三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ -4ページ目

先週の相場を振り返りましょう。

Ciaoニコニコ


先週の相場を振り返りましょう。

週足で主要3指数は続伸しました。

ダウとS&P500は最高値を連日で更新しています。

週末20日のダウ平均は前日比38ドル17セント高の4万2063ドル36セントでした。


今週のFOMCでは4年半ぶりとなる利下げが決定され、想定通り利下げ幅は0.5%(政策金利4.75〜5.0%) で、政策金利見通しは2024年末時点の水準が4.4%と前回6月の予想の5.1%から切り下げ、年内にあと0.5%分の利下げがある見通しです。

パウエルFRB議長発言では個人消費は底堅く推移、GDP成長率は堅調に推移すると予想。失業率は上昇しているが、依然として低く、インフレの上振れリスクは減少し、労働市場の下振れリスクが高まっている、とのことで、雇用の悪化を重視している模様。W利下げとパウエル議長のハト派寄りの発言でFOMC通過後の米国株は強い値動きとなりました。

また新規失業保険申請件数が21.9万件と予想、そして前回数値の23.0万件も上振れ。フィラデルフィア連銀景況指数も+1.7と予想、前回数値(-7.0)より良い数値となるなど、米景気の堅調さを示す経済指標からソフトランディング期待も高まっています。


先週の日経平均株価は週間で1142円15銭の上昇。

日銀金融政策決定会合の結果は市場の予想通り金融政策の現状維持となりました。

植田和男日銀総裁による記者会見では経済、物価の見通しが実現していくとすれば、それに応じて引き続き政策金利を引き上げ金融緩和の度合いを調整していくことになるとの考えを改めて示唆する一方、グローバル経済や金融資本市場の状況は引き続き不安定とし、見極めていきたいとの姿勢を示しました。

また来年の春闘についてはしっかりした賃上げが続くと期待、追加利上げには特定のタイムラインやスケジュール感など予断持っていないと年内の追加利上げに関する明言がなかったことなどから総じてハト派的な内容と取られたよう。

ドル円は週初の16日に1ドル=139円50銭台をつける場面もありましたがショートポジションに傾いていたこともあってか、FOMCを通過して円安に振れると、植田日銀総裁の記者会見中に円高に振れる場面はあったものの、会見後にも為替は円安ドル高方向に動き、週末には143円台後半となりました。


週末の札幌セミナーでは北海道大学、小樽商科大学の学生さんたちもきてくださいました。

小樽商大 株式投資サークルSTOCK

北大金融研究会の皆様と。

若いうちから相場に取り組むの、素晴らしいと思います。時間の優位性もありますよね。

お写真ありがとうございます😊

学生さんの投資教育にも微力ながら取り組んでまいります。というより私の方が学ばせていただいている感じがします。

いつもありがとうございます✨✨