日々の事
陽炎の中に
横たわる
蜉蝣を見た
翼はひび割れ
灼熱の陽射しに
都会の灰色に
塗り込められる
想い出の数は
数えられるほど
儚いのに
欲もないまま
呼吸が止まる
哀しみや苦しみ
なの
喜びや全う
なの
安らぎ
世の常
…
無表情で
時を我が物に
したような
その先の
風化する
当たり前な
普遍を
知るよしもない
蜉蝣の
しかばねから
陽炎がさり
穏やかに
夕映えが
闇を引く
生まれて生きて老いて死ぬ
人生は
切なくて
淋しくて
悲しいんだ
つづく…
人生は
淋しくて
切なくて
悲しいんだ
つづく…
人生は
悲しくて
淋しくて
切ないんだ
つづく…
人生は
淋しくて
悲しくて
切なくいんだ
つづく…
人生は
切なくて
悲しくて
淋しい…
つづく…
始まりが
終わりを
手に入れるまで
繰り返し
つづく…