ヨメ・ムスメ1号・ムスメ2号

女3人組が大阪から帰ってきました。



「実家に帰ったの?」とか心配するLINEが来ましたが、

ダンスの大会でザラメちゃんが小学生の部の沖縄代表に選ばれまして、

大阪で開かれた全国大会に出てました。

「全国のレベルは凄かった」そうです。



さて、これ読めますか↑。

「かしましい」と読みます。


沖縄では方言で「かしまっさぬ!(うっせーな!)」とか、

「かしましい!あっち行って!」のように、

けっこう「かしましい」を生活で使うので、

意味が【騒がしいこと、うるさいこと】だとすぐ分かります。


でも全国的には「かしましい!」とはあまり使わないそうで(九州より上は使わない?)、

東京人とかは、人生で「かしましい!」とか言ったこと無いんじゃないでしょうか。



女が3人集まれば、かしましい。

この意味を広辞苑で引くと、

・女は1人だと静かだが、3人集まると「どうでも良い話し」に花が咲き止まらない
・バカの集まりで意味のない話しに夢中
・とてつもなく騒がしいさま

などが出てきます。


一説には、

女たちに歯向かえなかった男が悔しくて裏で作った言葉とも。

なんとも女々しい・・・。

 

こちら去年の今頃の首里城スイムンウタキにて



沖縄では神さまの言葉を降ろすのは必ず女性です。

ヌル(ノロ祝女)と言われます。

琉球王国ではなんと、国家公務員です。

各地にヌルが国から派遣されて(市長みたいな感じ?)その地域を任せ、

その各地のヌルたちをまとめあげたのが、

キコエオオギミ(聞得大君)です。


これは、王さまの妹や姉、王の親族の女性が必ず就任しました。


ちなみに、伊勢神宮のTOPは天皇陛下の妹さまです。




平成天皇(上皇)
平成上皇后
↓子供3人↓

①今上天皇(令和天皇)
②秋篠宮
③黒田さん(伊勢神宮祭主)


マツリの主と書いて「祭主」。

伊勢神宮のマツリ主は、天皇の妹や姉しかできません。



そのポジションが琉球王国では、

キコエオオギミ(聞得大君)。


彼女が「神さまの声」を聴き、

王さま(男)はその言葉を「行政」として施政していく存在です。



①自然界にあるエネルギーの流れ
②草木がそれを流れのままに表現する(エネルギーのままに揺れる)
③女性がその振動を感じ取り、口に出す(言葉に歌に翻訳する)
④男がそれを施政として動かしていく

 

全て一連の「エネルギー」の流れです。


 

 

(詳しくはこちらの本編をどうぞ)






じゃあ、どうして女性しか神さまの声が聞こえないのか?

まずは、生物学(難しいっす)。





人間の全身には37兆個の細胞。

「あなた」も「37兆個の細胞」の集合体。

その細胞1つ1つ全ての中に「染色体」があり、

その中にDNAは折り畳まれている。











スパイラルのカタチをした「遺伝子DNA」。

それが折り畳まれている場所が、染色体。



人間には23組(46本)の染色体がある。






1~23まで「ペア」で存在し、

片方をお父さん・もう片方をお母さんから受け継いでいる。

左右どちらも同じ長さ。

ところが、23組目の染色体(性染色体)だけ、

なんだかおかしい。

「22を超えて行け」という意味。



女性は23組目のペアも「X-X」で同じ長さだけど、

男性は「X-Y」で長さが違う。

Y染色体(バランスが悪い短い染色体)。



「男」ってそもそもなにYO?って生物学者に質問すると


「23組目の染色体の長さが違う生物だYO!へいよー!」って言われる。



それ以外に「男女差」は無い。

生物学上の「性別」とは、

23組目の染色体の長さの違いのこと(男性だけが異常)。









さて、ここに「女性だけが神さまの声を降ろせる」ヒントがある。




全身の全ての細胞の中にあるDNAのスパイラル構造が、

左右対称として存在している女性。






過去記事(リンクは下に)で何度も書いている通り、

宇宙の全てのカタチは「渦巻き(スパイラル)」なので、



それと相似形であれば、「カタチによる共鳴」ができる(整数倍の違いで)。






ところが、おっさんたちは整ってないから「宇宙の声」が聞こえない(共鳴できない)。




※ちなみに、男性でもまれにカミンチュが居ます。
沖縄では「トキ」と言います。
たぶん、23組目の染色体の左右差のアンバランスに負けないくらい
精神面で整っている男性なんだと思います。

日本名「巫 かんなぎ」
琉球名「トキ」
英語「WU ウー」

【かんなぎトキWU】 ってバンド名にしようと思ってました。




ちょっと長くなりましたが、

3人寄れば「かしましい」というのも、

たぶんこの「自然界の音のエネルギーを言葉にする」ことかと。


むしろ、本来の祈りは女性が3人居た方が通じるのかもしれません。




「3」は最初の安定数。

イスの足は1脚でも2脚でも立ちません。

3本になって始めて「安定」する。



 

【全身の細胞が左右対称でスパイラルと共鳴できる女性】が三人集まって初めて、

安定的に神降ろしができるのでしょう。


もちろん、強力なヌルさんとかだと1人でも降ろせるのでしょうが。

3人居た方が、安定的かと。



要するに、

女性が3人集まって「どうでも良い話し」をしてる時に、

なんらかの「超自然的なヒント」がそこにポンポン出てくると思うんです。



喫茶店でも、井戸端でも、保育園の下でも、どこでも良いのですが、

女性が3人「ぼーっと」無心状態で、どうでも良い(理屈を超えているという意味)話しをし続ける。

それだけでも、その音は1つの祝詞になっているのでしょう。




じゃあどうして「姦」がネガティブな言葉なのか。

辞書で「姦」を引くと、悪い意味ばかり出てくる。


これはたぶん、「女を3人集めるな!」という男性権力者側の怯えが始まりかと。



太古の昔は、女性が全ての中心だった。

マツリの主。

卑弥呼もそう。クレオパトラも。

男性が女性に勝てるのは何もなかったけど、

「あ!殴ればいいんじゃん!」とパワーで自分の「劣勢」を覆し続けたのが権力の歴史。

戦争も全てここから始まってる。


なに1つ勝てない男性が、パワー・「権力」という構造を造り上げる。




当然、その全てが「自然じゃない」方向へ行きます。

だって「自然のまま」だと女性優位だから。

自然をゆがめたのが、権力。

環境破壊、戦争、ものごとの本来の道理。

男性社会・権力者会は全てが歪んでます。




とにかく、我が家に女が3人が返って来まして、

コクトウ君と2人で過ごした「平穏で」「静か過ぎる」4日間が終わり、

また賑やかになりました。



僕なんて、姉も3名います。

昔から「周囲に女3人、かしましい」状態で生きております。


「姦しさ」という祝詞を横で聞いて、

それを施政へと流している人生かもしれませぬ。

かしまし3人娘が起きる前に、畑に逃げようと思います。

行ってきます。

 




 

 

 






女性のヒ・ミ・ツ↓コレ必ず読んでね↓


●全ては「男性のイジケ」から始まったという過去記事↓

 

 

 





●「相似形」とか「スパイラル」とかの過去記事(無数にあるので見つかったのだけ掲載)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

↓今日は下の2つのボタンを押す祭、

「三人寄ればかしましい」と言いながらポチ↓ポチ↓

 

 

応援人気ブログランキングへ   にほんブログ村 哲学・思想ブログへ感謝

↑いつもボタンクリ応援・口コミ応援ありがとうございます↑

 

▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

詳しいプロフィール


この作者の記事をSNSでフォロー
everblog
   



 

 


 

⇒みつろうTV



 

 

 

ページいいねであなたのタイムラインにお届け↓