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葛木御歳神社から~宮司がゆったりのんびり綴ります

1600年以上の歴史を持つ葛木御歳神社の宮司東川優子が日々思うことを書き綴ります。

飛騨高山の飛騨一宮水無神社。

御歳神社の同じ御歳神他15柱の神を総称して「水無大神」としてお祭りされています。

今回3回目の参拝です。


水成しの神とのことで、稲作を司る水神であることから、たぶん、後に御歳神になったのかと思われます。

社務所で名刺を出すと、「ああ!よくネットやメディアで拝見しています!」と言われてびっくり!お土産まで頂きました❣️


水無神社の御神体山が位山。

こちらのイチイの笏を大嘗祭に毎回献上されています。そこから、素晴らしい木という意味で一位の位を頂き、山の名前が位山になったのです。

春分、秋分の日には頂上のイワクラに日が差し込む不思議なイワクラがあります。パワースポットとしても有名です。

また、映画「君の名は。」の宮水神社のモデルとも言われています。

戦時中、熱田神宮の草薙剣がこちらに避難したことでも知られています。

宮司が車に同乗してこちらまで持ち出したそうです。


美しい境内は立ち入りが出来ないのですが、両脇に摂社がずらりと並びます。




境内の御神木、銀杏。天然記念物。子授け、安産、縁結びの御神木


稲喰の黒馬。東照宮の眠り猫の左甚五郎作。夜な夜な稲を喰いに出ていくので、目をくり抜かれてしまいました‼️


拗ねじの木。日陰になるから切ろうとしたら、一夜でねじれてしまったと言われる桧。

後年、神社の御神木を供出するように言われた際は、この逸話を持ち出して、難を逃れたとか。


白川郷のダムに沈む白川神社をこちらに勧請しました。




不思議な狛犬。境内奥の木彫りの狛犬と同じような姿でした。


絵馬殿。元の拝殿。国が国費で社殿を建てた後も、地元民の愛着から残された。




こちらはお昼ご飯を頂いた味処「古川」。

何と、君の名は。で瀧くんが五平餅を食べてたお茶屋はここです!


その瀧くんの降りた飛騨古川駅




映画「君の名は。」にも登場した飛騨牛くん!


飛騨古川駅。

素晴らしい諏訪を満喫した夜は恵那峡の温泉宿に宿泊。
今日は、同行の元大阪市歴史博物館の学芸員でもある伊藤純氏厳選のコースということで、岐阜県恵那市の岩村城跡と城下町散策、その奥の明智光秀ゆかりの明智村を通り、奥三河の民族無形文化財の「花祭り」が行われる東栄町の村を越えて、砥鹿神社の奥宮をめざします。


三代山城の岩村城










岩村城城下町。めちゃ素敵でした。まだ現役です。


藍染工房跡


朝ドラ「半分青い」のロケ地岩村城城下町の駅に近い方は、昭和の佇まい。


光秀ゆかりの明智村


明智村にて光秀カレー🏳





足助神社のご神木



御柱祭で偶然再会した写真家の三好さんの紹介で、御歳神社と同じ高照姫命を祭る先宮神社の八木宮司と御縁を頂き、先宮神社へ。

こちらは不思議な伝説の残る神社です。

高照姫が外に出ないように神社の入り口に橋がないのです。

この土地の名前が大和というのも意味深ですね。

しかしながら、とても清らかな水に四方をかこまれて、美しい女神様のおわす神社の気でした✨

















こちらは別表社の手長神社。

手摩乳命 (てなづちのみこと)

別名を「手長彦神」といい、諏訪大社の祭神・建御名方神に随従する神。建御名方神が諏訪大社に祀られる以前からこの地で信仰されていた神とされる。
日本神話では、建御名方神の先祖の奇稲田姫の母神の名として登場する。同じ諏訪市内には父神の名である足摩乳命を祀る足長神社もある。」以上ウィキより





火災で本殿は焼けたが、こちらの龍の彫刻は無事だったとか。黒く焦げています。



こちらは、下社の木落坂。高所恐怖症には怖いようなすごい坂でした!






諏訪旅ー2
諏訪の御柱祭、今年はコロナで皆さんで引けず、トレーラーとクレーンで運び、木落しもなく少し寂しかったですが、後にも先にも無いお祭り。これも大変貴重な体験だったなと思います。
地元の方の苦肉の策が素晴らしく、なんとしても御柱祭をしたいと云う熱意を感じました。



さて、御柱祭で偶然再会した三好さんの紹介で、同じ高照姫命(こちらでは高光姫命)を祭る先宮神社の八木勇宮司とお引き合わせ頂き、まさにご神縁。
翌日は、八木宮司にディープな諏訪をご案内頂きました。そして、三好さんも午前中仕事が空いたとのことで、ご一緒頂きました。

まずは、神長官守矢史料館へ。


















ここの史料館もさることながら、高台にある御頭御社宮司総社(みしゃぐちそうじゃ)が大好きで、今回も参拝予定にしていました。
諏訪には、タケミナカタ神がやってくる前は、モレヤ神が領く地。そのモレヤ神の末裔が守矢神長官として、現代まで受け継がれた一族。諏訪の精神的支柱は今もモレヤ神だと強く感じるところです。
そして、モレヤ神とミシャグチ神の関係や如何に!なのですが。。。









その後、仏法紹隆寺(通称仏法寺)の住職岩崎様をご紹介頂きました。
もうね、素晴らしすぎました✨

「神道と仏教が一体化していた神仏習合の時代には「諏訪大明神」として祀られていた普賢菩薩像をはじめ、諏訪大社にゆかりの宝物が多く残されているのが佛法紹隆寺。なかには日本の仏師の最高峰・運慶作と伝えられる不動明王立像もあります。長くあくまで伝承とされていましたが、近年の研究では運慶が生きていた時代、運慶の率いる運慶工房でつくられたことが判明しています。」HPより

諏訪大社も神仏習合の例に漏れず、神社の横にお寺があります。そちらに元々祀られていたのが、普賢菩薩で、諏訪大明神だったのです。
諏訪大社上社の参拝の方向は、の神宮寺の方向であり、上社の拝殿の奥には経典を収めた鉄塔があるとこのと。初めて知りました。

知れば知るほど、諏訪は謎解き深まりますね。
上社前宮の地中で籠る祭りも今は途絶え、明治以後、大祝諏訪家も断絶。守矢家の当主も東京在住とのことでした。

諏訪来訪記ー1



今日は諏訪に来ています。上社の御柱祭。
今年はコロナで縮小して、何とトレーラーで柱運んでクレーン車で仮置き場まで。
人手は全然少なかったです。
でも地元の熱意と、神様の「気」をひししひと感じて、熱い1日になりました。
なんと!諏訪在住の写真家の三好様と偶然お出会いさせて頂きびっくり❣️
スワニズムの会員でもある先宮神社宮司の八木勇三さんをご紹介頂き、明日ご案内頂くことになりました❣️
なんというご縁でしょう❣️
ありがとうございます❤️
続く
動画はこちらから




























御歳神社の祖霊社の裏側、苔が貼れてないところがあるので、4月1日の月次祭の後、コケ貼りをしたいと思っています。
お手伝いしてくださる方、大募集です💕
メッセージかコメントしてください🌸
何卒よろしくお願いいたします。
パスタご馳走します❤️
月次祭は10時半から。その後苔貼りします😊✋️