名手との釣り | 菜's(サイズ)

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岡山市北区奉還町、奉還町商店街の中にある菜's(サイズ)のブログです。

今日も妻と子供はキャンプだったので沖磯に行ってきました。

今回お世話になったのは牛窓のまこと渡船さんです。

ジャパンカップチヌ2018の覇者、矢吹さんとteam菜'sの次長と山本さんの計4人で前島の東の石切に行ってきました。


東の石切は、左の岩場と右の石積みがありますが、岩場は15メートル沖が水深7メートルほど、石積みは8メートル、石積みから右のワンドになっている部分は10メートルあります。

なのでまぁ4人行けるだろうと。

矢吹さんに菜'sウキの新しいやつを渡し、目の前で浮力の微調整のチューンをするため、見守ります。

矢吹さん「すごくいい感じです。今にも釣れそうですね。」

そう言った第一投


あっさり釣りました。

なので僕も仕掛けを準備しようと、色々やっていると


二枚目。

流石ですね!やっぱりすごい!

と言うと

「いやいや、ウキが表現してくれるからですよ」

なんてリップサービスも一流の余裕ですw


更に追加し、僕が仕掛けを作るまでに三枚上げました。




「このウキ本当に凄い!」

菜'sウキは名手に太鼓判を押されました!

本当に凄いんです。

ウキトップを中空の物とグラスソリッドの物の太さと長さを変えて差し替えるだけでBから0までの浮力、感度、視認性が一瞬で調節できます!

「感度が良くてフグがかじる当たりまで明確にわかる」

「飛距離も充分出る」

「素晴らしいウキ」

棒ウキの名手にこう言わしめる棒ウキ、オーダーメイド販売もかなり安く作りますので希望者はお申し付け下さい。





team菜'sの人間には一本500円で作ってますが一般の方は浮力状況に応じたウキトップ数本セットで2000円で故障時の持ち込みなら修理サービスで浮力、色等をオーダーメイド作成しますよ!
ご興味ある方はお申し付け下さい!

菜's杯など、お店のイベントに参加頂いた方には希望があれば差し上げます!

なんかもう宣伝じみて本題から外れたので戻します。

僕も仕掛けを作って第一投!


と思ってたら矢吹さんが

「向こうにアドバイスに行ってきます!」

と次長と山本さんの方へ行くのでアドバイス聞きに第一投はせずについていく事に。


「いい場所を流してるからこの一投で釣れると思いますよ」

と山本さんにアドバイス。

「あ、なんかしもってますね。底を擦ってるかも知れないけどチヌかも知れないので合わせて見てください。」


乗ったwww

もう魔法使いみたいなレベルですよ!


なかなか普段聞けない名手の発言&釣り方をまとめます。

「皆さんラインメンディングは手前の糸だけやっているんですよ。僕は誘いをかなりかけるんで冬でもウキの根本から剥がす勢いでメンディングします。」

これに対して僕の質問

Q.
よく言われる暖かい時期は誘いは大きく、冬は小さくと言われますが矢吹さんは年中大きく誘うんですか?

A.
喰ってこないヤツもいるけどチヌは海に一匹じゃないじゃないですか。
食い気の無いやつはそもそも無視して食い気のあるヤツを釣るんです。

Q.
大きく誘いをかけたらコマセの筋から外れそうなイメージですがそこは大丈夫なんですか?

A.
しっかり馴染んでから誘えばそこまで外れないんで問題無いです。
そもそも同調なんて思ったよりしてない物なんですよ。
周辺のエリアのチヌの活性が上がれば少々外れても喰います。


凄く勉強になりました。
とにかくめちゃくちゃ誘いをかけるんですよ。

仕掛けは棒ウキ半誘導、G5を一発ぐらいでタナは6−7メートルでの話なんで条件が違うとまた違うかも知れません。

この後に次長がアタリが全然無くて潮が高くなり足場が少なくなり、移動する事にしました。

「あ、じゃあここどうぞ!僕そっちに行きます!」

矢吹さんがそっちへ移り、ちょっとしたらまたそこでチヌをかけてます。


もうね、凄すぎて色々ラクです。

矢吹さんが釣れてなかったら我々は釣れなくて当然の時間、矢吹さんが釣れたらチヌが喰う時間。

ぐらいみんな並んで場所も変えてやってますが圧倒的に釣ります。

僕もまぁちょこちょこは釣りましたが、遥かに及びません。

山本さんが矢吹さんに聞きました。

「最後かけたときに投げた直後に回収して何か付けた直後に釣れましたがなんだったんですか?」

「あれは馴染みが悪かったけど馴染んだら釣れそうと思ったからBのガン玉を追加したら馴染んだ瞬間釣れました。」

凄いですよね。
名手以外が言ったら「はいはい結果論!w」とかなるのに釣るべくして釣ってます!

結局型は出ないものの数はそれなりに釣ってめちゃくちゃ実りのある釣行になりました!