二枚貝の化石を発見!長男と恐竜博物館で化石発掘体験。 | 大工の休み時間

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三島建設の2代目大工が書く日記です。
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こんばんは。
化石を発掘しました。
2代目大工の三島です。

それは前回のラジオ体操の後のこと。

せっかく来た福井県勝山市。
時間もあるし観光していくことにしました。


勝山と言えば恐竜の町。

あちこちで恐竜が迎えてくれます。
写真の右奥。
木々の向こうに見えるドームが恐竜博物館。

ラジオ体操の後はあそこに行くのです。


名前は福井県立恐竜博物館。
なんと世界三大恐竜博物館の一つとのこと。



まぁ……3大とかココが勝手に言っているだけなんですけどね。





それでもすごい所には間違いありません。
ものすごい数の骨格標本。

ティラノサウルスでかい〜。


私の好きなユーオプロケファルスも。
背中の装甲がカッコよすぎ!
いつも写真を撮ってしまいます。


小学生の頃は恐竜博士と呼ばれていました。
大好きなのでここには何度も来ているのです。


でも意外に長男は興味がない。
ありゃま、残念。



しかし化石発掘体験があると聞くとニヤリ顔。
やりたいとワクワクしだしました。

どうやら体験型のイベントが好きなようです。



当日券がまだあったので購入。
フクイラプトル号でいざ発掘現場。
バスの中で色々な説明。

揺られること20分ほど。



山奥の発掘現場に到着です〜。

何の化石が出たかが表示されていました。
日本の恐竜のほとんどがココで産出。

貴重な所に来れました。
恐竜好きとしては感慨深いなぁ。

なお場所は一応非公開となっています。



発掘現場の対岸には小さな展示室。
ココでまた説明を受けると……

お待ちかねの発掘体験!


現場から掘り出された原石たち。
もちろん本物の白亜紀の石。
この中から化石を探すのです。


今日は新しい石を入れたばかりとのこと。

ラッキー!
いいタイミング。



早速探し始める長男と私。


石の表面に見える黒い光る場所。
植物の化石なんだそう。
光るのは炭化しているということなのかな。

コレを目印にすると他の化石も出ると言われました。



早速見つけては割ってみます。
が、なかなか割れない。
金槌難しいですもん。

よーし、大工の出番。
父ちゃんに任せろ!



えいやー!





あれ?

……意外に硬い。

私でもなかなか割れない。
石によって硬さにかなり差があります。


うーん、難しい。
思ったより苦戦。

なかなか見つかりません。

一つくらい見つけてあげたいなぁ。



なんとか……







ん?



あれ?

そう言えば原石を「今日入れた」って言ってたな。



うむむ。


よく見渡すと湿っている石と乾いている石。
今日入れたのが湿ってるやつ……だよなぁ。


ほほう。



……ニヤリ。

まだ表面に化石が出てるヤツ、あるんじゃないかな!

割るより早そうな気がします。
もうあまり時間もありません。



湿った石をひっくり返しまくり。

大きいのは時間かかるので無視。
こぶし大の湿った石のみ集中的に見ていきます。

右手で見ている間に左手で次の石をつかむ。
左手で見ている間に右手で次の石をつかむ。

効率最重視な作戦。

もはや発掘なのかよく分かりません。


化石出ろ〜!








そして時間も差し迫った頃ついに……





貝の化石発掘!!


……じゃなくて発見!!
やりました!
石割らない(ちょっとセコイ)作戦成功!

はっきり二枚貝と分かる化石。
案内の人にも状態が良いと言われた上物です。



嬉しい〜!




シュードヒリアという名前らしい。
一億二千万年の時を経てこの手に。
スッゴイなぁ。

本当に出てくるもんなんですね。







その後すぐに発掘体験は時間切れ。

実際の発掘時間は2、30分だったかな。
ギリギリ間に合いました。

良かった良かった。



帰りのバスに乗り込み始まりの恐竜博物館へ。

本物の化石が探せる貴重な体験。
やってみて良かったなぁ。

私もちょっと夢中になってしまいました。


長男の手にしっかりと握られた化石。
白亜紀という遠い昔が手の中にある不思議。

コイツもたしかに生きていたんだよなぁ。

そんな果てしない過去にロマンを感じてバスに揺られた勝山の恐竜博物館発掘体験だったのでした。










なおお値段は大人1200円、高校大学生1000円、小中学生600円、未就学児無料となっています(恐竜博物館の見学は別料金)
恐竜博物館へ行ったらぜひ体験してみて下さい。
オススメですよ!