朝日杯FSに懸けるSオーナーの勝負気配 | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

まいど。
鎌田光也ですわ。



昨日までのブログでも書いとるように、ワシが所属している「パーフェクトホースマンズ」では、今日の「朝日杯FS」と来週の「有馬記念」で、かなりのエエ結果が見込める状況になっとるんや。

でもって、このブログを読んどる皆さんでも、下のリンクをクリックして、簡単な手続きを済ませるだけで、「朝日杯FS」と「有馬記念」の「買い目」を確認できるようになっとります。

せやから、「馬券で儲けたい」と考えとる方には、「必ず見た方がエエで」とお伝えしときますわ。

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そうそう、鈴木孝志先生は、昨日、オルノスを使った中京の3Rを勝って、節目の「JRA通算100勝」を達成しましたな。

鈴木先生は、1994年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から岩元市三厩舎の厩務員になっとりました。

1996年の1月に調教助手になって、それから2009年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業するまでの14年っちゅう長い間、岩元厩舎一筋で頑張っとったんや。

岩元先生からは、「誠実にひとつひとつ努力しなさい」と教えられたそうで、鈴木先生が調教師になってからは、開業1年目こそ、「5勝・獲得賞金5468万円」っちゅう成績やったけど、その後は、
2011年→7勝・獲得賞金1億2947万円
2012年→17勝・獲得賞金2億3025万円
2013年→18勝・獲得賞金2億8119万円
2014年→17勝・獲得賞金2億9968万円
2015年→23勝・獲得賞金4億1104万円
と、毎年しっかりと成績を伸ばしとるんですわ。

こういった成績を残せとるんは、岩元先生の教えや、調教助手やった時に、GIを7つも勝ったテイエムオペラオーや、1997年の毎日杯を勝ったテイエムトップダンや、2005年のマーチSを勝ったクーリンガーなど、走る馬を間近で見てきた経験をしっかりと活かせているからなんでしょうな。

けど、今年は、昨日までの成績が、「14勝・獲得賞金3億2296万円」なんで、鈴木先生は、「このまま終わる訳にはいかん」っちゅう思いで、最後の最後まで全力を注いでくる筈やで。

もちろん、鈴木先生と同じ栗東でずっと仕事をしとったワシは、これからも先生が活躍できるように応援したいと思っとります。

で、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。


そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするのは、美浦の藤沢和雄厩舎が朝日杯FSに使うサトノアレスや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主のOさん」から届いた報告を紹介しときます。

……………

里見治(はじめ)オーナーは、「セガサミーホールディングス株式会社」(東証1部上場)の代表取締役会長兼社長です。

「汐留住友ビル」(東京都港区東新橋)に本社を構えている同社は、パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」などを傘下としており、2016年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「3479億8100万円」という素晴らしい数字を記録しております。

したがって、同社を率いている里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。

馬主としては、確か1992年からJRAで馬を走らせ始めており、昨年までの代表的な存在としては、2014年の日経新春杯などを制したサトノノブレスや、昨年の弥生賞などを制したサトノクラウンといった名前が挙げられます。

過去3年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1313万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7957万年
2015年→39勝・獲得賞金9億1040万円
という右肩上がりの成績を残しておりました。

更に、今年の里見オーナーは、サトノダイヤモンドで菊花賞を勝ち、念願であった「初のGI制覇」を果たしている上、これを含めてJRAの重賞を8勝しており、先週までの成績が過去最高の「41勝・獲得賞金11億9156万円」というもので、尚且つ、サトノクラウンで香港ヴァーズを制し、1着賞金1650万香港ドル(日本円で約2億2275万円)を獲得しており、JRAと合わせた賞金は、「約12億1431万円」となっております。

しかし、里見オーナーは、この数字に満足することなく、今週も貪欲に勝利を追求してくる筈です。

何故なら、里見オーナーは、毎年、国内の「競走馬セール」で多くの良血馬を落札しており、今年も、
□4月26日(火)に行われた「JRAブリーズアップセール」
1頭を648万円で落札
□5月16日(月)に行われた「千葉サラブレッドセール」
1頭を2484万円で落札
□7月11日(月)~12日(火)に行われた「セレクトセール」
計13頭を総額14億3316万円で落札
□7月19日(火)に行われた「HBAセレクションセール」
1頭を4212万円で落札
と、計16頭を総額15億0660万円で落札しておりますが、先ほど記した通り、今年の獲得賞金が「約12億1431万円」(馬主の取り分は8割の約9億7144万円)であり、セールで使った資金を、まだ5億円以上も回収できていないのですから。
(落札金額は全て税込)

そして本日は、1着賞金7000万円(同5600万円)の朝日杯FSにサトノアレスを出走させますので、私が里見オーナーでしたら、「セール資金の回収ペースを早めたい」と考え、この馬を預けている藤沢和雄先生に対して、渾身の勝負仕上げを依頼するでしょう。

実際、元調教師の方から届いている最終追い切りについての報告は、

「14日(水)、南ウッドに入れられて、4Fが55秒5、終いの1Fが12秒8という時計を馬なりで出していました。サトノフェラーリ(古馬1000万下)と併せる形で、コンマ6秒前を走っていた相手を追い掛けて、最後はコンマ1秒先着していましたね。前走から中2週のローテーションですが、動きはキビキビとしていて、馬体の張りや毛ヅヤも目を引くものでしたから、力を出し切れる状態に仕上がっている筈です」

というものでしたから、私はこの馬の上位入線を期待しております。

……………

サトノアレスについて、「馬主のOさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

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★ 元JRA調教師・山田要一(よういち)のブログはこちら ★

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ほなまた。