漢文)

下民共多言訳

以尚下民所以

上辿上到着程

言訳少之聖人成

 

 

日本語訳)

上に行けば行くほど、言い訳は少なくなる

多くの言い訳が必要なのは、下民だからだ

 

 

これは中国で有名な老子の弟子の荘子のまたいとこの

 

蜜子の漢文です。

 

 

 

みちのく親子二人旅では、宮城蔵王に泊まりました。

 

すると、天才コクトウ君が、

 

「どうして、宮城蔵王って言うの?わざわざ「宮城」つける必要とかある?」

 

と。

 

 

みつろう

「お前、するどいな!

 

この「蔵王」という山は、宮城県と山形県にまたがっているっぽい。

 

パーパーは去年、山形県側の蔵王に泊まった。

 

ここは、宮城県側の「蔵王」だから、「宮城蔵王」と呼ばれてるんじゃね?」

 

 

 

蔵王には、エコーラインというドライブウェイがあり

 

宮城県側の山の下から、山頂を経て、向こう側の山形県の山の下まで降りる事が出来る。

 

 

 

ってことで、山頂目指して、

 

宮城県側から登山ドライブ。

 

 

 

あいにくの天気でガスってて、夢の世界みたいになってるけど。

 

山頂で、コクトウ君が。

 

 

コクトウ

「山頂は、何蔵王になの?

 

宮城蔵王?山形蔵王?」

 

 

と。

 

 

 

パパロウ

「いや、山頂の蔵王は宮城蔵王でも無いし、山形蔵王でもない。

 

ただの、蔵王だ。

 

いや、違うな・・・。

 

これはもはや、THE 王だ。」

 

 

 

で、山頂で思い出した漢文。

 

 

漢文)

下民共多言訳

ゲミントモ / イイワケオオイ

以尚下民所以

モッテナオ / ゲミンタルユエンナリ

上辿上到着程

ウエニタドレバタドルホド

言訳少之聖人成

イイワケスクナクナル / コレセイジンナリ

 

 

 

上に辿れば、全ては1つ。

 

下の方は、まるで「分離しているような錯覚」を使って遊べるけど。

 

上に辿れば、全ては1つに繋がっている。

 

 

「小指」も、「親指」も、

 

根元では、ただの右手。

 

右手は、「小指」のモノだろうか?

 

「親指」のモノだろうか?

 

むしろ、「親指」と「小指」が、右手の一部なのだ。

 

 

 

「右手」と、「左手」も、

 

根元では、身体という1つ。

 

身体は、「右手」のモノだろうか?

 

「左手」のモノだろうか?

 

むしろ、身体の一部が「右手」と「左手」。

 

 

「身体=わたし」も「あなた=身体」も、

 

根元では、一つ。

 

「わたし」は、誰のモノだろうか??

 

あなたは、その「わたし」を動かしていないし、所有していない。

 

「わたし」が、全体の1部なのだから。

 

 

 

 

 

蔵王のテッペン。気持ちよかった。

 

そこが「宮城」蔵王なのか、「山形」蔵王なのかとかちっちゃん「区分け」、「分離」なんてなかった。

 

ガスに包まれていたから、余計に「さかいめ」なんてなくて、

 

全てが1つ。

 

 

↑こいつが、一番存在感強かった。

 

 

 

 

よかったら、テッペン目指して行ってみて。

 

テッペンには、言い訳の多い「げみんども」なんて居なくて、

 

THE王(ザ・おう)がたたずんでるから。

 

 

 

 

 

「所有権」なんて全てが錯覚だということが分かるので、

頼むから、第6章の「リンゴの主張」を読んでみて↓

 

 

 

 

 

↓下の方では、ガチャガチャと言い訳つけて、

 

「ここから、ここがわたし!」

 

とか、所有権を言い争っているけど。

 

宮城蔵王も、山形蔵王も、上に辿れば、1つなのだ。

 

 

小指も、親指も、右手なのだ。

 

右手も、左手も、あなたなのだ。

 

「あなた」も、「隣人」も、1つなのだ。

 

 

 

今日は8月のミソカモウデの日。

 

近くの鳥居をくぐって、「1つ」に戻ってみてください。

 

「1つ」には、感謝しかありません。

 

不満は、「足りていない」という感覚だから。

 

「1つ」には、全てがあるのだから。

 

右親指も、左手も、身体も、わたしも、あなたも。

 

鳥居の向こうでは、「1つ」です。

 

 

↓今日は下の二つのボタンを押す祭、

 

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