パイロットを目指しとった先生が、高松宮記念と毎日杯を勝ちたい訳は… | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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一昨日の「ファルコンS」では、
7番人気アサクサゲンキの激走を見抜き、
3連複11120円の万馬券を5点で的中!
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そんで今週の「高松宮記念」では、
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こんばんは。
鎌田光也ですわ。



今、ワシが所属しとる「パーフェクトホースマンズ」は、先週、

ファルコンS
3連複11120円5点的中

フラワーC
3連複2870円2点的中

スプリングS
3連複2230円5点的中

若葉S
馬連21220円5点的中

小牧特別
馬連2740円2点的中

っちゅう好結果を残しとるんや。

せやけど阪神大賞典を取り損ねた訳やから、今週は、全部のレースでエエ結果を残せるよう、気合いを入れて情報を集めとくんで、皆さんには、今までよりも期待してブログを読んで欲しいとワシは思っとります。

そうそう、一昨日、阪神3Rの未勝利戦(芝1800m)は、初出走やった石坂正厩舎のヴィルトゥース(牝・父ディープインパクト、母ドナブリーニ)が勝ちましたな。

知っとる方も多いと思うんやけど、この馬は、日本とドバイでGIを7勝したジェンティルドンナや、京都牝馬Sと関屋記念を勝ったドナウブルーが全姉におるんや。

レースでは、スタートで行き脚が付かんで後方からの競馬になっとって、直線で他の馬とぶつかる不利もあったんやけど、鋭く伸びて差し切っとりましたわ。

乗っとったルメール君は、「真面目だし、センスがあります。強い競馬だったので、昇級しても楽しみです」と話しとったそうや。

ヴィルトゥースは、398キロで出とったように小さい馬やし、まだ体質が弱いんで、春のクラシックを目標にせんと、あと1回使ってから、秋に備えて休む予定なんですわ。

管理しとる石坂先生は、先週までに、3歳世代がこの馬を入れて9頭勝ち上がっとるんやけど、2勝目を上げとる馬が1頭もおらんのや。

せやから今は、「もっと3歳馬を活躍させたい」と考えとる筈やし、経験馬を相手に勝ち上がったヴィルトゥースには、「次も勝って欲しい」と期待しとるんやろな。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするのは、高橋義忠厩舎が登録しとる、高松宮記念のファインニードルと毎日杯のマイハートビートや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しときます。

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高橋義忠君は、2011年に調教師を引退した高橋成忠(しげただ)さんの息子さんですな。

成忠さんは、乗り役時代に、ヒカルポーラで1963年の天皇賞・春と宝塚記念を勝つなど、エエ成績を残しとって、シーエースで桜花賞を勝った1967年には、騎手リーディング1位になっとったんや。

調教師になってからも、メイショウバトラーを使った2006年のプロキオンSや、メイショウサムソンを使った2007年の天皇賞・春と天皇賞・秋とか、重賞を16回も勝っとりましたな。

義忠君が、調教師になろうと思うようになったんは、もちろん、親父さんが乗り役や調教師をやっとったからやけど、元々、義忠君は飛行機が好きで、大学では、経済学を学びながらパイロットを目指しとったそうや。

けど、その前に、「色々な世界を見たい」と思って親父さんに相談したら、「海外で馬を見てきたらどうや?」と勧められたんで、イギリスに行っとりましたな。

向こうでは、英語の勉強をしながら、マーク・プレスコット厩舎でたくさん馬のことを教わって、その奥深さに惹かれて「競馬の世界もエエもんやな」と思ったそうですわ。

日本に戻ってからは、1994年に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から吉岡八郎厩舎の厩務員になって、1996年の6月からは調教助手をやっとりました。

そんでもって、1999年の10月からは、成忠さんの厩舎の調教助手になって、調教師の試験に受かった2011年まで、ずっとそこで経験を積んどったし、その頃、親父さんの厩舎には、2001年のシンザン記念と2003年の新潟記念を勝ったダービーレグノや、さっき名前を出した、メイショウバトラーやメイショウサムソンがおって、こういう走る馬を何頭も間近で見てきたんですわ。

で、義忠君は、2011年の3月に自分の厩舎を開業したんやけど、決まったんが、その年の1月半ばやったんで、開業するまでの間は、2日に一回は飛行機で北海道に行って馬を集めとりましたな。

その甲斐もあって、義忠君は1年目に、11勝を上げて「1億3982万円」の賞金を稼いどったし、2014年には、クリノスターオーを使った平安SとシリウスS、サンレイデュークを使った東京ハイジャンプと、重賞を3つも勝って、「31勝・獲得賞金6億2235万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残せたんやから、きっと彼は、「今までの経験を活かせた」と喜んだんやろう。

せやけど、去年までの3年間は、

2015年→21勝・獲得賞金5億1177万円
2016年→27勝・獲得賞金4億4457万円
2017年→22勝・獲得賞金5億1848万円

っちゅう形で、2014年の数字を下回っとったんで、今年の義忠君は、「必ず巻き返したい」と考えとる筈ですわ。

実際、今年に入ってからは、ファインニードルでシルクロードSを勝つなど、先週までに「9勝・獲得賞金1億3366万円」っちゅう数字を残しとって、今までで一番のペースなんやけど、義忠君が、先週までの結果に満足せんで、これからも全力で勝ちにくるとワシは見とるんですわ。

っちゅうのも、彼の厩舎は、ファインニードル以外の重賞勝ち馬が、

クリノスターオー→2015年のアンタレスSを勝ってから18連敗中
サンレイデューク→2015年の阪神ジャンプSを勝ってから9連敗中
ディオスコリダー→右中間手根骨を骨折して、放牧される予定

と、賞金を稼げとらん状況なんで。

せやから、ワシが義忠君やったら、「その分を他の馬で稼ぎたい」と考える筈やし、今週は、1着賞金が1億1000万円の高松宮記念にファインニードル、3800万円の毎日杯にマイハートビートを登録してきたんで、彼が勝負を懸けてくるんでしょうな。

それに、義忠君の厩舎は、開業してから今までに、JRAの重賞を10勝しとるんやけど、まだGIは勝てとらんので、高松宮記念のファインニードルには、「初めてのGI勝ちを飾りたい」っちゅう思いが込められとる筈やで。

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高橋義忠厩舎が登録しとる、高松宮記念のファインニードルと毎日杯のマイハートビートについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭(のりやす)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一(よういち)のブログはこちら ★

★ 元JRA厩務員・小西聖一のブログはこちら ★

ほなまた。