葛木御歳神社から~宮司がゆったりのんびり綴ります -7ページ目

葛木御歳神社から~宮司がゆったりのんびり綴ります

1600年以上の歴史を持つ葛木御歳神社の宮司東川優子が日々思うことを書き綴ります。

御歳神さま❣️びっくり!すごい!

動画も見てくださいね❣️




朝ドラはほぼいつも録画して欠かさずみています。カムカムエブリバディ、個人的にも、とても重なる部分があって、展開をずっとドキドキしながら観てました。

一つ目は、お母さんと娘が、大きな誤解のまま、アメリカと日本に生き別れてしまったこと。お母さんも娘も、ものすごく傷ついたままになっていること。その後、娘は叔父さんの家で高校まで過ごして、そのまま実家とは縁を切って京都に移り住みます。
いつか、誤解が解けるのか、どうやって解けるのか、その時娘はそれをどう受け止めるのか。
どんな描かれ方をするのか、身につまされる思いでみていました。が、なんの気配もないまま数カ月が過ぎて、ようやく終盤になって、実家を訪ねることになりました。
やはり長い年月が必要なんだろうなぁ。

で、なかなか展開しない中で、今までと違う思いが浮かびました。
「誤解が解けなくても良いのかもしれない。」
その後も新たな人生を自分の意思で歩んで行くのだから、過去の一点は過去の事で良いのかもしれない。過去の出来事もあってこその今なのだから。。。

でも実家に帰ってみると、みーんな後悔しているのです。みーんなすまないと思っている。みーんな、私のせいだと思っている。ずっと痛みは痛みのまま、悔恨を悔恨のまま、心の奥底に沈めて生きてきたのだろうと。

ごめんね。
では、済まない思い。
でも、仕方なかったんだよ。という言い訳と。
いや、仕方なくはなかったはず。という思いと。

もう一つ、トランペッターだった夫。
大阪のコンテストで優勝して、レコードデビューするはずが、全く吹けなくなってそのまま奥さんの手伝いをしている夫。不甲斐ないと思うのは本人が一番痛いはず。それをわかっているから、妻は何も言わない。

オダギリジョー演じる夫が、娘にもらします。
「それでも、人生は繋がるんだよ。やっぱり生きて行けるんだよ」

このドラマで作家が一番言いたかったのはこの言葉かもしれない。と思いました。
もう一度、トランペッターになってほしいけど、ならなくても生きていけるのだということ。

長い人生を振り返るドラマになりました。
3月末で最終回かと思ったら、4月8日まであるそうなので、お母さんとの再会もあるのかな。
どう終わるのか、やっぱり楽しみです。



神話の中に見えるもの。
神社めぐりツアー仕事をしながら、資料を調べて、神職さんのお話を伺い、疑問の点をあぶり出して行くと、ある日、符牒がぴたりとはまることがあります。
なるほど‼️そうだったんだ‼️みたいな瞬間。

見えていなかったことが見えてくる。
あの神話はこういう意味なのかもしれない。
楽しい楽しい瞬間です。

私は神話はすべて事実に基づいて作られたと考えています。かなりの部分、創作で補いつつも真実を語っていると思います。
その前提に立つと、なんと面白いことか。
(否が応でも、その前提に立たない限り、何も見えてこないのです)

一見矛盾だらけに見えるけれど、適当に見かけの整合性に捉われず、そのまま神話にしてくれたからこそ、私たちは、見つけられるのです。
神話の編纂者の誠実さに感謝ですね。
実は、神話は捻じ曲げられているばかりではないのです。
勝者の歴史ではあるけれど、そこを差し引いて考える必要はあるけれど、その先にはちゃんと真実が見える余地がまだあるのです。
面白い。面白い。面白い。
古の日本人世界観を読み解く面白さ👍

*以前Facebookに書いたものを転載

「覚悟」神社復興とやまとしぐさへの道〜講演会

葛木御歳神社宮司 東川 優子

      &

やまとしぐさ伝承学師範 辻中公

     お話し会


令和4年4月26日火曜日(次回は6月5日(日))

奈良県御所市葛木御歳神社にて。


お話し会とランチは神社隣のカフェまつり香さんにて開催致します。


現地参加限定20名!


🌸参加費     


現地参加…7700円

(正式参拝初穂料、食事代含む)

zoom参加、アーカイブ参加…4400円


🌸スケジュール


11時から 正式参拝

   直会お食事会

13時から お話し会


※駐車場25台分あります。

※ドリンクを注文される方は各自別途お支払いください。

※申し訳ありませんが3日前以降のキャンセルは食事代実費と返金振込手数料を頂戴いたします。


テーマは、

覚悟!


神社再生の覚悟、

やまとの智恵伝承者の覚悟、

窮地に陥ったとき、どんな覚悟をしてきたか。


などなど、凄いお話しが聞けます✨✨


お申し込みはこちら↓

↓より、現地参加、zoom参加、アーカイブ参加のいずれかをお知らせください。振込先、zoomナンバーを連絡いたします。↓


https://lin.ee/HwmNaIX


🌸スピーカープロフィール


⛩葛木御歳神社宮司 東川 優子うのかわゆうこ

http://www.mitoshijinja.jp/


大阪府八尾市出身。奈良女子大学理学部生物学科卒業。

平成16年より葛木御歳神社にて奉職。

1600年以上の歴史を持ち、格式も高い式内名神大社だが、境内の建物は傷みがひどく、とても寂れていた御歳神社の修復や参拝者を増やすために奮闘する。

平成27年神社横にサロンカフェを開店。カフェでは神道講座やコンサート、各種勉強会などを主催するほか、全国で講演活動や神社めぐりツアー講師を行う。

ねこ大好き。自然大好き。旅大好き


🌼やまとしぐさ伝承学師範

辻中公 つじなかくみ

https://yamatoshigusa.or.jp/


京都の神道の家系に生まれ、日本の古文書を60年以上研究してきた父木村忠義と、茶道・華道・書道の師範である母に育てられ、常に「やまとの智恵」を身近に感じながら育つ。


人生や仕事が輝き出す、人としての基盤・土台になる一心五心(お陰様、感謝、思いやり、尊敬、責任、信頼)を育むこと、身も心も美しくする日本の古き良き智恵を『やまとしぐさ』の名称で確立。自身の主宰する『やまとしぐさお稽古』をはじめ、一般向け講演会、幼稚園から専門学校までの幅広い教育機関、企業研修など様々な活動を通して実践形式で啓蒙している。


平成27年 東久邇宮文化褒賞受賞

平成28年 東久邇宮記念賞受賞

平成29年 国際アカデミー賞受賞

令和3年 東久邇宮平和賞受賞

令和3年 二代目木村忠義襲名

令和3年 先代旧事本紀大成経やまとの智恵伝承


海外講演実績

アメリカ、オーストラリア、台湾


UATプロジェクトリーダー

やまとなでしこ大使


イベント詳細↓

https://fb.me/e/38qXy8uKG


🍀お申込みは、御歳神社のメールからも受け付けます。y.mitoshi@gmail.comへ件名「4/26お話会」としてお送りください。



F Bに五年前に書いた記事をこちらへも
長い長い時間のようで、あっという間の時間。
まだ、自分の中では、良かったのかどうかはわかりません。
流れるままにそのときできる最善をやってきたつもりですが、最善でなかったのかもしれない…という思いは常にあります。
もっと別の生き方があったかもしれない。もっと別のやり方があったのかもしれない。
それは死ぬまで続く逡巡なのでしょう。
それでも、人は生きていかなければなりません。
道はどこへ繋がるのでしょうか。
人は苦しむために生きているのかもしれません。
それでも、微笑むことができるのが、人の強み。
すべてを喜びに変える魔法を授かっているのが人なのかもしれませんね。




何度も何度も書いていますが、尊敬する谷省吾先生の言葉を後半に掲載しますね。
神道の優しいところは、根源に清浄なるもの、神聖なるものが備わっていると考えること。
「過ちおかすことのあらんをば、かみなおび、おおなおびに見直し聞き直しまして。」
祓えによって、祓うことができるという考え。
祓うことによって、本来の静謐なるところへ帰ることができるという考えです。
これは、各々自分自身の自覚によるものであり、他人に支配されるべきものではありません。
評価は他人がするものではなく、自分自身がするもの。
何故なら、魂の根底に神様のカケラが宿っているからです。
それを信じることができれば、多くの困難は困難ではなくなります。
自分自身を生きるのです。
他人を生きてはいけません。
他人に支配されるというのは、みかけの支配だけではなく、例えば人から侮辱されて傷ついた状態もそうです。侮辱した人こそが魂をすり減らしているわけで、侮辱されても、奥底の魂の輝きを信じていれば、跳ね返す事ができます。相手への嫉妬憎悪恨みも相手に支配されている状態なのです。
それでは、本来の自分を生きることは難しい。そこから解放されて、内なる自分と真摯に向き合うことができれば、光の射す場所に行ける、真に生きる力を持つ事ができる。

それが、谷省吾先生の説く神道なのだと。人の心に希望をもたらすものなのだと思います。

「…根源にあるものは、善というべきものでもなく、悪というものでもなく、両者の対立でもありません。愛というべきものでもありません。根源にあるものは、清浄な神聖性、神聖なる清浄でありましょう。神道とは、その清浄を取りもどそうとするものであります。祓えによって、それに近づこう、それを取りもどそうとする。たえず、祓を繰り返すことによって、その本来のものへたちかえらせていただこうといたします。その本来の清浄、本来の神聖、それはすなわち、いのちの出てかえるところであります。そこへかえるとき、いのちはよみがえります。その神聖な清浄がいのちの出発点であり、ふるさとなのであります。 

このいのちの根源の神聖性の自覚、清浄の自覚、それは大いなる可能性の自覚でもありますが、そこに生に対する誇りがあり、喜びがあり、人が生まれることのめでたさがあると思います。いわゆる原罪の思想からは、基本的にこの喜びは与えられないのであります。 

神道は、その窮極には神々にも通ういのちの、たましいの、連続を自覚しました。神道において神々は、おそろしきものであります。しかし、なつかしきものでもあります。そのいのちの連続を自覚したとき、単なる原始以来の信仰というべきレベルを超えた「神道」の成立があったのであります。(中略) 

神道は光であります。神道は目先の利益によって人をひきつけようとするものではありません。人間に原罪を認め、彼岸や天国に救いを求めるものでもありません。存在を仮のものとするものでもありません。現実の中に、歴史の中に、神聖なもの、清浄なもの、純粋なるものを求め、それをよりどころとして示すものであります。外なるものを洞察し、内なるものをつきつめて、神道が示すその一つが、ここに考えてまいりました「いのち」の信仰、「いのち」の自覚というものであろうかと、思うのであります。 

そこに神道の光があり、力があります。われわれは、その光と力とが、現代に生きる我々ひとりひとりのうちに、脈うっていることを自覚したいと思います。時代の困難を克服する光と力とを、はるかな未来に模索することはない。悠久の昔から、波乱万丈の歴史の中で輝き続けてきた光と力とが、やはり変わらぬ光と力とを以って、われわれを導くものであることを確信するのであります。」 

「神を祭る~(現代生活と神道~いのちの自覚 章より)」谷省吾著 皇學館大學出版部


富士山浅間神社五社と富士五湖めぐりツアー仕事でした。

昨年緊急事態宣言で中止になったツアーのリベンジです。

二日間とも快晴。

冬晴れの富士山は美しかったです。

上は精進湖。凍った湖面に逆さ富士です。


こちらは富士山本宮浅間大社。

二階建てのお社は圧巻ですね。

いつ見ても感動です。




こちらは北口本宮浅間神社。重要文化財の本殿です。


新倉浅間神社の忠霊塔と富士山。高台まで登った甲斐があります。

こちらは、戦没者慰霊のため、四天王寺の五重塔を模して鉄筋コンクリートで造られています。

神社ではなく、市の事業として建てられたそうです。



須走浅間神社。別名、東口本宮浅間神社。

獅子が谷に子を落として這い上がるのを待つ故事にちなんで。子狛犬がめちゃ可愛かったです。

頑張れ!子狛犬❣️