2018年横田基地日米友好祭 C-2輸送機 C-5ギャラクシー CV-22オスプレイ | 高橋みさ子のブログ

高橋みさ子のブログ

趣味のウォーキングを通して出逢った町や自然を
写真とともに楽しくご紹介しています。宜しくお願いします。

テーマ:

(2018年横田基地日米友好祭 C-2輸送機 2018年9月15日撮影)

 

中東情勢が緊迫化を増している状況下、レバノンに滞在する邦人の国外退避に備えるため、2024年10月3日 航空自衛隊美保基地(鳥取県境港市)からC-2輸送機2機がヨルダンに向けて出発したというニュースを耳にしました。

 

C-2と言えば、2018年横田基地日米友好祭(2018年9月15日訪問)で貨物室を見学したことを思い出しました。

 

C-2は、長い航続距離と高速巡航を誇り空中受給も可能な国産機で、2024年現在 美保基地と入間基地(埼玉県狭山市)に合わせて十数機が配備されているそうです。

 

 

(C-2輸送機 貨物室)

 

2018年横田基地日米友好祭 C-2 貨物室内部の様子。老若男女大勢の見物人で賑わっていました。

 

友好祭は航空機ファンならずとも楽しめますね。

 

ちなみに、友好祭で展示されているこれらの航空機は、この日のために国内の方々の基地からわざわざ飛来したもので、友好祭が終われば帰って行きます。

 

 

(C-2 展示パネル)

 

C-2の貨物室座面に置かれた解説パネル。

 

翼幅 : 44.4m(145 ft 8in)

長さ : 43.9m(144 ft)

高さ : 14.2m(46 ft 7 in)

巡航速度 : 890 km/h (550mph)

最大離陸重量 : 141,400 kg(311.734 lbs)

最高高度 : 12,200 m(40,000 ft)

航続距離  9,800 km(6,100 ml)

単価 : $ 136,000,000

乗員 : 3人(操縦士2人、 ロードマスター1人)

最大積載量は 35,970kg(79,300 lbs)もしくは最大人員数 110人)

 

UH60JAヘリコプターを搭載できる大きさ。 IOC(初期作戦能力獲得) 2016年、現在航空自衛隊のみが運用。

C-2は、長距離航続・高速巡航の双発ターボファンエンジン中型輸送機。

同機は、防衛省が既存の輸送機が航空自衛隊のニーズを満たさないと結論したため、設計された。

現在、40機を製造する計画がある。

 

 

ちなみに、ロードマスターとは貨物室の専任スタッフのことだそうです。

こんな大きな航空機をたったの3人で操縦・運航するのですね。

 

また、一機あたりの値段は2024年10月4日付の為替レート 1ドル146円で計算すると 198億5600万円でした。

 

 

(中央 C-2輸送機)

 

中央がC-2。機体の後ろ側から貨物の出し入れをします。

 

どの機体も大きいですね。

 

 

(アメリカ空軍 C-5ギャラクシー輸送機)

 

ところで、上には上がいるもので、C-2の横にはアメリカ空軍の超大型長距離輸送機 C-5ギャラクシーが展示されていました。

 

化け物みたいな巨大な輸送機で、前も後ろも開く構造です。

 

戦車2台を運ぶことができ、こちらも貨物室を見学することができました。

 

 

(横田基地日米友好祭2018 オスプレイ デモ飛行 2018年9月15日撮影)

 

C-5を見学しているときにCV-22オスプレイのデモ飛行が行われましたので、C-5貨物室から撮影しました。

 

この日(2018年9月15日)初めて日本国内でオスプレイデモ飛行が披露され、ヘリコプターのような爆音もなく、蝶のようにヒラヒラと舞い、超低空でホバリングも水平回転もでき、忍者のように神出鬼没。

 

オスプレイがホバリングをしながら機首を少し下げて水平に戻す動作をすると「オスプレイが日本の皆さんにお辞儀をしています」と言う場内アナウンスがあり、とても印象に残りました。

 

 

(CV-22オスプレイ 操縦室)

 

オスプレイの内部の様子。操縦室も貨物室も見学できました。

 

 

(CV-22オスプレイ  貨物室の解説パネル)

 

解説パネルの記載内容です。

 

CV-22 オスプレイ

 

翼幅 : 11.6m (38 ft)

長さ : 17.5m (57 ft 4 in)

高さ : 6.3m (22 ft 1 in)

最大離陸重量 : 52,870 lbs   (垂直離陸)60,500 lbs (滑走しての離陸)

巡航速度 : 445 km/h (277mph)

航続距離 : 925 km (572 miles)

最高高度 : 7,620 m (25,000 ft)

単価 : $90,000,000

乗員 4人 : 操縦士、副操縦士、フライトエンジニア2人

兵員 24人(トゥループシート使用時)   

   32人(床使用時)または4,536kg(10,000lbs)の貨物を輸送可。

キャリバー50重機関銃搭載

 

CV-22オスプレイは転換式航空機と呼ばれ、ヘリコプターのように垂直離着陸およびホバリングが可能で、ターボプロップ機並みの距離、燃費、速度で飛行することが可能。

特殊運用部隊の任務を支援し、人道支援、自然災害救援など、広範囲に任務を担う。

 

 

(CV-22オスプレイ )

 

オスプレイの行列待ちの様子。間近で見ると大きいですね。

 

アメリカの隊員さんもあちらこちらにおられ、友好ムードに溢れていました。

 

 

 

横田基地に配備されたCV-22オスプレイ 。

 

ロープが張られた先は立ち入り禁止エリア。デモ飛行の準備中で、皆さん興味津々な様子です。

 

以上、友好祭のほんの一部をご紹介させて頂きました。

 

2018年以来訪問していませんが、また機会があれば足を運んでみたいものです。

 

(写真)横田基地日米友好祭2018   2018年9月15日撮影