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☆子育てを通してより大好きな自分へと導く
勇気づけカウンセラー・公認心理師☆
三宅美絵子です
プールの進級テストに行っているはずの息子の姿が、どうしても見つけられない…
想定していなかった状況に、私の胸はドキドキと痛いほどでした。
私が向かったのは同じ施設内の本屋さん。
しょっちゅう、息子たちと行っている場所。
そこにいてほしい気持ちと、いてほしくない気持ちと、ドキドキと入り混じりながら…
もし、本屋さんにいなかったら、どこに行ってしまったのか、、、警察に連絡!?
もし、本屋さんにいたら、「プールに行く」と行って、嘘をついて本屋さんにいることになる、、、
どうしよう
どちらもイヤだ。。。と思いながら、まずは息子の無事を願って、いつものコーナーへ。。
そこには、プールのリュックを背負ったまま、立ち読みしている小さい後ろ姿がありました。
「帰ろうか?」
見つけた息子の後ろ姿に声をかけました。
びっくりした顔で振り返った息子。
顔がカァーっと赤くなって、頭の中がぐるぐるしている様子。
でもね、実は私も同じ状況。
頭の中はぐるぐる🌀
声はかけたものの、これからどうしよう…
そう思いながら、手を繋いで2人で無言で家に帰りました。
本屋さんから2分とかからず、自宅到着。
玄関で、私は初めて口を開きました。
「本屋さんにいて良かった。プールにいないから、心配しちゃったんだ。
プール…行かなかったんだね。」
ポロポロ泣きながら、「ごめんなさい…」という息子。
「プール、こわかった?」
「こわかった。」
私ね…この時に反省したのです。
嘘をつかせてしまった
そう感じました。
私がすることは、気持ちを盛り立ててプールに行かせることではなく、「こわい」と言っている息子の話をよく聴くことだったのです。
でも、「プールに行かせる」ことがメインになっていました。
学校のプールで泳げなかったら、嫌だろうな。
恥ずかしい思いをしたら、可哀想だな。
と、勝手に思い、とりあえず基本の泳ぎはマスターさせないと!!と、思っていました。
苦手なことや、こわいと感じることにチャレンジさせることも大事です。
でも、どのように感じているかも聞かずに、とにかく「やらせる」ことをしていたら、本人は、「やらさせている」だけなので、チャレンジする気も起りません。
いかに、チャレンジから逃げようか、誤魔化そうかがメインテーマになるのです。
結局、プールはやめました。
もっと上手になりたいと思ったら、もう一度始めることにしました。
でも、年齢とともに学校のプールでもかなり早く泳げるようになって、もう一度プール通いをすることはありませんでした。
この経験を通して、私は
子どもが嘘をつかないといけない状況
をつくることは、やめようとかたく誓いました。
子どもは親の思いに応えようと、頑張ります。
だからこそ、親は子どもに自分の思いの押しつけにならないように、子どもの話をじっくり聴くことが必要なのです。
嘘をつかないといけなかった子どもが、嘘をつくことで学ぶことなんでしょうか?
子どもは親が思っている以上に、親を悲しませないように行動します。
はじめは、悲しませないように…という思いだったにもかかわらず、その方法がうまくいくと、
自分は親をだますことができる
と間違った自信を持ってしまう可能性も否めません。
まっすぐな思いが、まっすぐに伝え合える親子でいるためにも、「聴く」ことは大事ですね!
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