炊き込みご飯、今日も。
今日も炊き込みご飯のお弁当でーす。
ちょっと洋風?かに缶とグリーンピースの洋風炊き込みごはん。こういうのピラフって言うのかな??
先週、最近はまっている「男子ごはん」(テレビ東京系列 ケンタロウさんと国分さんのお料理番組)というテレビ番組で紹介された、「シュウマイ」をつくったのですが(すご~くおいしくできました!自画自賛だけど 笑)、そのときに、海鮮シュウマイ(ほたて、えび、かに缶)であまったかに缶があったので、それを使って。
一応、レシピ♪
・白米 4合
・発芽玄米 1合
・かに缶 半分(余りなので)
・グリーンピース缶詰
・ブイヨンスープ(マギーブイヨン使いました。分量てきとう・・・)
・塩 少々・・・2つまみぐらいかな。
・こしょう 少々だけど、ちょい多目。塩の3倍ぐらい。
これで、5:00炊きあがりのタイマーセット。
かに缶は、もう少し多い方が、「かに感」が増していいかもですね。でも、高いから・・・。炒り卵を加えても彩りもよくなるし、かに玉っぽくなっておいしかったかも。海鮮シュウマイは気に入ったのでまた作ると思うので、次は炒り卵も加えてみましょう。
ちなみにお弁当のほかのメニューは以下のとおり。
・秋刀魚の塩焼き
・もやし炒め卵とじ
・アスパラとえびのマリネ(このえびも、シュウマイの残りですね)
先週から、「や○やの十六雑穀米」をやめて、「巨大発芽玄米 」というのを加えてご飯を炊いていますが、これは以前仕事でお世話になった社長さんから、高血圧とかダイエットとかにいいよ、と試供品をもらって気に入って取り入れたもの。「ギャバ」と呼ばれる成分が効くそうで、社長さんにはとてもお世話になっているので、家族で1ヶ月ぐらい食べて、お礼に体調変化をレポートしようかな、と(宣伝に役立つかもしれないし)。
私自身の健康管理が目的ではじめたのですが、「高血圧に効く」と聞いてしまうと、血圧安定剤を毎日飲んでいる母の効果が知りたくて、私の「レコーディング魂」がウズウズしてきてしまいました・・・。
というわけで、アマゾンで血圧測定機、買っちゃった!
あとは毎日計測して、数値を私に報告するように、母をその気にさせるだけ・・・。
さて、策を練ってみましょう。
目指すは、今年の健康診断での「血圧数値 異常なし」診断!(なぜか、やる気むくむく 笑)
春のごはん。
京都は宮津で自然農法で野菜づくりをしている、Roots Farmさんから3月のベジボ(ベジタブルボックス)が届きました。今回は、菜の花やよもぎなどの野草が加わって、春の香り漂うボックスでした。
というわけで、よもぎと静岡の春の訪れのシンボル、桜海老(・・・といっても乾物なので新物ではないですが)で、炊き込みご飯をつくってお弁当にしました。
一応、レシピ♪
・白米 3合
・発芽玄米 1合
・水 3合分の分量
・お酒、しょうゆ、みりん 1合分の分量(割合は適当です)
・よもぎ 100gぐらい?
・桜海老 30gぐらい?
あとは5:00炊きあがりにタイマーセットしてできあがり~。
よもぎの粘り気がちょっと出て、桜海老の香りがして、おいしいご飯ができました。
春ですね~。
あ、ちなみに他のおかずは以下のとおり。
・焼き鮭
・小松菜といかのオイスターソース炒め(しょうが風味)
・菜の花のおひたし
以前はお昼のお弁当1回切りだった米飯食が、最近、朝食に一膳、夕食に一膳と米飯食が増えたので、最近、炊き込みご飯レシピを研究中です。
というわけで、よもぎと静岡の春の訪れのシンボル、桜海老(・・・といっても乾物なので新物ではないですが)で、炊き込みご飯をつくってお弁当にしました。
一応、レシピ♪
・白米 3合
・発芽玄米 1合
・水 3合分の分量
・お酒、しょうゆ、みりん 1合分の分量(割合は適当です)
・よもぎ 100gぐらい?
・桜海老 30gぐらい?
あとは5:00炊きあがりにタイマーセットしてできあがり~。
よもぎの粘り気がちょっと出て、桜海老の香りがして、おいしいご飯ができました。
春ですね~。
あ、ちなみに他のおかずは以下のとおり。
・焼き鮭
・小松菜といかのオイスターソース炒め(しょうが風味)
・菜の花のおひたし
以前はお昼のお弁当1回切りだった米飯食が、最近、朝食に一膳、夕食に一膳と米飯食が増えたので、最近、炊き込みご飯レシピを研究中です。
メモ読。
人を動かす
デール・カーネギー 山口博 訳(創元社)
自己啓発本の古典、カーネギーの「人を動かす」を読みました。
会社の仲間が、「大学生の頃にこれを読んで、自分は考えがガラっと変わった」と言っていて、37歳にもなって読んでいないのはもったいないかも、と思い、「道は開ける」とセットで購入。
今回、こういう本にしてははじめてのことですが、2回連続で読みました。
1回目は、気に入ったフレーズをちょこちょこっといつものレコーディングノートにメモしながら。
2回目は、下の写真のように、さらに気に入ったフレーズにマーカー&メモをしつつ、インデックスや付箋もつけて。
なぜこういう読み方をしたかというと、カーネギーさんのこの本は、過去に行ったセミナーで、カーネギーさんが、「こういうことがあったんですよ」と偉人や一般の人の経験談を事例として話すことが、だんだんと数が増えていって本となったものなので、どこからでも読めるという利点もある代わりに、自分にとってはココが参考になった!という事柄がところどこに散らばって出てくるため、『もう一度』というときに、検索性がほしくなったからです。
さらに、自分なりの解釈(自分のおかれている立場や今かかえている改善したい事柄などにあてはめて、「こうやってみたらいいんじゃないの?」というアイディアメモも書き加えたりしていますが、書くことでより自分の中に入ってくる感覚がありましたね。この読み方は、ながら読みができないのでじっくり取り組む必要があり、それがなおさら理解を深めているのかもしれません。
いつもは、気になったフレーズを抜粋するがのですが、今回はせっかくなので、抜粋はせずに、私が書きこんだメモを紹介しようと思います。私を知る近しい人で、勘の鋭い人が読めば、何についてのメモなのか、ぴんとくるかもしれませんね~。コメント欄で指摘したりしないようにお願いします(笑)
(私が書きこんだメモの一部)
・変えられるのは自分だけ。他人が自分の思い通りになるわけがない。
・1日に10分、他人の長所を思い出し、考え、書き出してみる。そこを見つめる。
・何か成そうと思ったら、「したくなる気持」を相手に起こさせる方法を考える。
・動作が感情を左右する。無理にでも笑えば、感情は笑顔につられる。
・思えば通じる、心がけたことは行動する。
・話を聞くときは自分の仕事の手を止めて相手の目を見て聞く。
・相手の間違いを指摘しても、いいことなんか何にもない。
・反対意見に感謝する。私の新境地を開いてくれる金言。
・「いつのまにかおまえの望みどおりになってしまったよ」と何年も後に相手が笑って言ってくれることが、最高の勝ち方。
・お礼を感謝を伝える。さらに活躍の場を与える。それには追加の報酬を約束する。そうすれば、相手は自分を重要視してくれているということを感じ、期待されていることを心地よく思い、期待に応えようとより努力してくれる。報酬の約束は相手の自尊心を満たし、お金に変えられない満足感を与えることになる。
・好意の出し惜しみに何のメリットがある?やさしくすれば相手もやさしくなる。相手は自分の鏡。
時間はかかりますが、得るものは多いですね。「メモ読」。
デール・カーネギー 山口博 訳(創元社)
自己啓発本の古典、カーネギーの「人を動かす」を読みました。
会社の仲間が、「大学生の頃にこれを読んで、自分は考えがガラっと変わった」と言っていて、37歳にもなって読んでいないのはもったいないかも、と思い、「道は開ける」とセットで購入。
今回、こういう本にしてははじめてのことですが、2回連続で読みました。
1回目は、気に入ったフレーズをちょこちょこっといつものレコーディングノートにメモしながら。
2回目は、下の写真のように、さらに気に入ったフレーズにマーカー&メモをしつつ、インデックスや付箋もつけて。
なぜこういう読み方をしたかというと、カーネギーさんのこの本は、過去に行ったセミナーで、カーネギーさんが、「こういうことがあったんですよ」と偉人や一般の人の経験談を事例として話すことが、だんだんと数が増えていって本となったものなので、どこからでも読めるという利点もある代わりに、自分にとってはココが参考になった!という事柄がところどこに散らばって出てくるため、『もう一度』というときに、検索性がほしくなったからです。
さらに、自分なりの解釈(自分のおかれている立場や今かかえている改善したい事柄などにあてはめて、「こうやってみたらいいんじゃないの?」というアイディアメモも書き加えたりしていますが、書くことでより自分の中に入ってくる感覚がありましたね。この読み方は、ながら読みができないのでじっくり取り組む必要があり、それがなおさら理解を深めているのかもしれません。
いつもは、気になったフレーズを抜粋するがのですが、今回はせっかくなので、抜粋はせずに、私が書きこんだメモを紹介しようと思います。私を知る近しい人で、勘の鋭い人が読めば、何についてのメモなのか、ぴんとくるかもしれませんね~。コメント欄で指摘したりしないようにお願いします(笑)
(私が書きこんだメモの一部)
・変えられるのは自分だけ。他人が自分の思い通りになるわけがない。
・1日に10分、他人の長所を思い出し、考え、書き出してみる。そこを見つめる。
・何か成そうと思ったら、「したくなる気持」を相手に起こさせる方法を考える。
・動作が感情を左右する。無理にでも笑えば、感情は笑顔につられる。
・思えば通じる、心がけたことは行動する。
・話を聞くときは自分の仕事の手を止めて相手の目を見て聞く。
・相手の間違いを指摘しても、いいことなんか何にもない。
・反対意見に感謝する。私の新境地を開いてくれる金言。
・「いつのまにかおまえの望みどおりになってしまったよ」と何年も後に相手が笑って言ってくれることが、最高の勝ち方。
・お礼を感謝を伝える。さらに活躍の場を与える。それには追加の報酬を約束する。そうすれば、相手は自分を重要視してくれているということを感じ、期待されていることを心地よく思い、期待に応えようとより努力してくれる。報酬の約束は相手の自尊心を満たし、お金に変えられない満足感を与えることになる。
・好意の出し惜しみに何のメリットがある?やさしくすれば相手もやさしくなる。相手は自分の鏡。
時間はかかりますが、得るものは多いですね。「メモ読」。
カッコイイイ!
あまり時事ネタは書かないのですが、昨夜の長谷川穂積選手の防衛戦、かっこよかったですね。1ラウンドTKOという勝ち方はもちろんですが、その後のインタビューでの受け答えなど、淡々とした対応がさらにかっこいい。
8連続防衛が歴代3位タイという栄誉ですが、と尋ねられて・・・
「記録は意識してなかったんで、結果、そうなったということととらえてます。僕の目標は、もっともっと強くなることなので、そのためにも練習をがんばりたい」(大意)
カッコイイ!
1ラウンドTKOというスピード勝利について尋ねられて・・・
「僕も一生懸命練習してきたんで、もっと長くやっていろいろ試したかったんですけど。ほんま、すんません。自分の倒したいと思うラウンドで(計画的に)倒せるぐらい、もっと強くなるようにがんばります」(大意)
カッコイイイイイ!!
1ラウンドTKOなんて結果だと、普通は「相手が弱すぎたんで」なんて言って笑いをとったりしたくなっちゃうもんですよね。でも、それを長谷川穂積選手は、自分の力が足りなかったので、倒せると思ったときに一気に倒しにいった・・・つまり、もっと強くなれば、パワーセーブして何ラウンドか流してみんなを(地元の神戸開催だし)楽しませることができたと言ってるんですね。
私が起業の時に父親から送られた言葉「四耐四不」(したいしふ)を思い出しました。
「四耐」――耐冷・耐苦・耐煩・耐閑
「四不」――不激・不躁・不競・不随
耐冷⇒人生の冷たさに耐え、
耐苦⇒人生の苦しみに耐え、
耐煩⇒人生の煩わしさに耐え、
耐閑⇒人生の閑(ひま)に耐え、
不激⇒決して興奮せず、
不躁⇒はしゃがず、
不競⇒人と競わず、
不随⇒したがわず、
大事を成すべし。
私はよいことがあれば、大騒ぎをして喜ぶし(はしゃぎすぎ)、悲しいことがあればうらみつらみを言って憂さを晴らそうとするし、痛いこと苦しいことは大げさにいやがるという性格なので、個人の性質としてはしかたがないとしても、会社を経営していく立場に立つのなら、それは直さなければならないよ、と、この言葉を送ってくれたのだと思います。
この言葉を教えてもらってから、誰もが賞賛する最高の栄誉を得た人が、はしゃがずに淡々と受け止めているのを観ると、ものっすごく尊敬します。昨日の長谷川穂積選手は、まさにそうでした。きっと今日も(雨ですが)、このあたりをロードワークしているんだろうなぁ。
チャンプ、かなりカッコイイです。
8連続防衛が歴代3位タイという栄誉ですが、と尋ねられて・・・
「記録は意識してなかったんで、結果、そうなったということととらえてます。僕の目標は、もっともっと強くなることなので、そのためにも練習をがんばりたい」(大意)
カッコイイ!
1ラウンドTKOというスピード勝利について尋ねられて・・・
「僕も一生懸命練習してきたんで、もっと長くやっていろいろ試したかったんですけど。ほんま、すんません。自分の倒したいと思うラウンドで(計画的に)倒せるぐらい、もっと強くなるようにがんばります」(大意)
カッコイイイイイ!!
1ラウンドTKOなんて結果だと、普通は「相手が弱すぎたんで」なんて言って笑いをとったりしたくなっちゃうもんですよね。でも、それを長谷川穂積選手は、自分の力が足りなかったので、倒せると思ったときに一気に倒しにいった・・・つまり、もっと強くなれば、パワーセーブして何ラウンドか流してみんなを(地元の神戸開催だし)楽しませることができたと言ってるんですね。
私が起業の時に父親から送られた言葉「四耐四不」(したいしふ)を思い出しました。
「四耐」――耐冷・耐苦・耐煩・耐閑
「四不」――不激・不躁・不競・不随
耐冷⇒人生の冷たさに耐え、
耐苦⇒人生の苦しみに耐え、
耐煩⇒人生の煩わしさに耐え、
耐閑⇒人生の閑(ひま)に耐え、
不激⇒決して興奮せず、
不躁⇒はしゃがず、
不競⇒人と競わず、
不随⇒したがわず、
大事を成すべし。
私はよいことがあれば、大騒ぎをして喜ぶし(はしゃぎすぎ)、悲しいことがあればうらみつらみを言って憂さを晴らそうとするし、痛いこと苦しいことは大げさにいやがるという性格なので、個人の性質としてはしかたがないとしても、会社を経営していく立場に立つのなら、それは直さなければならないよ、と、この言葉を送ってくれたのだと思います。
この言葉を教えてもらってから、誰もが賞賛する最高の栄誉を得た人が、はしゃがずに淡々と受け止めているのを観ると、ものっすごく尊敬します。昨日の長谷川穂積選手は、まさにそうでした。きっと今日も(雨ですが)、このあたりをロードワークしているんだろうなぁ。
チャンプ、かなりカッコイイです。
言葉をつないでいく職業。
お腹召しませ
浅田次郎(中公文庫)
現代に生きる作中作者が、幼少の頃に祖父から聞いた語りを記憶を頼りに物語りにまとめるという手法でまとめられた短編集。幕末に生きるお侍さんたちの、これまたあまりスポットのあたらない地味で庶民的な事件が題材として取り上げられており面白い。浅田次郎はやはり、庶民を描かせたら天下一品!セリフが本当に、いい!
作品と同じぐらい、今回印象に残ったのは浅田次郎が残したあとがきだ。自分は、史実が好きで小説が好きなので、時代小説は嫌いだ、と言っている。歴史に忠実であればあるほど、面白み(脚色)は控えねばならなくなるので小説としての完成度は上げられれないし、かといって、小説だからと開き直って脚色し過ぎてしまうのは、史実とかけ離れてしまい歴史に対して誠実でないと。だから、史実をベースにまとめた時代小説は嫌いだと言っている。
あれれ、浅田さん、時代小説書いているよね、と思うと、こう続く。
小説家というのは、「言葉」をつないでいく職業である、と。昔昔の日本人が使っていた言葉、廃れてしまった美しい言葉、それを、時代小説という不誠実なやり方を用いてでも、伝えつなぐことが私の役割なのだと。
なるほど。
軽くひねくれた感じはあるけれど、浅田さん、時代小説が大好きなんでしょうね。
けれど浅田さん、その役割はきわめて忠実に果たしてらっしゃると思う。私は浅田次郎の本を読むと声に出して読みたくなる。節をつけて、お侍気分になって、町娘の気分になって、船頭の気分になって、夜鷹の気分になって、朗々と読み上げたくなる(実際、お風呂ではそうして声に出して読んだりしている)。すると、言葉だけでなく、その当時の人々の気持とか、大切にしているものとか、そういうものまで、身体に染み入ってくる感じがするのだ、それが好き。
これからも、歴史にたいしては不誠実な、小説としてエンタテイメント性に優れた時代小説を書いてほしい。私も声に出して読んで聞かせて、浅田さんの果たしてらっしゃる役割を、読む人として担っていきますから。
大好きな小説。
長いお別れ
レイモンド・チャンドラー 清水俊二訳(早川書房)
確かはじめて読んだのは、23歳ぐらいのとき。
それから、何度再読したかわからないぐらい、大好きな本。
昨日の晩に何度目かの再読を終えたけど、やっぱりいいなぁ。
訳者の清水俊二さんのあとがきも好きだ。
チャンドラーが大好きで、遺作(「プレイバック」)を訳し終わってしまったことをとても悲しんでいる様子がよくわかる。訳者あとがきが収録されていることも珍しいことだし、訳者あとがきを読んで涙がにじむのも珍しいと思う。
私は映画も本も、気に入ったものを繰り返し読んだり観たりする癖があるのだが、本で再読を繰り返しているのはこの3本。
「長いお別れ」(レイモンド・チャンドラー)
「ガープの世界」(ジョン・アーヴィング)
「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」(村上春樹)
これら3本(ガープと世界は上下巻あるので5冊)は、常にベッドサイドやお風呂場(バスタイム読書派です)に置いてあり、読みたいときに常にどれかを読みすすめている感じ。当たり前だけど、すでにストーリーも結末もすべて知り尽くしているので、なんで読みたくなるのかな~と我がことながら不思議だったのだが、今回、ちょっとその理由がわかった気がする。
この三作に共通する私の好きな部分は、細かい情景描写が多い点だ。ひとつひとつの所作を細かく描写することが、物語をしっかりとしたものにする、というふうに、3人とも思っているんじゃないかな~と思う。「長いお別れ」で好きなのは、マーロウがテリーを偲んでコーヒーを入れるシーンだ。お湯をわかす。カップを温める。コーヒーをゆっくりと点てる。カップに注ぐ。ウイスキーをたらす。煙草に火を着けて、灰皿に置く。もう1本火をつけて、自分で吸う。コーヒーの湯気と煙草の煙が立ち昇る様子を眺める。やがて煙も湯気も消える・・・。こうした一連の動作をひとつひとつ細かく書いている。そうすることによって、マーロウがテリーのことを深く思い、ひとつひとつの動作をたいせつに、ひとつひとつの動作にテリーを思っているような感じが伝わってくる。そんな気がするのだ。
たぶんこれからも何度も再読を繰り返す本だと思うが、そういえば、村上春樹さん訳の「ロング・グッドバイ」を買ったまま読んでいないことを思い出した!次はこれを読んでみよう。清水俊二さん訳のものに取って代わるかどうか・・・??比較して読むのも楽しそうである。
そろそろこのへんで。
インテリジェンス人間論
佐藤優(新潮社)
手持ちの佐藤優さん本は、これですべて読了。
まだ興味深い本は残っているし、出版社もご本人も、ますます精力的に本を出されるみたいだけど、佐藤優さん本は、しばらくはいいかな。本書も佐藤優さんの博学ぶりと、独自の目線で捉えた解釈がおもしろく、特に小渕さん、橋本さん、森さんといった、マスコミで大々的にその人柄や政治家ぶりを報道された方々の人物論は、私たちが一般的な報道を通じて知るものとは違った一面を知ることができ、興味深い。
だが、やはり「獄中記」がベストだ。
他の本を乱読するのなら、もう一度「獄中記」を読みたいと思う。なぜなら、佐藤優さんの目を通じて紹介される様々な事柄(本書のような人物論、国家論、政治論、歴史観等々)は、すべて「獄中記」の中で佐藤優さんが読み、解説してくれた過去の書物や、その書物について手紙で友人に語った事柄が発端となっていると思うからだ。新しい佐藤優さん論を知ることよりも、まずはその基本となるものをもっと深く知る(理解する)ことのほうが、世の中のことがよくわかるようになるような気がする。
たとえば今、西松建設の収賄事件で、小沢一郎さんなど民主党筋から「国策捜査だ」という発言が出ているが、この言葉そのものを世間にしらしめた佐藤優さんは今回の逮捕(秘書の)についてどう見ているか?というのは確かに気になるところだ。だが、その発言をたとえ知らなくとも、「獄中記」に書かれていることをよく読み理解することができれば、彼の考えの根っこにあるものを理解することができ、同じような解を自ら出すことができるのではないかと思う。
・・・というわけで、佐藤優さん本はしばらくお休み。
しばらく、小説の方にいこうかな。
悪口ばっかり。
就活のバカヤロー
企業・大学・学生が演じる茶番劇
石渡嶺司 大沢仁(光文社新書)
「大学生の定期採用」というのは、日本に独特の習慣だそうです。
メリットは、一括で採用するから教育しやすく、会社の風土に合った人材に育てやすいし、大勢の同期入社ができるから、仲間意識が生まれて離職しにくい。人員配置計画の立案も実際の配属もまとめてできるから、人事側も現場側も効率的・・・といったところでしょうか。
でも、このシステムが便利に生きるのは、「終身雇用」と「年功序列」があってこそ。このふたつがなくなったことで、企業は本当は、もっともっと細かい枠をいくつもつくって、「募集」も、「採用」も、「人員配置」も、「教育」も行う必要がでてきています。でも、まだそうなっていません。今は過渡期かもしれませんが、大学生の一括採用が依然として残っているのは、卵でもありニワトリでもあるのでしょう
この本は、こうした「日本独自の大学生の定期(一括)採用」という、現代に合わなくなってしまったのにシステムだけは維持されてしまっていることによって起きている「悲劇」を、まるで「喜劇」のようにおもしろがっている本です。
悲劇の主人公たちは・・・。
●大学生
やっと大学生!と思ったら入学と同時に始まる進路設計、3年の夏にはリクルートスーツ。
●企業(人事の採用担当)
採用人員(配置)計画も立てられない時期から、予算だけは確保しなくちゃならない採用活動。
●大学(進路指導)
教育機関に徹底したいのに、入試広報で高就職率をうたわないと生徒が集まらなく、就職斡旋機関?
・・・といったところでしょうか。
もうひとつの登場人物である、
「就職情報会社」
は、本書のなかではもっとも加害者的な扱われ方をしています。
が、長期的にみると・・・もし変革がおきたら・・・、彼らのビジネスモデルそのものが瓦解して消滅してしまうので、被害は甚大かもしれません。
「当世就職事情」というものを多少なりとも知っている人や、当事者や家族や関係者の方々にとっては、何も新しい発見はありません。著者は、壁の向こう側から全員に対して「悪口」を言って知らん振りしているようなものなので、読んでもあまりいい気分にはならないでしょう。
第5章の「マッチポンプで儲ける就職情報会社」を読むと、ちょっと溜飲が下がる思いはするでしょう。でも、これも悪口が書いてあるだけなので、何の足しにもなりません。
・・・と、ヤなことばかりを書いてしまうのも何なので、参考になった箇所を抜粋しておきます。
どんな本も、読んだことでの発見はあります。
役に立つフレーズは手に入れられるのです。
ちょこっとは。
(大意)
●無意識下の就職活動で差が付く。
無意識下の就職活動をしている慶応、芝浦工大、豊田工業大、金沢工業大、東京海洋大・・・。もともと社会人の学生が多かったり、卒業生がしょっちゅう出入りしていたり、ゼミで学外活動が多かったりする大学の学生は、大学という閉じられた空間で同年代、同価値の学生同士だけで過ごした学生に比べ、「社会経験」を早めに経験しているので、一斉スタートする就職活動初期では抜きん出て優秀に見える。
これなどは、大学生にとっては役に立つ情報でしょう。
慶応大学に入りましょう、ということではなくて、1年生、2年生の頃から、大学生以外の人たちとの接点を増やせばいいのです。手っ取り早いのはアルバイトでしょう。それも、「同年代のバイトが多くて楽しい!」というのではなく、世代の違ういろんな人と接することができるアルバイトをすることですね。
京都新聞に。
かねてより応援しているROOTS FARMの今枝くんが、地元の京都新聞に取り上げられました。カラー写真付き。やりますね。
(以下、転載)
京都新聞(2009/2/19 朝刊)
北部発 レッツスタート 新ふるさとライフ
自然農法を追求
経験重ね土と向き合う
畑には、雑草なのか作物なのか、わからないほど多様な植物が雑然と生えている。「この白菜、おいしいですよ」。栽培した今枝竜一さん(31)がむしりとって差し出してくれた。今枝さんは、農薬や肥料を一切使わない自然農法に取り組んでいる。
宮津市と舞鶴市の酒井にそびえる由良が岳(標高640メートル)のふもと、宮津市由良地区。今枝さんは昨年、高島市から妻の千賀子さん(27)の実家がある宮津市に移り住んだ。開墾した約40アールの畑を「Roots Farm」と名づけ、ニンジンやジャガイモなどを作る。
今枝さんは二十歳から農業法人を転々とし、国内だけでなく、ニュージーランドでも修業。農薬を大量に使う農業に疑問を感じ、無農薬にこだわり始めた。畑では肥料代わりになるというレンゲも栽培。「本当にこの方法があっているのか」と試行錯誤しながら取り入れている。
それでm、想いを込めた野菜は好評だ。販売価格は「市価の三倍から五倍ほど」だが、大阪や奈良、神戸のレストランへ出荷する。地元のシェフも畑を訪れ、その場で野菜をかじって「衝撃を受けた」と、サラダの新鮮素材として活用する。
一方で、自然をそのまま生かした畑づくりは難しく、リスクも大きい。「水菜や小松菜の畑は大失敗でした」。今枝さんは修業に入る前、無農薬農法に挑んだことがあるが、あえなく失敗した。
「まずは、家庭菜園レベルでの農業や農家を手伝うなど経験を積むことが大切」と言う。「それでも、自然相手の農業は楽しい」。すがすがしく、土と向き合う。
(以下、転載)
京都新聞(2009/2/19 朝刊)
北部発 レッツスタート 新ふるさとライフ
自然農法を追求
経験重ね土と向き合う
畑には、雑草なのか作物なのか、わからないほど多様な植物が雑然と生えている。「この白菜、おいしいですよ」。栽培した今枝竜一さん(31)がむしりとって差し出してくれた。今枝さんは、農薬や肥料を一切使わない自然農法に取り組んでいる。
宮津市と舞鶴市の酒井にそびえる由良が岳(標高640メートル)のふもと、宮津市由良地区。今枝さんは昨年、高島市から妻の千賀子さん(27)の実家がある宮津市に移り住んだ。開墾した約40アールの畑を「Roots Farm」と名づけ、ニンジンやジャガイモなどを作る。
今枝さんは二十歳から農業法人を転々とし、国内だけでなく、ニュージーランドでも修業。農薬を大量に使う農業に疑問を感じ、無農薬にこだわり始めた。畑では肥料代わりになるというレンゲも栽培。「本当にこの方法があっているのか」と試行錯誤しながら取り入れている。
それでm、想いを込めた野菜は好評だ。販売価格は「市価の三倍から五倍ほど」だが、大阪や奈良、神戸のレストランへ出荷する。地元のシェフも畑を訪れ、その場で野菜をかじって「衝撃を受けた」と、サラダの新鮮素材として活用する。
一方で、自然をそのまま生かした畑づくりは難しく、リスクも大きい。「水菜や小松菜の畑は大失敗でした」。今枝さんは修業に入る前、無農薬農法に挑んだことがあるが、あえなく失敗した。
「まずは、家庭菜園レベルでの農業や農家を手伝うなど経験を積むことが大切」と言う。「それでも、自然相手の農業は楽しい」。すがすがしく、土と向き合う。









