闇に佇みて -19ページ目

地球人


様々な波が
遥か彼方から
打ち寄せる

今に
始まった
訳ではない

空に浮かんでいれは
最初から最後まで
のこと

だから何だと
言うことでもないし

知る必要もないような
こと


未確認飛行物体が
飛来する映像が
増えたらしい…


他星人との
交流が現実味を
帯びてきたらしい…


隠ぺい工作が
限界を迎え

人々の戸惑いも
ある程度
操作できた



真実を
伝えよう

今こそ


この星に住み着く
我々は


地球人で
あることを



一丸となれば
乗り切れるなんて



錯覚だけどね…



はなっから

駄目のための
あらすじ


ダメな

あぁ

ダメ


冷奴



冷奴のかけら

先細りな箸ですくおうと
したら

もっと小さなかけらに
なって
皿の中に落っこちた


そのかけらを
すくおうとしたら

もっともっと小さな
かけらになって
皿の中に落っこちた


もっともっと
小さくなったかけらを
すくおうとしたけど


無理だった


小さく小さくなった
かけらだけど

たくさんに増えたから


僕は喜べばいいの?


もう

先細りな箸では

すくえないけど…



皿の中の

粉々なかけらたち




神様の手




神様

苦しいです

千切れそうです


これ以上絞めないで

私の首を絞めないで


何度
殺せば気が済みますか


何度
生き返れば自由に
なれますか


神様の手は

いつも私の首を
握っている


望む世界は

あなたに握り潰され
続けるのですか




悲鳴を上げながら
すがれば

気付けば



私の首を絞め続けていた
神様の手は


よくよく見れば


己の

不甲斐なく

貧弱にして
傲慢な


涙を拭う気もない
両手であった