にある「西日本カントリークラブ」や、本社と同じ宮若市にある「ザ・クラシックゴルフ倶楽部」や、佐賀県多久市にある「佐賀クラシックゴルフ倶楽部」や、滋賀県大津市にある「皇子山カントリークラブ」といったゴルフ場の経営を手掛けており、その内、「西日本カントリークラブ」は、2014年の男子プロ賞金王にも輝いた小田孔明選手など、多くのプロを輩出しております。

2004年、谷水オーナーのご子息である利行氏が代表取締役となり、オーナー自身は経営の第一線から退いたものの、2010年には、公益のために私財を寄附した人などに授与される「紺綬褒章」を国から受章していることなどから、現在も、同社の経営に大きな影響力を有していることでしょう。

そして「タニミズ企画株式会社」は、2014年の3月25日(火)、「JR博多駅」から歩いて5分ほどの場所にある「ベイサイドプレイス博多」のA棟1階に、「リタの農園」という自然派レストランをオープンしており、白を基調としたお洒落な店内では、自社農園や契約農家で収穫した野菜を使用した料理や、石窯で焼いた手作りピザなど、常時60種類以上の料理が楽しめ、博多埠頭が眺められる抜群のロケーションが大変好評を得ているようですから、異なるジャンルでも手腕を発揮している経営者としての資質は、きっとご子息の利行オーナーにもしっかりと受け継がれているのでしょう。

また、「タニミズ企画株式会社」を創業したのは、谷水オーナーのお父様であり、「カントリー牧場」を作ったオーナーブリーダーとして有名な谷水信夫氏でして、確か1963年に馬の生産を始めており、すぐに1968年の皐月賞を制したマーチスを輩出し、その後も、1968年のダービーを制したタニノハローモアや、1970年の皐月賞とダービーを制したタニノムーティエなど、多くの重賞勝ち馬を輩出しております。

1973年頃には、雄三オーナーが牧場の経営を引き継ぎ、それからしばらくは、生産馬が大きなレースを勝てない状況が続いたものの、2002年のダービーを制したタニノギムレットや、2007年のダービーを含めてGIを7勝したウオッカや、2010年の菊花賞を制したビッグウィークなどを生産し、信夫氏と雄三オーナーが、親子二代で「ダービー馬のオーナーブリーダー」となったことは、一般競馬ファンでもよく知っているエピソードでしょう。

更に雄三オーナーは、「京都馬主協会」の会長や、「日本馬主協会連合会」の会長といった要職を務めたことがあり、現在も「日本馬主協会連合会」の最高顧問を務めておりますので、「誰もが認める競馬界の大物」と言えます。

馬主としてのオーナーは、キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランでして、これまでに300頭以上を所有しており、2009年は、ウオッカの活躍により、重賞3勝を含む11勝を上げ、過去最高となる「6億6791万円」の賞金を獲得しておりました。

しかし、その後は一度も2009年の数字を超えられていない上、昨年までの5年間は、

2013年→9勝・獲得賞金1億3134万円
2014年→5勝・獲得賞金1億2627万円
2015年→4勝・獲得賞金1億4979万円
2016年→2勝・獲得賞金2743万円
2017年→5勝・獲得賞金8228万円

という成績に留まっておりますので、今年の雄三オーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを抱いているのでしょう。

ただ、今年は先週までが「2勝・獲得賞金3241万円」という成績で、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在のオーナーは危機感を強く抱いている筈です。

そういった中、本日は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の大原Sにタニノフランケルを出走させますので、私が雄三オーナーの立場であれば、この馬を預けている中竹先生に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

実際、元調教師の方から届いている最終追い切りについての報告が、

「一昨日、坂路に入れられて、4Fが58秒8、終いの1Fが12秒9っちゅう時計を馬なりで出しとりました。ワイドファラオ(2歳未出走)にコンマ4秒先行して、最後はコンマ2秒遅れてしもうたけど、力強い掻き込みきで走れとったし、追い切った後も馬はケロッとしとったんで、中竹君が力を出せる状態に仕上げてきたんでしょうな」

という内容でしたから、侮れない存在と見るべきです。

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中竹和也厩舎が大原Sに使う、谷水雄三オーナーの持ち馬タニノフランケルについて、「馬主のTさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。