大工の休み時間

大工の休み時間

三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。
今月で41歳になりました。
2代目大工の三島です。


今日の夕飯はいつもよりちょっと豪華。
私の誕生日を祝ってくれるそうなのです。

用意されたのは酢飯。


そしてお刺身。
わざわざ魚屋さんで買ってきてくれました。
ツヤツヤで美味しそう。


さぁて、コレで食べるのは手巻き寿司……






ではありません!


私のリクエスト。
今日は「握り寿司」なのです。

握り寿司は初挑戦。


よーし、とりあえずやってみるか。

酢飯を手に取る。

うーん、けっこうベタつくなぁ。
米粒がくっつきまくって握れません。

手を濡らして再挑戦。

酢飯をギュッと……。



うむむむ。
くっつかないけど綺麗にできない。

酢飯がラグビーボール形になってしまいます。



コネコネ苦労して形を整える。
刺身を乗せてなんとか完成。

こんな感じ……かな。

まぁまぁ寿司になってるか。

さっそく試食。
パクリと食べる。

うん。
なかなかいい感じじゃな〜い。


思ったよりずっとお寿司。
なかなかボリューミーで美味しい。


お次はマグロ。
ニギニギコネコネ。

へい、マグロ一丁〜。


でも握るたび手がベタベタ。
毎回手を洗わなければいけません。

手巻き寿司とは勝手が違う。
握りながら食べるのは無理なんだなぁ。


仕方ない。
とりあえずいくつか握るとするか。


整えるように形を作る。
握るという感じにはなりませんね。

酢飯としばしの格闘。
タコ、サーモン、玉子にイクラ。


へい、握りおまち〜。
なんとか8貫完成。
さ、いただきますか。



と、その前に……





ビールだ!

今日はこのビールにしようっと。


サッポロからサクラビール2020です。

裏には説明。

大正時代にできた九州初のビール工場。
そこで作られていたのがこのサクラビール。

30年ほど販売していたんだそう。

その歴史あるビールのレシピを読み込んで再現。
現代風にアレンジしたのがこのサクラビール2020というワケ。

面白い試みですよね。


大正2年というと西暦で1913年。
100年以上も前になるんだなぁ。


日清戦争、日露戦争と勝利し意気揚々。
北九州では製鉄や炭鉱が盛んに行われる。

そんな時代かな。


炭鉱や製鉄所で汗を流す。
家に帰って冷たいサクラビールをグイッとする。


はぁ〜そりゃいいなぁ。
想像しただけでも幸せそう。

ビールは働いた後が本当に美味しいですもん。

飾らない労働者のビール。
そんなイメージだなぁ。



ラベルは発売時と同じだそう。
なかなかハイカラなマークです。


原料は当時と同じなのかな?

ま、そこまでは分からない。
それにホップも麦芽も今と全然違うでしょうしね。


グラスに注いで飲もうっと。

見た目は今と変わらない。
ビールのビジュアルは完成された美しさです。


ではいただくとしますよ!
九州男子になった気分でいただきます〜。

まずは崩壊しそうなイクラから。
巻きが下手なのでポロポロ落ちる。

むむむ。
コレはイマイチだ。




でもビールは……


うん、うまい!


サラッとした口当たり。
少ない苦味。
スッキリしたのどごし。

あーアレに似てるな。
ベルギーで農作業の合間に飲むセゾンビール。

軽い口当たりでゴクゴク飲めるヤツ。

なるほどなぁ。

肉体労働の後はこういうのが好まれるんですね。
おいどん勉強になりました。



握り寿司を食べてビールを飲んで

今年もオツな誕生日やないですか。




長男、長女も頑張って寿司作り。
しかし4歳の次女が参戦し状況は一変。
あたりは水浸し米まみれ。


そうか……そうだよねぇ。



なんとか玉子の握りができたかな。

うーん。
ひどい形だ。

手づかみで食べているようにしか見えません。


娘の手を洗わせて、机を片付けて。
賑やかであわただしい誕生日。

ま、コレもまた幸せかな。


私も再び寿司作りを再開。

寿司を握ってビールを飲んで。
そんなあわただしい食卓を楽しんだ誕生日の握り寿司とサクラビール2020だったのでした。