ひとり起業・店舗経営のためのデザイン活用ノート~地域密着デザイナーだけが知っている、素敵なお店づくりのヒント~ -4ページ目

ひとり起業・店舗経営のためのデザイン活用ノート~地域密着デザイナーだけが知っている、素敵なお店づくりのヒント~

小売・製造・専門サービス等、個人の店舗経営をデザインで応援する『みつばデザイン』のブログ。店舗開業に役立つデザインのノウハウや、デザイナーだけが知っている、素敵なお店づくりのヒントをお伝えします。

突然ですが・・・

どっちのイメージがありますか?

 

 

A.デザイナーは、人前でプレゼンする華やかな仕事

B.デザイナーは、制作に専念する裏方の仕事

 

 

デザイナーは個性を活かす仕事

 

冒頭の質問ですが

一般的に目立つのは

 

 

A.陽キャのデザイナー

社交的で楽天的で

推しのパワーが強いタイプ

 

 

かな、と思います。

 

でも、私も含めて

人前に出るのは苦手

というデザイナーのほうが

実は多いんです

 

 

B.陰キャのデザイナー

冷静で内向的で

気遣いができるタイプです

 

 

AとBどっちが良い、とかはなくて

 

陽キャと陰キャどっちも才能

なんですよね

お互いの個性を活かして

協力することで

良い仕事ができますキラキラ

 

 

ちなみに私は

裏方作業が得意な

Bタイプです。

 

 

必要となれば

こんな作業もします

 

  • 契約書、規約書のリーガルチェック対応
  • 会議の進行・議事録作成
  • 展示計画の見取り図作成
  • 備品購入リストの作成
  • アンケートフォームの作成

 

などなど

 

表には目立たないけど

イメージから形をつくっていく

という点では

これらも目に見えるデザインと

おなじぐらいクリエイティブだ

と思っています

 

 

そして、他のデザイナーさんが

あまりやらないから

自分の強みになるともいえます

 

 

こういう、自分の強みを

真剣に探したのが

大学生の時期でした。

 

 

「大学は自主制作をする場所だ!」と先輩は言った。


美大受験の山を越えて

集まった美大生たちですが

 

全員がクリエイティブな環境では

自分の強みってなんだろう?

ということがわからなくなります

 

(美大受験記はこちら↓)

 

 

 

美大生が就活をして

正社員としてデザイナーになるには

絵がうまく描ける、なんて

なんの強みにもなりません

 

 

入学して間もなく

それに気が付いたころ

先輩たちから

こんなアドバイスを

もらいました

 

 

「大学の授業なんて

真面目に受けてちゃいけない!

自主制作・企画をしてこそ

自分だけの力がつくんだよ」

 

 

(いやいや、授業も真面目に

受けていいんですよ・・・あんぐり

 

 

美大生の学び①自分の才能を探す・磨く

 

先輩方からの訓示を

素直に真に受けた

同級生のグループで

有志展をやろう!

(※授業外で自主的に行う展覧会のこと)

ということになりました。

 

 

出品者で何度もあつまって

制作を進めていく中で

それぞれいろんなスキルや

個性があるんだな

というのを実感しました

 

 

展示計画・広報・会計など

ぜんぶ自分たちで準備するので

お金も手間も時間もかかります

 

 

私にはこの、雑務のような

「場づくり」の作業が楽しくて

どんどん引き受けたところ指差し飛び出すハート

 

 

「連絡が丁寧で助かる」

「段取りがいい、制作がはかどる!」

と、同級生が喜んでくれ・・・

 

 

これをきっかけに

毎年、有志展を企画運営

また大学の課程で

学芸員資格を取得

することになりました。

 

 

有志展をしない人も

コンペに参加したり

インターンシップに行ったり

それそれの自主制作を

がんばっていました

 

 

学校の課題と違って

嫌なら止めていいのですから

よほど好きなことや

得意なことでなければ

続きません

 

 

自主企画、自主制作は

自分を含めて多様な個性を

知るきっかけになりました

 

 

 

美大生の学び②発想力・思考力を鍛える

 

学校の授業では

特に制作・実習は重要で

先生方も熱心にご指導

くださいます

 

 

このとき与えられる課題が

未来の乗り物や、家具

敷地だけが決まっている公園の設計

などなど

 

 

雲をつかむような・・・くもり

ちょっと何を作っていいか

わからないような

無限の可能性のなかから

 

 

世の中のニーズに応え得る

それなりの説得力をもって

自分なりのアイデアで

答えをカタチにする

 

 

という授業でした

 

 

プレゼンテーションの日は

先生方が座る前で

1人づつ

絵や模型などを見せながら

言葉で説明します

 

 

言葉は巧みでも

形が成ってないと

ダメ物申す

 

 

形はかっこよくても

発想がありきたりだと

ダメ魂が抜ける

 

 

答えのない課題に答えて

ダメ出しをされるなんてネガティブ

理不尽な気もしますが(笑)

 

 

それでも、講評のコメントを

考え続け、作り続けていると

ごくたまーに

ブレイクスルーがやってきますキラキラ

 

 

先生方から滅多にでない

「おー!おもしろいね!」

「これ、もっと○○してみたら?」

が聞けたときは

嬉しかったな~ニコニコ

 

 

モヤモヤ悩んだまま

期限がきてしまって提出した課題も

多々ありましたが

そのモヤモヤの時間も今思えば

無駄ではなかったんだなーと

 

 

解決のヒントになる情報や

アイデアにつながる新しい視点を

見つける訓練だったんだな

と思います

 

 

美大の学びは、デザインの何に役立つのか?

上の①②の経験から

私が言えることは

 

ひとつは

クリエイティブな人の特性を知って

協働がうまくできるようになる

ということ

 

 

自分の専門性を

確立している

 

そして

 

自分に無い専門性に

どんなものがあるのか

知っている

 

 

だから

 

 

イラスト、写真、インテリア等

案件に必要な技術を見定めて

それぞれの分野の専門家に

的確な依頼ができます

 

 

(余談ですが

独学でデザインを学び

フリーランスになると

このことが非常に

難しいのでは・・・アセアセ

 

なので、お節介をいうと

独学からデザイナーになりたい方には

いろんな専門家が出入りする

デザイン制作会社で

協働する環境をおすすめしたいです

 

クリエイティブの幅が

ぐんと広がります虹

 

 

もう一つは

あいまいな課題に答えを出す力が

見えないものをカタチにする役に立つ

ということ

 

 

たとえば

クライアントワークで

デザインの提案が通らないときも

「何かまだ、

見えてないことがあるんだな」

と受け取ります

 

 

(ガッカリする気持ちもありますが

脇に置いておくのがコツ指差しキラキラ

 

 

クライアントワークの場合

雲をつかむような条件

というのはほとんどありませんので(笑)

 

 

少し考える時間を割いて

ヒアリングをしたり

リサーチをしたり

アイデアを出しをすれば

ちゃんとカタチが見えてきます

 

 

他にも

ダメ出しに強くなる

制作のクオリティが底上げされる

などいろいろあるでしょうが

それは実務経験でも養えるので

美術系の大学での学び、の中では

この二つが大事だったなと

思っています

 

 

4年間でこの二つの力を

身につけられていたか・・・

というと、まだまだだったと思いますが

先生方のご指導のおかげあって

 

 

就職氷河期といわれる当時

家電メーカー2社にデザイナーとして

正社員採用していただきました

 

 

そして

メーカーで働くようになってまさに

雲をつかむような条件に

挑む仕事をすることになるとは・・・

 

つづきます

経営者の方、こんなお悩みありますか?

先日お友達に相談されたのですが・・・

 

 

「知り合いのデザイン事務所に、仕事をたのんでみたいんだけど・・・料金がわからなくて、聞けなくて」

 

きっといいデザイナーさんだと思うから

お仕事をたのみたいのに

値段を聞いたあとに断ると

おつきあいしづらくなりそうで怖いガーン

とういことでした

 

 

 

・相場感がわからなくて不安

・打合わせすると断れなくなりそう

・値段を聞いてから断るのは失礼

 

そんな不安を少しでも軽くしてもらえたらと

デザイン料金を書かない理由3つ

私のケースで、考えてみました

 

前回の記事に書いた

理由1と2はこちらです♪

 

 

 

 

今回は最後の理由と

見積を依頼するときのコツを

書きますね

 

理由3、本当に必要なオーダーか?心配だから

 

 

お客様から

「こんなチラシをつくってほしい」

と、他店さんのものを参考に

いただくことがあります

 

 

このときに

そのままそれをお預かりして

作ることもできるんですが・・・

 

 

デザインの役割は

だれに、何を伝えるか?

を形にすることなので

 

 

お話をよくよくお聞きしていくと

 

 

「置き場所を考えたら

チラシよりも

3つ折りのパンフレットが

いいかもしれない」

 

とか

 

「情報量を考えたら

紙媒体よりも

SNSを整えたほうが

いいかもしれない」

 

とか

 

 

そういう流れになって

違うものを制作する

場合も多いんです

 

 

もちろん、最終的には

クライアントのご判断で

決めていただくのですが

 

 

せっかくデザイン費をかけるなら

無駄にならないもの

ちゃんとお客様に届くもの

をつくりたいので

 

 

本当に、それが必要かどうか?

というところから

お話を伺う時間としても

お見積りの打ち合わせ

大事です。

 

 

 

 

まとめ>良いデザインはお見積りからはじまる

 

以上、都度見積もりの理由3つ

 

理由1、印刷をコスパよく手配したいから

理由2、苦手なオーダーを頂いたときのため

理由3、本当に必要なオーダーか?心配だから

 

 

これってどれも

「良いデザインをつくりたいから」

という気持ちが根っこにあります

 

 

良いものをつくれば

クライアントの経営が良くなって

またご依頼が頂ける花

 

 

これが良い循環だと思います♪

 

 

「少しでも多く仕事をとるため」

「高額な作業費を納得させるため」

そういう考えでお見積りすると

 

 

オーバースペックのものや

経営に不要なものも納品することになるので

クライアントの経営のご負担に・・・ガーン

 

 

ですから

良いデザインは、

お見積りからはじまる!

と思ってみてほしいです。

 

 

そして、見積依頼のときに

怖くなくなるためのコツ下差し

 

 

 

「今の予算」と「○○の目的」を伝える

 

 

相談してくれたお友達は

「今、お金が足りないから」

断ることになるんじゃないか

って

心配してたのですが

 

 

それなら

「今あるお金、これだけです

何が依頼できますか?」

って相談してみて

って

伝えました

 

 

その時に、忘れないでほしい

すごく大事なポイント!

 

 

「ゆくゆくは、こういうことがしたい」

っていう長い目でみた目標もあわせて

伝えてほしいということ虹

 

 

デザインは、

なが~いお付き合いが大事ですキラキラ

 

 

顔をみれば痛し痒しをわかってくれる

かかりつけ医のような存在

 

 

長い坂道を上る間

荷物をすこしでも軽くしてくれる存在

 

 

そんなデザイナーが1人でも・・・

1人とはいわず、何人か・・・

いてくれたら

心強いと思いませんか?

 

 

デザイナーにとっても

気の合うクライアントと

お仕事が続くのは

とても幸せなことですニコニコ

 

 

だから

「長期の目的」

を恥ずかしがらずに

伝えてほしいんです

 

 

「今はこれだけしか予算が無いけれど

 

〇年先にはちゃんとしたホームページを

作りたいと思っている

 

〇年後にはお店をリニューアル

したいと思っている

 

 

そのために

 

 

新規のお客さんを増やしたいので

 

こういう宣伝をしたいと思っている

 

こういう商品をつくろうとしている」

 

 

良いものをつくることを

大事にしているデザイナーさんなら

きっと、予算でできる範囲で

誠意のある対応を

してくださると思いますし

 

 

本当に足りない・・・ごめんなさい

というときも

予算内で収まりそうな

ほかの方法をご紹介くださるかも

しれません

 

 

なので大丈夫

お見積り怖くないですよバイバイ

 

 

(お見積りのときに

建設的な話ができない方とは

きっとお仕事もうまく進まないので

ご縁がなかったと

いうことで・・・晴れ

 

 

 

 

長文お読みいただきありがとうございました~ニコニコラブラブ

 

 

 

 

セミナー発売のおしらせ

10月中旬ごろに、

経営者のためのデザインセミナー

をリリースします

 

私にピッタリの「デザイン」がわからない・・・

という方に、きっとお役にたつ内容です

 

そして

 

受講いただいた方に

先着で特典をご用意

することにしました♪

 

早めに情報が欲しいという方

特典が気になる方は

プレリリースをいたしますので

 

ぜひ公式LINEにご登録のうえ

「セミナー」

とメッセージをお送りくださいませ。

 

登録はコチラの画像をクリック▼

(QRコードが表示されます)

 

 

 

 

 

もみじ虫のこえが涼し気です~もみじ

心地よい秋の夜長を

お過ごしくださいませ

 

 

 

 

 

経営者の方、こんなお悩みありますか?

先日お友達に相談されたのですが・・・

 

 

「知り合いのデザイン事務所に、仕事をたのんでみたいんだけど・・・料金がわからなくて、聞けなくて」

 

 

はい。すみません。

私も料金出してません!

今年中には一部公開したいと思っていますが

それでも都度見積もり

も必要になると思います。

 

 

お友達の悩みをきいて

この、都度見積もりって

やっぱり怖いのかな~驚き

って思いました

 

 

・相場感がわからなくて不安

・打合わせすると断れなくなりそう

・値段を聞いてから断るのは失礼

 

 

きっといいデザイナーさんだと思うから

お仕事をたのみたいのに

値段を聞いたあとに断ると

おつきあいしづらくなりそうで怖いガーン

とういことでした

 

 

 

でも、都度見積もりをする側は

その方がお仕事しやすいから

そうしてるはずなので

遠慮なく、見積りを頼んでみて

ほしいな~と思いました

 

 

そもそもなぜ、都度見積もりなのか?

デザイン料金を書かない理由3つ

私のケースで、考えてみました

 

 

 

 

理由1、印刷をコスパよく手配したいから

 

 

印刷会社さんにデザインを頼むと

単価がはっきりしてることが多いです

それも割安だったり

無料だったりします

 

 

こういった場合のデザインというのは

大概は、テンプレートがあって

テキストや写真を配置すれば

効率よく原稿ができるようになっています

 

 

制作時間の予測がつきやすく

また、印刷費の利益から多少

製作の人件費をまかなえるので

ざっくりデザイン料を提示しやすい

ものと思われます。

 

 

デザイン事務所の多くは

印刷は外部の会社へ発注しますので

かつ、ライアントのために

なるべくコスパ良く手配したいので

 

 

部数や用紙や納期に見合ったように

印刷会社を選びます。すると、

都度見積もりが必要になります。

 

 

余談ですが

 

シールはA社

包装紙はB社

のように使い分けをすることで

長期的にみて増刷のコストがお得に

なることも多いです。

 

 

なので、デザイン費はかかりますが

そういった手間やノウハウも

デザイン事務所の見積り費用には

含まれると思っていただけると

嬉しいなーと思います。

 

 

 

理由2、苦手なオーダーを頂いたときのため

 

料理には和食、フレンチ、と

ジャンル毎の料理人さんがいるように

デザインにもジャンルがあります

 

 

ビジネス系の得意なデザイナー

子ども向けの得意なデザイナー

印刷系、WEB系、などなど

 

 

そして、得意なジャンル以外のことは

勉強やリサーチが必要になります

試作もたくさんつくります

時間がいつもの倍かかっちゃいます

 

 

さて、ここからが問題です

 

今むしょうに「ピザ」が食べたい!

というときに

ご近所のお好み焼き屋さんで

注文しますか?

 

 

もしかしたら美味しくできちゃうかも

しれませんけど・・・

皆さん、ピザ屋さんを探すと思うんです。

 

 

でも、デザイナーを選ぶときに

「自分に合うテイストのデザイナー」

を探すこと、できますか?

 

 

料理とちがって

これ、たぶん難しいですよね・・・

 

 

ちょっとご近所に

デザイン屋さんがあったら

 

とりあえず頼んでみるか・・とか

この人ならできそうかな・・・とか

 

そんな風にオーダーされる方も

多いと思います

 

 

そうやって、

いつもの2倍時間がかかりそうな

オーダーが来てしまったとき

 

デザイナーとしては

「定価&納期目安」を公示していると

お断りしづらい

 

 

でも、「お見積りお打合せ」

があれば・・・

 

「出来ればお受けしたいのですけど

いつもの倍の時間がかかるので・・・」

 

>ちょっと割増し料金でもよいですか?

>納品遅くてもいいですか?

 

とかご相談できますし、

 

お断りするにしても

 

「すみません、ちょっとウチでは

制作が難しいので・・・」

 

>外注になりますがよいですか?

>他をご紹介しましょうか?

 

 

(↑このやりとり、

ピザを注文されたお好み焼き屋さん

で想像して読んでみてください

ピンときませんか~?指差しキラキラ

 

 

そういうワンクッションの

やりとりができるのが

都度お見積りのいいところだなと

思ってます。

 

 

 

長くなりましたので

3つめの理由と、見積りを頼むときのコツを

また次回!

 

長文お読みいただきありがとうございました~ニコニコラブラブ

 

 

 

 

セミナー発売のおしらせ

10月中旬ごろに、

経営者のためのデザインセミナー

をリリースします

 

私にピッタリの「デザイン」がわからない・・・

という方に、きっとお役にたつ内容です

 

そして

 

受講いただいた方に

先着で特典をご用意

することにしました♪

 

早めに情報が欲しいという方

特典が気になる方は

プレリリースをいたしますので

 

ぜひ公式LINEにご登録のうえ

「セミナー」

とメッセージをお送りくださいませ。

 

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もみじ秋はもうすぐそこもみじ

皆さま体調にお気をつけて

お過ごしくださいね