昨日の漢文から、
「サムシング・グレイト」と呼ばれるモノについて考察してみましょう。
あなたが小指だったとします。
すると当然ですが、
あなたは「小指」こそが私だと思っています。
小指
「おい、薬指!
最近お前、ちょーしにノッてねーか??
自分だけ婚約指輪っぽいの付けて!
私も早くピンキーリング欲しいな。」
薬指
「私は頑張ったのよ!
自己啓発の本をいっぱい読んで、
チャガ寄せの法則(⇒※)も学んで。
何の努力もしてないあんたが、よく言うわよ。」
小指
「っけ!!私だって、私なりに頑張ってんのよ!!
でも、なぜか宇宙の法則は、私には発動してくれないのよ!
だいたい、あんたリングで喜んでるけどさ~。
私たち、右手族よ??
本気の指輪なら、「左手の薬指」に行くわ。
あんた、あの男に遊ばれてるのよ。」
薬指
「うっさいわね、やっかみもいいとこよ。
てか、前も言ったけど、私のナワバリに寄ってこないでよね!
ここから、ここは「わたし」だって言ったじゃない!!」
小指
「違うわよ、ここから、ここが私って約束だったじゃない!!
あんたこそ寄せてこないでよね!!」
薬指
「あれ??
なぁ、小指・・・。
ナニカがおかしいぞ!!
前まで、こんなにこんもりした部分はここに無かった・・・。
こいつ、水泳を始めたか??
水泳選手にだけ現れる、
指と指のあいだのあのヒダが形成され始めている!!!」
薬指
「ほんとだ!!
じゃあこの新しい「ヒダ部分」は誰のものだ??
今までよりもっと奥の部分で境界線を引かないと・・・。
ん??
てか、奥へ奥へ、
根元へ、根元へと線を引いていくと、
「小指」でも、「薬指」でも無い部分になる?????
そこは、誰の「部分」なんだ??
っは!!!
私って、ひょっとして!!」
という、ありきたりの「気づき」ストーリーですが。
「小指」こそが私だと思ってたけど、
右手が本体だった。
私は本体の「一部」でしかなかった。
(「小指」は右手の「一部」)
さらに、大きな上位次元へと会話を進めると、
そんな「右手くん」でさえも。
「右手」こそが私だと思っていたけど、
「身体」が本体だった。
私だと思い込んでいた「右手」は、身体の【一部分】でしか無かった。
まったく同じ事が、
「わたし」だと思っているその「身体全体」にも起こっています。
あなたが、「わたし」だと思い込んでいるその「肉体」も、
実は、もっと大きなモノの1部分でしかありません。
「いや、違う。
「小指」と「薬指」は、根元で『右手』になる。
分かる。
『右手』と『左手』も根元で【身体】になる。
これも、分かる。
でも、そこまでは「肉」で繋がっている。
ところが、【わたしの肉体】と、【誰かの肉体】の間には、
肉のつながりが無いじゃないか!
だから【わたし】と、【他人】は、分離しているのよ!」
ここから急に、
お肉屋さんの話しが、素粒子物理学の話しになるのですが。
「量子力学」じゃなくて、素粒子物理学ね。
小さなモノを研究する分野。
無と有の物理学【Newton別冊】
2,743円
Amazon |
このブログでは5年前から、
「絶対に読んでね~」と、ほぼ指定図書?化されている、
「無」の物理学NEWTON。
この宇宙には、
「真空」という場所が無い事が分かった。
これは最近分かった、ものすんごい発見なんですよ。
だって、
「何もない場所」なんてどこにもないと、科学が証明したんだから。
全ての空間が「満ちている」
=全部が、いまも繋がっている。
分子と分子の間にも、「空間」なんて無い。
原子と原子の間にも、「スキマ」なんて無い。
原子核と、電子の間にも「無」なんて無い。
中性子と陽子にも「間」が無い。
とにかく、
「物体」と「物体」の間には、
絶対に「スキマ」なんて無い事が数式で分かった。
となると、
「小指」と「薬指」の会話とまったく同じで、
「あなた」と「たにん」も、(本人は気づいてないけど)、
今も【本体】の一部分として、くっついているのです。
【大っ嫌いなあの人】と、【あなた】の間にも、
残念ながら、「スキマ」なんてありません。
もう、くんずほぐれつの、密接な状態でぴったり同一。
あの人と、あなたはチューしてます。
てことで、さっきの2人の恥ずかしい会話を振り返ってみましょう。
薬指の主張①
「私が頑張ったから、指輪を付けてるのよ!」
⇒「ユビ」は、指輪をハメられただけ。
「わたし(身体)」に起こることも、
実は「全体の流れ」の1部として起こっている
薬指の主張②
「自力で法則を学んだのよ!」
⇒ユビに自力なんて無い。
右手の筋肉が動くから、
その一連の流れの1つとして、「指」も動いちゃう。
「わたし(身体)」にも、自力なんて無い。
全体の動きの中で、「自分」というモノが動かされているし、
その「自分」の「意思」さえも、全体の流れの中で湧いている。
薬指の主張③
「ここからここが私なのよ!」
⇒いや、そもそも「薬指」なんてなくて、どっちも右手
「あなた」なんてマボロシで、
「たにん」も「あなた」も、どっちも【1つ】という全体
みつろうの主張①
そもそも、ユビが話したら怖い
⇒さようなら
↓『リンゴの章』を、頼むから読んでくれーい。
リンゴは、世界を保有できない。
世界の1部が、リンゴだから。
悪魔とのおしゃべり 正しさなんて、ただの多数決 [ さとうみつろう ]
1,836円
楽天 |
↓自分で「動いている」と思い込んでいる、薬指。
でも、「薬指」は自分では動いてない。
てか、動けない。
もっと上位の次元の、手のひらの筋肉が動くから、
連動して、その流れの一環として「動かされちゃう」存在。
同じく、「わたし」というこの肉体も、実は自分では動いてない。
周囲の影響で、動いている、【流れ】の一つ。
電車が来たら「わたし」という肉体が前へ進む。
「わたし」の意思で前に進んだのではなく、
電車がホームに入って来たから、「わたし」という肉体が前へ進んだ。
それは、トウキョウステーションという【全体の流れ】の一部分として、
「電車」が動き、次に、「わたし」が動いただけ。
それが【全体の流れ】。
そして、「意思」だってそう。
自分で決めていることは、1つも無い。
「意思」は湧くもの。
「ベンツが欲しい!」は、【全体の流れ】の中で「あなた」に起こった現象。
それは、ソマリアという場の中に居たら、起こらない「意思」。
日本の中で。
車会社の中で。
全体の流れの1つとして、今日もあなたに、その「意思」が起こっている。
どんな考えも、あなたの考えじゃないよ。
(⇒長くなったから、明日に続く)
https://ameblo.jp/mitsulow/entry-11401148206.html
https://ameblo.jp/mitsulow/entry-11401148893.html
https://ameblo.jp/mitsulow/entry-11401149509.html
https://ameblo.jp/mitsulow/entry-11529019607.html
↓今日は下の二つのボタンを押す祭、
「小指は、右手。右手は、身体。あなたは、世界。」と言いながらポチ↓ポチ↓
↑いつもボタンクリ応援・口コミ応援ありがとうございます↑
↓いいねボタンを押すと、このブログの更新情報をフェイスブックにお届け↓