闇に佇みて -6ページ目

無題






何もかも





通り過ぎて
行く





何もかもが





目の前を


目の前を




私は

訪れる
姿を見て




去り行く

後ろ姿を
見る






私も
等しく



通り過ぎて



行く





日々の事




陽炎の中に
横たわる

蜉蝣を見た


翼はひび割れ

灼熱の陽射しに

都会の灰色に
塗り込められる


想い出の数は
数えられるほど
儚いのに


欲もないまま
呼吸が止まる



哀しみや苦しみ
なの


喜びや全う
なの


安らぎ

世の常




無表情で

時を我が物に
したような


その先の

風化する
当たり前な
普遍を


知るよしもない
蜉蝣の
しかばねから



陽炎がさり



穏やかに

夕映えが
闇を引く








生まれて生きて老いて死ぬ



人生は


切なくて


淋しくて


悲しいんだ




つづく…




人生は


淋しくて


切なくて


悲しいんだ




つづく…



人生は


悲しくて


淋しくて


切ないんだ



つづく…



人生は


淋しくて


悲しくて


切なくいんだ




つづく…


人生は


切なくて


悲しくて


淋しい…



つづく…




始まりが

終わりを
手に入れるまで




繰り返し




つづく…